Rentrer bredouilleはわりとよく使う表現で、「手ぶらで帰る」という意味よ。期待していたような成果が得られなかったときに使うわね。このbredouiileは形容詞なので、主語が複数だと複数形になります。Ils sont rentrés bredouilles.
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 29, 2019
英国のウェールズのことはpays de Gallesといい、ウェールズ人はGalloisよ。フランス人の遠いご先祖さまのガリア人Gauloisとは違うので気をつけてね。GallesとGaule(ガリア)の語源は共通するけど、ラテン語ではなくてゲルマン語語源です。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 30, 2019
Permanenceという単語を辞書で引くとまず「永続性」という抽象的な定義が出てくるけど、公私の機関の「受付(時間)」や「窓口」の意味でよく使うわよ。La permanence est assurée de neuf heures à dix-sept heures.
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 31, 2019
Histoire de + inf.は「ただ~するために」という意味で使う成句よ。Je dis ça histoire de détendre l'atmosphèreは「ただ場を和ませるためにそう云ったんだよ」という意味。バルザックに用例があるそうだけど、基本的に話しことばよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 1, 2019
Coup de cœurは「お気に入り」の意味でよく使う表現ね。胸がときめく感じで、一瞬で気に入ったもの、最近のお気に入りというニュアンスです。これの反対語にcoup de gueuleがあるわよ。Gueuleは「顔」の意味の俗語で、嫌な顔を突きつけるニュアンスね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 2, 2019
Cet homme est douteuxは「この男はいかがわしい」という意味で、Cet homme est dubitatifは「この男は疑いを示している」という意味よ。このdubitatifの類義語にdouteurがあるけれど、この単語は使用頻度があまり高くありません。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 3, 2019
フランス語のgnangnanという単語はニャンニャンというオノマトペだけど、猫とは何の関係もなくて、日本語では「なよなよ」に当たるようなことばよ。悪口として使う不変化形容詞で、C'est un film gnangnanというのは「甘ったるいおセンチな映画」ということね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 4, 2019
【今週の一曲】Les Innocents – Quand la nuit tombe (2019) https://t.co/jBys8AnZ6Q
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 29, 2019
Léonore Boulanger – Bruyant qu'briillant (2019) https://t.co/7B09L8z9ao 一部で注目されているらしい女性アーティスト、レオノール・ブーランジェの2019年のアルバムから。アヴァンギャルド過ぎて私にはわかりません。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 29, 2019
Oberkampf – La Marseillaise https://t.co/fj05cKlQyb 80年代のパンクバンド、オベールカンプフによるフランス国歌のパンクヴァージョン。1983年のテレビ番組「ロックの子供たち」の映像で、このバンドの当時の唯一の映像だ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 30, 2019
Columbine – C'est pas grave (2019) https://t.co/PSdRgc8Ufq ルジペカとフォダCという二人を中心とするレンヌ出身のヒップホップグループ、コロンバインのサードアルバムの拡大版Adieu, au revoirの収録曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 31, 2019
Boucan – Vive où tu vas (2018) https://t.co/5sNnOVSOra ブーカンはコントラバスのマチアス・アンベールの新しいグループで、コントラバス、バンジョー、トランペットのトリオ。デビューアルバムはジョン・パリッシュのプロデュース。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 1, 2019
Clothilde – Fallait pas écraser la queue du chat (1967) https://t.co/uTdxbV2KuO クロチルドは1967年に2枚のEPだけを残して消えた歌手だが、独特のブラックユーモアのためにカルト的な人気がある。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 2, 2019
Frédéric Lo – Cet obscur objet du désir (2019) https://t.co/cOmV1ThZyV ダニエル・ダルクの共作者として知られるフレデリック・ローのアルバム『ハレルヤ』から、ステファン・エシェールとのデュエット曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 3, 2019
Michel Legrand – Le cinéma https://t.co/zwmPTEKtgd 1962年のクロード・ヌガロの歌を作曲者のミシェル・ルグランがヌガロの隣で歌う。この二人は50年代から多くの歌を共作していた。1978年のテレビ映像。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 4, 2019