真菌症のことをmycoseといい、その中で特に水虫のことをpied d'athlèteというというのが豆知識ね。でも実際にはpied d'athlèteという名前はあまり用いられず、総称のmycoseまたはchampignonsを使うわよ。必ずしも特定の名称を使うわけではないの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 12 novembre 2018
フランスの中等教育において、1945年に「学級長(chef de classe)」が制定されたけど、1969年には「学級代表(délégué de classe)」と改称されたわ。学生運動や社会の変化を受けて、教育の場で生徒間のヒエラルキーをなくそうとする努力が見られるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 13 novembre 2018
料理の名前ポトフle pot-au-feuの複数形は不変化のles pot-au-feuで、*les pots-au-feuにはならないわよ。これはポトフ鍋についても同じね。この名前はmettre le pot au feuという表現から来ていて、potが核ではないからなの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 14 novembre 2018
アカデミーフランセーズの会員に選ばれたけれども入会する前に亡くなった作家がいるわ。アラン・ロブグリエは2004年に会員に選出されたけど、規則である緑の礼服が着たくないと云い、入会演説の事前承認を拒否しているうちに2008年に亡くなったの。だったらどうして立候補したのかしら(笑)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 15 novembre 2018
Armisticeは「休戦協定」(平和条約とは違う)のことだけど、第一次大戦については1918年11月11日、第二次大戦については1945年5月8日のことをいい、両方ともフランスでは休日になっているわよ。類義語のtrêveは一時的な「停戦」のことで、最終的な休戦ではありません。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 16 novembre 2018
統計によるとフランス人のピザ消費量は一人当たり年間10キロで、これはヨーロッパ第一位で米国に次ぐ世界第二位、それに対してイタリア人は半分の年間5キロでヨーロッパ第十位だそうよ(2015年)。これからはピザをイタリア料理ではなくてフランス料理として考えるべきかもしれないわね!
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 17 novembre 2018
Dépressionという単語の原義は「沈下」という抽象的なものだけど、よく「鬱病」の意味で使うわよ。他に気象用語では「低気圧」、経済用語では「不況」の意味で用いるわ。La Grande Dépressionは1929年に始まる「世界恐慌」のことね(頭文字は小文字の場合も)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 18 novembre 2018
【今週の一曲】Tim Dup – Demain, peut-être (2018) https://t.co/sAS30JL51B
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 12 novembre 2018
Cyrille Aimée – Nuit blanche https://t.co/AcIIKWSxS0 シリル・エメは1984年生まれのフランス人ジャズ歌手。フランスからブルックリン、さらにニューオルリンズに移住した。これは出身地フォンテーヌブローでの2014年のコンサート。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 12 novembre 2018
Dadju – Lionne (2017) https://t.co/Njxd9taBZZ ダジュはセクシオンダソーのメートル・ギムスの弟で、元ザ・新世界のメンバー。2017年の初のソロアルバムがヒットした。プロダクション名はアマテラス・プロッドという。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 13 novembre 2018
Midget! – Premier Soleil (2017) https://t.co/d7tumZXTH2 ホールデンなどでの活動で知られるギタリスト、モックと女性歌手クレール・ヴァイエのデュオ、ミジェット!の3枚目のアルバムから。ドローン感覚あふれるアヴァンギャルドフォーク。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 14 novembre 2018
SiAu – De l'inconnu (2018) https://t.co/gqfhzeSv2k シオーはモンプリエ出身のミュージシャン、シモン・オータン(Simon Autain)。ジェームズ・ブレイクなどに影響を受けたエレクトロフォーク。際立った個性はないが悪くない。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 15 novembre 2018
Les VRP – Léo (1992) https://t.co/deqoMlJ6JS VRP(訪問販売員)はネグレス・ヴェルトやマノ・ネグラと同時期に話題になったお笑いフォークパンクバンドで、「レオ」は代表曲。中高生レベルの下品な落書きを詩情に昇華したクリップが感慨深い。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 16 novembre 2018
Patrick Bruel – Tout recommencer (2018) https://t.co/4mJhcTLNBB 1959年生まれの人気歌手パトリック・ブリュエルだが、この曲は意外なことにミカエル・フュルノン(ミッケー3D)との共作。アルバムにはヴィアネも曲提供している。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 17 novembre 2018
Salomé Leclerc – Le mois de mai (2018) https://t.co/QZzRGXzJzK 1986年生まれのケベックのフォークシンガー、サロメ・ルクレールの4年ぶり3枚目のアルバムの収録曲。ほぼアヴァンギャルドフォークで、2作目にも増して無愛想。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 18 novembre 2018