「吊るす」という動詞はpendreで現在分詞がpendantだけど、「ペンダント」の綴りはpendentifで*pendantifではないことに注意が必要ね。「耳飾り」のことはpendant d'oreilleといいます。耳飾りのように対になっているものもpendantよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 15 avril 2019
フランス語の正書法の特徴の一つにトレデュニオン(ハイフン)の多用があるけど、この記号のフランス語における最初の使用の痕跡は1530年のロベール・エチエンヌの印刷物に見られるとされているわ。エチエンヌはフランソワ1世の時代の人で、初代のフランス王室御用達の印刷工だった人よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 16 avril 2019
Cap ou pas cap ?は子供がよく使う表現で、「君にはこれができる?それともできない?」という挑戦のことばよ。このcapはcapableの省略ね。T'es même pas capというと「できもしないくせに」という感じね。これは形容詞だけど、語形は不変化です。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 17 avril 2019
Zizanieは「マコモ」というイネ科の植物のことだけど、日常語ではsemer la zizanieという表現だけを使うわよ。Zizanieはマタイ福音書の「毒麦(ivraie)のたとえ」(13-25)の毒麦と同一視され、この表現は「不和の種をまく」という意味で使います。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 18 avril 2019
フランス語から英語になった単語が英語化された語形でフランス語に入ってくる場合もあるわよ。Tenez !が英語でtennisになってフランス語に再輸入された例が有名だけど、同様のものにはentrevue↔interviewやétiquette↔ticketなどがあるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 19 avril 2019
時代の流れによって、これまではあまり使われなかった単語を頻繁に目にするようになることがあるわね。「インフルエンサー」ということばが最近よく使われるけど、フランス語では以前使用頻度が低かったinfluenceurという単語が引っ張り出されてこの意味で使われるようになったわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 20 avril 2019
占星術はastrologie(astronomieは天文学)、手相占いはchiromancie(chの発音に注意)、カード占いはcartomancie、降霊術はnécromancie、人相占いはphysiognomie(GとNは別に発音)よ。-mancieが「占い」を意味するわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 21 avril 2019
【今週の一曲】Kompromat – Niemand (2019) https://t.co/6ZO7XsNjJ1 (ドイツ語)
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 15 avril 2019
Rovski – La danseuse (2019) https://t.co/KTsmVpfXr7 ロヴスキーはヴォーカルのソニア・ネミロフスキーとマルチインストルメンタリストのオリーヴ・ペリュソンの女性二人組。カミーユあたりが好きな人におすすめの個性的な音楽。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 15 avril 2019
Conti Bilong – L'eau à la bouche (2019) https://t.co/6P8bVZyD4j マヌ・ディバンゴのグループのカメルーン人ドラマー、コンティ・ビロンの3枚目のソロ作から、ゲンズブールの「唇によだれ」のアフロ・カリブ風カヴァー。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 16 avril 2019
PNL – À l'ammoniaque (2018) https://t.co/e9YOQOgQRW コルス系でアルジェリア系のフランス人兄弟デュオ、PNLのサードアルバムDeux frères(二人の兄弟)の先行ヒット曲。一種のラヴバラードで人を驚かせたが、ファン層を拡大した。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 17 avril 2019
Chine Laroche – Éphémère (2019) https://t.co/GhJpjcuzgt シーヌ・ラロッシュはヒップホップやR&Bの流れを汲んだエレクトロポップを歌う女性歌手。アロイーズ・ソヴァージュと似たような傾向だが、R&B色がより強い。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 18 avril 2019
Séverine – Un banc, un arbre, une rue (1971) https://t.co/g45dZf1Mep 1971年のユーロヴィジョンでセヴリーヌがモナコ代表として歌って優勝した曲。本人はこの歌が嫌いで、こんな歌が優勝するはずがないと思っていたそうです。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 19 avril 2019
Fred Pallem & le Sacre du tympan ft. MC Solaar – Les reliques des Mohicans (2019) https://t.co/MRF2CXsP18 フレッド・パレムのビッグバンドがMCソラールをラップに迎えた曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 20 avril 2019
No One Is Innocent – La gloire du marché (2018) https://t.co/oXYYdzaECy ベテランオルタナメタルバンド、ノーワン・イズ・イノセントの8枚目のアルバム『フランケンシュタイン』から「市場原理の栄光に跪け」という皮肉な歌。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 21 avril 2019