Louis Armstrong(ルイ・アームストロング)やSidney Bechet(シドニー・ベシェ)などのフランス風の名前をもった米国人音楽家の名前をフランス人はよくルイス・アルムストロング、シドネー・ベシェットのように発音するわよ。米国人だからという意識があるようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 6 août 2018
フランス人に対する軽蔑的なイメージにmangeur de grenouillesというものがあるわね。英語圏ではfrog eaterがフランス人の蔑称として用いられるけど、日本にはカエルを食べるフランス人のイメージが伝わってこなかったようね。エスカルゴのイメージの方が強いかも。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 7 août 2018
Advenirという動詞は主に非人称構文il advientを使って「~が起こる」を意味するけど、「未来(avenir)」と通じるわよ。Aventure(冒険)、avènement(到来)、avenue(大通り)などもこれと語源が通じる単語ね。クリスマス前のaventもそうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 8 août 2018
一般論として、二つの形容詞をetでつないで併置する場合、長い形容詞を後ろに置いた方が自然だと考えられるわ。たとえばun garçon drôle et intelligentはun garçon intelligent et drôleに比べて座りがいいと云えるでしょうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 9 août 2018
俳句はhaïkuで発音が[aiku]あるいは[ajku]だけど、相撲はsumoで[symo]と発音されることが多いわ。語尾のkuをculのようにに発音することに抵抗があるのかも。俳人のことはhaïkisteといい、お相撲さんのことはsumoあるいはsumotoriというわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 10 août 2018
À fleur de peauは非常に神経質でピリピリした若者の感受性についてよく用いられる表現ね。À fleur deは「すれすれの」の意味。皮一枚で神経に触れそうなイメージです。この皮を剥いちゃったらécorché vifというさらにぎすぎすした感受性になるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 11 août 2018
ロシアの固有名詞はフランス語と英語で綴りが違うので注意してね。ロシアの大統領プーチンの名前は英語でPutinだけどフランス語ではPoutineよ。プーシキンはPouchkine、ドストエフスキーはDostoïevski、ショスタコーヴィチはChostakovitchね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 12 août 2018
【今週の一曲】Choses sauvages – La valse des trottoirs (2018) https://t.co/3FdUX4Q90h
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 6 août 2018
Matthieu Malon – Désamour (2017) https://t.co/xMwVporvxb マチユ・マロンは1974年オルレアン生まれのミュージシャン。『ポルノグラフィ』の頃のキュアーやソニック・ユースを思わせるダークなロックが素晴らしい。超お勧め。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 6 août 2018
Claude Puterflam – La petite (1982) https://t.co/FM5kEwWVtN クロード・ピュテルフラムは1944年生まれの歌手。曲はともかく、強面の顔のせいで「怒っているのか?早く帰りたいのか?」と思ってしまうテレビ映像。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 7 août 2018
Sages comme des sauvages – Lailakomo (2015) https://t.co/apxZZFf2qX サージュ・コム・デ・ソヴァージュは弦楽器の男性とパーカッションの女性の男女デュオで、レユニオン島のマロヤをベースにした音楽を演奏する。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 8 août 2018
Orso Jesenska – Effacer la mer (2015) https://t.co/bLLl8XahHm オルソ・ジェセンスカは1980年生まれの男性シンガーソングライター。ドミニクAのような声で一風変わったフォークを歌う。ホールデン、ミジェットのモックが参加。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 9 août 2018
Line Renaud – Le soir https://t.co/vy4GNCmvOB リーヌ・ルノーは1928年生まれの女性歌手で、ミュージックホール、キャバレー、レヴューなどで活躍した。夫のルールー・ガステがバックでジャズギターを弾いている。1957年の映像。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 10 août 2018
El'Blaszczyk – Quand tu m'carresses (1994) https://t.co/o8z9Zf0Gjs 1990年代のポンコツ宅録ポップスだが、2016年に音源が初CD化された。この曲はだらだらと長いのがどことなくサイケデリック。変な音楽好きにお勧め。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 11 août 2018
Merzhin – Nomades (2018) https://t.co/tcZHJWqYZi ケルティックロックのメルザンがヘヴィロックのノー・ワン・イズ・イノセントのヴォーカリスト、ケマールをフィーチュアした曲。ケマールはアルメニア系だが、国を奪われた人々について歌った歌だ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 12 août 2018