Ça m'étonneraitは仏和辞典を引くと「まさか」と出てくるわね。意味としてはそれでいいけど、細かく考えると「もしそんなことがあるとしたら私は驚いてしまうだろう」ということよ。これは条件法が反実仮想を意味する好例で、実現可能性がきわめて低いことを云っているわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 15 octobre 2018
「人権」はdroits de l'hommeで「男権」とも読めるので、1789年の「人権宣言」のたった二年後にオランプ・ド・グージュが「女権宣言」(Déclaration des droits de la femme et de la citoyenne)を書いているわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 16 octobre 2018
「明日の朝授業がある」をJ'ai cours demain matinとよく云うわね。どうしてここに冠詞がつかないのか不思議だけど、非常によく聞く表現です。Il y a coursとも云うけど、il y aの場合は後続の名詞に冠詞がつかない表現が珍しくないわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 17 octobre 2018
Fin de non-recevoirは法律用語で「不受理」という意味だけど、日常語でも「拒否」の意味で使われるわよ。気取った(あるいはふざけた)言い方で、法律用語の意味が「内容を吟味することなく請求者に請求権がないとして却下すること」なので、「門前払い」の意味で用いるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 18 octobre 2018
Je m'en fousは「どうでもいい」という意味だけど、全てがどうでもいいと思っている人のことをje-m'en-foutisteというわよ。また、À quoi bon ?は「そんなことをして何の意味があるの?」という意味で、aquoibonisteは常にそういう態度の人ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 19 octobre 2018
サウジアラビアの国名はフランス語でArabie saouditeで、このsaouditeという形容詞(女性形)はこの国名以外には使われないわよ。サウジアラビア人のことはSaoudien(ne)といいます。中にはArabeという単語が軽蔑的だと思う人もいるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 20 octobre 2018
【私が好きな仏単語】Posthume 「死後の」(adj.) >ラテン語のpostumusから来ていて、Hはhumus(土)、humare(埋める)などの他のラテン語の単語との類推から紛れ込んだ。Roman posthumeは「作者の死後発表の小説」。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 21 octobre 2018
【今週の一曲】Radio Elvis – Ces garçons-là (2018) https://t.co/zbgrVCbS7r
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 15 octobre 2018
Alexis HK – Comme un ours (2018) https://t.co/Sbvrd8yTBg アレクシ・HK(アシュカ)は1974年生まれ、1997年デビューのシンガーソングライター。「熊のように」という題名が示すように、一人で制作したアルバムのタイトル曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 15 octobre 2018
Gérard Palaplat – Fais-moi un signe (1971) https://t.co/Qb9qWoC3Vs ジェラール・パラプラ(1950-2017)の最初のヒット曲。髭面で老けて見えるが当時21歳。どことなくジョージ・ハリソンの「マイ・スイート・ロード」風。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 16 octobre 2018
PalaplatじゃなくてPalapratです。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 17 octobre 2018
Manset – On nous ment (2018) https://t.co/nus8zZ0Mdp ジェラール・マンセは1947年生まれのベテラン歌手で、フランスではカルト的な人気がある。一貫してコンセプトアルバムを出し続ける頑固な職人のような存在だ。22枚目のアルバムから。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 17 octobre 2018
Vaudou Game – Anniversaire (2018) https://t.co/yQy9UJ2EPo ヴォードゥー・ゲームはトーゴのアフロファンクグループだが、3枚目のアルバムOtodiは30年前に閉鎖された首都ロメのオトディスタジオの70年代のアナログ機材で録音された。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 18 octobre 2018
Wallis Franken – Étrange affaire (1985) https://t.co/oP97JnpgUh ワリス・フランケンはドイツ系アメリカ人モデルだがフランスで活動した。マイク・オールドフィールドの「フォーリン・アフェアー」のカヴァーは唯一のヒット曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 19 octobre 2018
Bon Voyage Organisation – Géographie (2016) https://t.co/MmY1ppiKXG 昨今のフランスのディスコリヴァイヴァルの中でいちばん面白いのが、ボン・ヴォワヤージュ・オルガニザシオン。デビューアルバムの前に出たEPの収録曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 20 octobre 2018
Palatine – Baton Rouge https://t.co/7KlqfU3N2u パラティーヌは哀愁に満ちたオルタナティヴカントリーを演奏するグループ。2018年発表のデビューアルバムの収録曲。これは英語の歌だが、一部フランス語で歌っている。題名は米国の地名。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 21 octobre 2018