フランスの学校の夏休みは子供が農繁期に農作業の手伝いをするために設けられたものだったのよ。第二次大戦後までこの性格が強かったけど、1960年代以後の夏休みの主役はまとめて有給休暇をとる人々に変わったの。それに従って夏休みの時期も9月の収穫期を含まない8月末までの日程に変わったわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 20 août 2018
フランス共和国はla République françaiseだけど、フランス王国はle royaume de Franceね。Républiqueは形容詞だけを伴う場合は頭文字が大文字で、後ろに国名を伴う場合は小文字になるわよ(la république du Congo)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 21 août 2018
第二次大戦終了からオイルショックまでの約30年(1945年から1973年)のことを「栄光の30年(les Trente glorieuses)」と呼ぶわよ。日本の高度経済成長ほどではないけど、フランスの経済もこの時期にかなり大きな成長を遂げて、社会の構造が変わったのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 22 août 2018
フランソワ1世が創設したCollège de Franceは一種の高等教育機関だけど、一般にフランスのcollègeは日本の中学校に当たる中等教育機関なのよ。この単語はベルギー、スイス、カナダではフランスと別種の教育機関を意味しうるので注意が必要ね。かなり多義的な単語です。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 23 août 2018
動詞appelerとrappelerは直説法現在の活用などでj'appelleのようにLを重ねるけど、1990年の正書法改革では不定形の語尾が-elerのその他の動詞は全てpelerのように活用することが提案されたわ(je pèle)。この場合épelerもj'épèleね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 24 août 2018
フランス語に取り入れられたアラビア語起源の単語にはalcool, alchimie, alcôve, algèbreなどアラビア語の冠詞al-がついた名詞があるけど、これ以外にamiral, chiffre, hasard, jupe, sucre, zéroなどがあるわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 25 août 2018
フランスでいちばん歴史が古い町はマルセイユとされることが多くて、紀元前600年頃にできた町ということになっているけど、ベジエの創建はそれより数年古いとも云われるわね。だいたい地中海沿いの有名な町は歴史が古いので、10世紀末にできたモンプリエはかなり新しい町だと云えるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 26 août 2018
【今週の一曲】Feu! Chatterton – Sari d'Orcino (2018) https://t.co/vfZeoD0IVB
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 20 août 2018
Baloji – L'hiver indien (2018) https://t.co/fXyjT5gK6G バロジは1979年コンゴ東部のルブンバシに生まれた歌手。幼少期にベルギーに移住し、90年代から2004年までヒップホップグループ、スタールフラムのメンバーだった。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 20 août 2018
François Deguelt – Le ciel, le soleil et la mer (1965) https://t.co/XIxVTtYiZb タルブ生まれの歌手フランソワ・ドゥゲルト(1932-2014)の代表曲「空と太陽と海」。ユーロヴィジョンに二度出場している。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 21 août 2018
Grand Blanc – Los Angeles (2018) https://t.co/IvdgwLxehM メスのエレクトロロックグループ、グラン・ブランの2枚目のアルバムから。珍しく3拍子の曲だが、ノイジーなギターがよい。現在注目すべきフランスのロックグループの一つ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 22 août 2018
C.Sen – Classe (2018) https://t.co/KtYsctAIr1 「フランスアンダーグラウンドラップの隠し玉」と呼ばれるセセンは2010年デビューのパリ出身のラッパーで、これはサードアルバムVertiges(めまい)の収録曲。かなり知的な雰囲気だ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 23 août 2018
Douchka – (1, 2, 3) Mickey, Donald et moi (1984) https://t.co/lCmK6dKUkU フランスにおけるディズニーの公式大使だったドゥーシュカのデビュー曲。子供向けの歌なので特に云うことはないが、ディズニー公式にしてはしょぼい。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 24 août 2018
Pharaon de Winter – L'homme de la maison (2018) https://t.co/rOfROo7hz0 メロディセンスが光るアーティストだが、これはピアノだけをバックにしたEPから。鶏肉の赤ワイン煮のレシピも一緒に覚えられるお得なクリップ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 25 août 2018
Doc Gynéco – Funky Maxime (2002) https://t.co/6LMDtj8dDp ジャーメイン・ジャクソンのYou Got to Hurry Girlをサンプリングした曲。ポルノ女優のカツミ(当時)が出ていた。フランスのラップ黄金期の終わり頃のヒット曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 26 août 2018