フランス語で早口ことばのことをvirelangue(男性名詞)というわよ。代表的なものにUn chasseur sachant chasser sait chasser sans son chien(狩猟の心得がある狩人は猟犬なしでも狩猟ができる)があるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 3 septembre 2018
ハイエナはhyèneだけど、卑劣で強欲な人間のことをフランス語ではハイエナよりもジャッカル(chacal)にたとえることの方が多いようね。ハゲタカ(vautour)も同じ意味で比喩的に用いられます。Rire comme une hyèneは意地悪そうな笑い方をすることよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 4 septembre 2018
Avaler les couleuvresは文字通りには「蛇を飲み込む」という意味だけど、「屈辱を耐え忍ぶ」という意味で使われる成句よ。「嘘を信じ込む」という意味でも使われることがあるようね。Couleuvre(女性名詞)は蛇の中でも毒をもたない蛇のことよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 5 septembre 2018
Merde !という間投詞は下品なのでMince !と言い換えることがあるわね。Mercredi !やMiel !などの言い方もあるようです。Putain !と云うところでPurée !やPunaise !と云ったりするけど、これは必ずしも言い換えではないのかもしれません。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 6 septembre 2018
Cadreは「枠」の意味だけど、「管理職」の意味でも頻繁に用いられるわね。「枠」の意味から「黒板」の意味に移り、それが軍隊で黒板に書いた士官以上の名前のリストの意味になり、一般企業でも重要な役職をもった人の意味で使われるようになったらしいわ(encadrerの影響もある)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 7 septembre 2018
ダイエット記事や健康食品の名前などで「痩せ(る)」の意味で使う名詞は普通minceurね。このminceurに対してmaigreurは飢えたような不健康な痩せ方を含意します。不健康な「肥満」はobésitéだけど、健康な肉づきのよさはembonpointね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 8 septembre 2018
「始める」という意味で普通に使う動詞はcommencerだけど、計画していた比較的に重要なことに着手する場合はentreprendre、結果がどうなるかはっきりわからない交渉や議論を始めるときはentamerなどの動詞をニュアンスによって使い分けることがあるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 9 septembre 2018
【今週の一曲】Minuit – Paris tropical (2018) https://t.co/GkoVoLrI5i
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 3 septembre 2018
Karkwa – Le pyromane (2010) https://t.co/HUb1roBmPe カルコワはソロでも活動するルイジャン・コルミエを中心としたモントリオールのグループ。かなり凝った曲作りとアレンジが特徴的だ。2000年代フランス語圏カナダのロックを代表する存在。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 3 septembre 2018
Les G.O. Culture – Darla Dirladada (1993) https://t.co/Yi5GSYhh7u 1970年にダリダが歌ったギリシアの歌のカヴァーだが、1978年の映画Les Bronzésで歌われたことで有名。これは90年代のリヴァイヴァルヒット。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 4 septembre 2018
For the Hackers – Illuminée (2017) https://t.co/sq36kRnaMZ フォー・ザ・ハッカーズは北仏ディエップ出身のガキロックグループ。突出したものはないが、なかなか聞かせるパワーポップ。2018年にデビューアルバムが予定されている。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 5 septembre 2018
Shelmi – Waterproof (2018) https://t.co/rXVTnFKHfm シェルミはト・ウ・タールレーベルからデビューした2016年結成の新世代感覚のアーバンポップ男性三人組。メローなサウンドのヒップホップ~R&Bだが、歌詞は社会派である。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 6 septembre 2018
Melody – Il y a pas que les grands qui rêvent (1989) https://t.co/zcLVtV3N5G 当時12歳の歌手メロディが歌ったこのユーロビート歌謡は大ヒットになったが、あっという間に忘れられた。ギー・カルリエが作詞である。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 7 septembre 2018
Petit Fantôme ft. Calypso Valois – Cheum (2018) https://t.co/PpLUkJZjjz プチ・ファントムことピエール・ルーストーノーとエリ&ジャクノの娘カリプソ・ヴァロワのデュエット。ティーンエイジ・ファンクラブ風ギターポップ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 8 septembre 2018
France Gall – Monopolis https://t.co/cgAJuge00Y ミシェル・ベルジェとリュック・プラモンドン作のフランス語圏を代表するロックオペラ『スターマニア』の一曲。1978年発表のオリジナルアルバムと翌年の初演にはフランス・ギャルが参加した。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 9 septembre 2018