フランス人の古いイメージに口髭(moustache)の憲兵さんがあるわね。事実憲兵さんが口髭をたくわえるのは1933年まで義務だったのよ。一方レストランやカフェの給仕が口髭を生やすことは1907年まで禁止されていました。労働争議の要求の中に口髭をたくわえる権利もあったのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 10 décembre 2018
フランスにおけるMeToo運動のスローガンはBalance ton porc(豚野郎を告発せよ)というものだったわ。Balancerは口語でよく「垂れ込む、チクる」という意味で使われる動詞よ。Porcとcochonは類義語だけど、軽蔑語として使うときはporcの方が強烈なようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 11 décembre 2018
Cercueil、cueillir(とaccueil等の単語)、écueil、orgueil(とorgueilleux等の単語)においては、CとGの発音がそれぞれ[k]、[g]の音を保つように、euの順序が逆になってueになるわよ。順序が逆でも発音の仕方はeuと全く同じよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 12 décembre 2018
フランス語で電車やバスなどの「公共交通機関」のことはtransport en communというわよ。これは決まった言い方なので覚えておきましょう(しばしば複数形)。Cadeau en communはたとえば誕生日に何人かの友だちがお金を出し合って買うようなプレゼントのこと。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 13 décembre 2018
動詞étudierの直説法現在nous étudions, vous étudiezと半過去nous étudiions, vous étudiiezの発音の区別が日本語話者には難しいわね。どちらかというと不得意なのは現在形の発音の方よ。活用語尾の音節が一つ少ないの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 14 décembre 2018
フランス語にも当然他の国に対する軽蔑語があって、ドイツ人のことをboche(頭が固いのろま)、英国人のことをrosbif(ローストビーフ野郎)と呼んだりしたわよ。今や実際に耳にすることはあまりないわね。中国人に対する軽蔑語はchinetoqueで、日本人もよくそこに含まれます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 15 décembre 2018
「バタフライ効果」のことをフランス語ではeffet papillonというわよ。このpapillonは同格で用いられているけど、複数形はeffets papillonになります。これに対してたとえばenfant prodige(神童)の複数形はenfants prodigesね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 16 décembre 2018
【今週の一曲】Requin chagrin – Sémaphore (2018) https://t.co/p1xP40ovUc
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 10 décembre 2018
Gringe – Qui dit mieux (2018) https://t.co/ZOhgAQohBJ カスール・フロトゥールでオレルサンのパートナーであるラッパー、グランジュの初のソロアルバムから。オレルサン、ヴァルド、スュイコン・ブラーズADをフィーチュアした曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 10 décembre 2018
Ray Ventura et ses Collégiens – Le nez de Cléopâtre (1939) https://t.co/0AV6rOgu0r フランスのビッグバンド、レー・ヴァンチュラ楽団が出演した映画の一場面で、ポール・ミスラキ作曲のユーモラスな曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 11 décembre 2018
Hollydays – L'odeur des joints (2018) https://t.co/ZPEwH30HC4 エレクトロポップ男女デュオ、ホリデーズの「マリフアナたばこの匂い」は2018年のベストソング。歌謡曲のような哀愁メロディが頭を離れません。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 12 décembre 2018
Arthur Ély – Le dernier homme (2018) https://t.co/8ZTmrh0QUF ストラスブール出身のアルチュール・エリはエディ・ド・プレトやティム・ダップと同系統の新世代の歌手だが、スタイルはよりヒップホップに近く不良っぽい感じ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 13 décembre 2018
39 Femmes – Debout les femmes (2018) https://t.co/4EoINLF1Ga 女性デュオ、ブリジットの呼びかけで39人の女性アーティストが女性に対する暴力に抗して女性解放運動のテーマ「女性よ、立ち上がれ」を歌う。メロディは「ぬかるみの兵士」。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 14 décembre 2018
Katerine – Doudou (2018) https://t.co/VzED0AGKGT フィリップ・カトリーヌがルーマニア生まれのクラシック音楽畑のピアニスト、ダナ・チョカルリエのピアノをバックに歌ったスタジオライヴ作品Florilègeから。アルバムはアナログ限定。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 15 décembre 2018
Johnny Hallyday – Pardonne-moi (2018) https://t.co/mh9DmsswXH 2017年に亡くなったフランスを代表するロックスター、ジョニー・アリデーの死後発表の遺作から。発売3日で60万枚以上を売り上げる記録的な大ヒットになった。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 16 décembre 2018