聖水のことをeau béniteというけど、このbénit(e)は形容詞で、動詞bénirの過去分詞はbéni(e)なので間違わないようにしてね。聖水盤はbénitierで、洗礼盤のことはfonts baptismauxというわよ。洗礼水はeau baptismaleね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 27 août 2018
Immeubleは「動かせない」が原義の形容詞で、名詞としては「不動産」の意味で使うけど、形容詞としては不動産に関わる狭い意味でしか用いられないわよ。Immobileは「動かない」の意味で広く使われる形容詞です。Inamovibleは「終身の」の意味で使われる形容詞ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 28 août 2018
Les Républicains(略称LR)という政党名は「~党」という古臭い名前を嫌ってつけたものだけど、これにàやdeなどの前置詞がつくと、ときにà Les Républicainsとかde Les Républicainsとかいびつなフランス語になることがあって困るわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 29 août 2018
J'appelle un chat un chatは文字通りには「私は猫を猫と呼ぶ」という意味だけど、遠回しな表現をせずに直接的にものを云う、「歯に衣着せぬ物言いをする」という意味の表現ね。元は17世紀の詩人ボワローのことばで、et Rollet un friponとつづきます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 30 août 2018
フランス語で火炎瓶のことをcocktail Molotovというわよ。モロトフは第二次大戦時のソ連の外務大臣で「フィンランドは攻撃しない」と宣言したけど、それが嘘だったの。武器をもたないフィンランド人たちがソ連の戦車をこのカクテルで「歓迎」したのが名前の由来らしいわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 31 août 2018
日常会話における単純過去についてだけど、一人称複数と二人称複数は冗談でもなければ使うことがなく、滑稽なものとして耳に響くものよ。それ以外については滑稽さを意図しない普通の用例を絶対に耳にしないというわけではないわね。書き言葉では特に三人称については単純過去を普通に使います。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 1 septembre 2018
フランスの防衛省(国防省)は以前ministère de la Défenseという名前だったけど、2017年にministère des Armées(軍隊省)という60年代に使われていた名前に変わったわ。軍隊はarméeで、自警団のことはmiliceというわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 2 septembre 2018
【今週の一曲】Paupière – Les fleurs (2018) https://t.co/SIHHWBFV0Q
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 27 août 2018
Programme – Agent réel (2010) https://t.co/EZmIQ2TZna 90年代の名ロックバンド、ディアボロガムのメンバーだったアルノー・ミシュニアックが結成したグループ、プログラムの2010年のアルバムのタイトル曲。微熱をたたえた陰鬱なロック。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 27 août 2018
Moha la Squale – Bandolero (2018) https://t.co/9y97n2tufb 1995年生まれのモア・ラスクワールは現在のラップブームの中でスターとしてもてはやされている人。アルジェリア系フランス人で、ディーラーとしての逮捕歴がある。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 28 août 2018
Requin chagrin – Mauvais présage (2018) https://t.co/yyntZ2VzVt マリオン・ブリュネトを中心とした4人組グループ、ルカン・シャグラン。ちょっといかがわしい響きのローファイサーフニューウェイヴ。大好きです。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 29 août 2018
Encre – Marbres (2004) https://t.co/ujOAcELKd5 アンクルは現在ストランデッド・ホースというプロジェクトをやっているヤン・タンブールの昔のプロジェクト。サンプリングとストリングスが印象的な、音の彫刻のような実験的な音のポストロック。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 30 août 2018
Vaiteani – Belle-Île-en-Mer, Marie-Galante (2017) https://t.co/y6e9R2CJeU ヴァイテアニはタヒチ出身の女性歌手だけど、アルザス出身の男性ミュージシャン、リュックとのデュオの名前でもある。ヴールジーのカヴァー曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 31 août 2018
AS Dragon – Pas chez moi (2003) https://t.co/G6yl54sU9z ベルトラン・ビュルガラのバックバンドであるASドラゴンが女性ヴォーカリスト、ナターシャ・ルジューヌを迎えたセカンドアルバムSpankedから、凝ったメロディが印象的な曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 1 septembre 2018
Dominique Grange – Panurge (1967) https://t.co/nD5n7rpCS6 1968年の五月革命においては若者世代を代表する反体制歌手になるドミニク・グランジュだが、その直前まで普通の歌手だった。これは当時風のサイケデリックなポップロック。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 2 septembre 2018