「暑い」はIl fait chaudで、「私は暑く感じる」と云いたいときにはJ'ai chaudと云うけれど、Je suis chaud(e)と云ったらだめよ(特に女性は注意)。特にelle est chaudeやelle est bonneは性的な意味に聞こえるわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 1 juillet 2019
Chairという単語は基本単語だけど用法が難しいわよ。訳語としては「肉」、「肉体(宗教的な意味)」が出てくるけど、「肌」の意味になることもあるの。たとえばavoir la chair de pouleは「鳥肌が立つ」だし、couleur chairは「肌色」の意味ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 2 juillet 2019
Au grand dam de qqchは「~に損害を与えて(~を犠牲にして)」という意味の成句よ。ほとんどの人がdamのMを読むけど、これは本来誤った発音で、鼻母音を発音すべきだとされます。しかし古くはdamner([dane])の関連語なので[dan]と発音したそうよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 3 juillet 2019
Jaser(ぺちゃくちゃしゃべる)という動詞の活用形jaseと音楽のjazzの発音は同じではないわよ。フランス語のJの発音が不得意な日本人が多いけど、英語から来たjazzのJの方の発音は簡単にできます。舌先が上の歯茎につかないのがフランス語のJの発音よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 4 juillet 2019
フランス語の副詞をつくる語尾-mentはラテン語で「心」を意味する女性名詞mensの奪格menteから来ているわよ。よって形容詞の女性形に-mentをつけることで「~の心をもって」という意味になるのが元だったけど、後に「心」の意味が失われて様態を示すようになったのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 5 juillet 2019
機械や器具などの名前が「~する女」という単語と同形の女性名詞になることがあるわね。たとえばbalayeuseは「道路清掃車」、calculatriceは「計算機」、cuisinièreは「オーブンレンジ」、perceuseは「ドリル」、tondeuseは「草刈り機」よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 6 juillet 2019
お菓子のéclairは「稲妻」の意味だけど、一瞬のうちに食べなければならないお菓子なのでこう呼ばれるとよく云われるわね。この名詞はよく同格で形容詞的に用いられ、guerre éclairは「電撃戦」、fermeture éclair(元々は商標)は「ファスナー」の意味よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 7 juillet 2019
【今週の一曲】Jérôme Minière – La beauté (2019) https://t.co/y0MEz78VR0
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 1 juillet 2019
Louise Thiolon – Souris-moi (2019) https://t.co/zKWTDsretD ラ・グランド・ソフィーのツアーメンバーでもあるルイーズ・ティオロンのデビューアルバムから。チャランゴとホーンをフィーチュアしたチャチャチャ風の軽いポップス。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 1 juillet 2019
Geneviève Grad – Douliou Douliou St-Tropez (1964) https://t.co/EYHT4jOouR 世界的にヒットしたルイ・ド・フュネス主演のコメディ映画Le Gendarme de Saint-Tropezの有名なツイストナンバー。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 2 juillet 2019
Arthur Ély – Le temps (2019) https://t.co/5WkTLc6UK2 ストラスブール出身のアルチュール・エリーはエディ・ド・プレトとロムパルの間を行くような路線の新進アーティスト。フランスのポップスとラップの間の境界を軽々と飛び越えている。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 3 juillet 2019
Pauline Drand – Betty (2018) https://t.co/crSDCt5vdO フォーク歌手ポーリーヌ・ドランのデビューアルバムFaits bleusから。2016年にカレン・ダルトンの詩に曲をつけたEPを出していた。奇妙なフォークが好きな人は必聴。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 4 juillet 2019
Martine Clémenceau – Solitaire (1981) https://t.co/gqRDVaoAmZ 1949年生まれの歌手で1973年のユーロヴィジョンのフランス代表に選ばれたが、1981年のこの歌が唯一の大ヒット曲。ローラ・ブラニガンがカヴァーした。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 5 juillet 2019
47 ter – Côte ouest (2019) https://t.co/AeqTyr7yN2 君管で注目されたラップグループ「47番3号」の面白いクリップ。「いつか西海岸に移住しよう」という歌。意外なことにパトリック・ブリュエルがゲスト出演している。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 6 juillet 2019
Michel Berger & Daniel Balavoine – La minute de silence (1983) https://t.co/OTC6oBlicU ミシェル・ベルジェとダニエル・バラヴォワーヌによるピアノ連弾デュエットのテレビ映像。アルバムVoyou収録曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 7 juillet 2019