Hymneという単語は普通男性名詞で、プロテスタントの賛美歌は男性名詞だけど、カトリックのラテン語で書かれた典礼歌を意味するときには女性名詞になるという伝統があるわよ。ラテン語でhymnusは男性名詞なので、どうしてこの意味の場合に女性名詞になるのかわからないわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 13 mai 2019
Matrimonialは「結婚に関する」という意味の形容詞で、agence matrimonialeは「結婚紹介所」のことよ。語形はpatrimonial(資産に関する)に似ているけど対義語ではありません。Mari(夫)から来ているmariageとは別系統の単語ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 14 mai 2019
Atmosphère(大気)、stratosphère(成層圏)など-sphèreという造語要素を語尾にもつ単語は女性名詞で、sphère(球、圏)自身も女性名詞だけど、hémisphère(半球)とplanisphère(平面天球図)は例外的に男性名詞になるわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 15 mai 2019
「双子」はjumeau、女性形はjumelleだけど、星占いの「双子座」は特別にGémeaux(常に複数形)という単語を使うわよ。「一卵性双生児」はjumeaux monozygotesだけど、この難しい専門用語を使わずによくvrais jumeauxというわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 16 mai 2019
Avoir grand-faim, grand-soif, grand-peurなどの表現があるわよ。いずれもgrandが男女同形だったことの名残を残した表現ね。Grand-の代わりにtrèsを使う方が普通だけど、気難しい人は「副詞は名詞を修飾しない」と考えるようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 17 mai 2019
18世紀のことをle siècle des Lumières(啓蒙の世紀)と呼ぶわね。フランス語では恣意的な大文字の使用を避けるべきだけど、特別な意味での使用を示す印として大文字を使うことがあるわ。歴史用語としてのla Révolutionやla Résistanceなどね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 18 mai 2019
Halleという女性名詞はHが有音で「市場」を意味するけど、「市場」の意味で普通に使えるmarchéと違って、使える範囲が比較的に狭いことに注意が必要ね。同じ語源だけど英語から取り入れたhallは発音が[oːl]で、建物の「ホール」の意味で使うわ。この単語もHは有音です。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 19 mai 2019
【今週の一曲】Marie-Flore – QCC (2019) https://t.co/7haMNHMq54
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 13 mai 2019
Biche – L'essor (2019) https://t.co/YT230B9eaf テイム・インパラ系統のサイケデリックポップを聴かせるビッシュは、ミシェル・フュガンの息子のアレクシ・フュガンを中心にしたグループ。アクアセルジュほど理窟っぽくないところがよい。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 13 mai 2019
KOD – Chacun sa route (1994) https://t.co/RfR24U7y8G コメディ映画Un Indien dans la villeの主題歌。トントン・ダヴィッドの歌だと思われているが、マニュ・カチェ、ジェフリー・オリエマとの連名による作品。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 14 mai 2019
David Hallyday – Ma dernière lettre (2018) https://t.co/bhwL3IR5It ジョニー・アリデーの息子が亡き父に捧げた歌で、父からの最後の手紙という設定。ダヴィッドが書く多少大味だがスケールが大きいメロディは嫌いではない。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 15 mai 2019
47 ter – Soleil noir (2019) https://t.co/j8HtCM15zD ゲットーから出たラップはもはやマイノリティのものではなく、フランスの若者が普通に選ぶ音楽表現の一つだ。47番3号のメインラッパーは「ラップするハリー・ポッター」と呼ばれている(笑)。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 16 mai 2019
Daysy – Mama Told Me (2019) https://t.co/WqdwsIECBH デイジーはカン出身の男女デュオで、ソウルフルな女性ヴォーカルが特徴。フランスのR&Bにはあまりないソウルっぽいサウンドだが、自称エレクトロポップフォークだそう。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 17 mai 2019
Pépite – Revues (2019) https://t.co/Vms0RNA0KG エレクトロポップの男性デュオ(キーボードとギター)、ペピートのファーストアルバムViragesから。メランコリックなポップスで、ハイトーンのヴォーカルが特徴的だ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 18 mai 2019
Johnny Hallyday – Allumer le feu (1998) https://t.co/63VxasTJwA 20世紀末のジョニー・アリデーの代表曲の一つ。当時人気絶頂だったパスカル・オビスポが全曲作曲したアルバムCe que je saisから。作詞はザジ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 19 mai 2019