ピーナッツを意味する仏単語のつづりにはcacahuète、cacahouète、cacahouetteなどがあるけど、最初のものをいちばんよく目にするわね。いずれも発音は[kakawɛt]だけど、cacahuèteはつづりに引きずられた[kakaɥɛt]も耳にするわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 25, 2019
本来café au laitはミルクを入れたコーヒー、café crèmeは生クリームを入れたコーヒーのことだけど、フランスのカフェでのこの二つの区別はかなり適当なのが現実よ。また、café noisetteはエスプレッソに少量のミルクを加えたものかミルクフォームを乗せたものね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 26, 2019
Ministère(省)とmétier(職業)は同じラテン語単語ministeriumを語源にもつ「二重語(doublet)」よ。かなり意味がかけ離れているように思われるけど、ministèreにはキリスト教の「聖職」の意味もあるわね。ラテン語の原義「奉仕」が発想の源ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 27, 2019
Locationは「賃貸借」の意味で、同じ綴りでもフランス語と英語で意味が違うことに注意しなければならないfaux amisの一つよ。この単語はまたコンサートなどの「前売り」の意味でも使います。Louerという動詞には「褒める」の意味の動詞と「賃貸借する」の意味の動詞があるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 28, 2019
Il s'est tué dans un accidentは「彼は事故死した」という意味で、se tuerは「自殺する」の意味ではないわよ。「彼は自殺した」と云いたいときは、il s'est tuéだけではちょっと曖昧なので、il s'est suicidéと云った方がいいわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 29, 2019
お金のやりとりなしにものを「借用する」のはemprunter、「貸す」のはprêterで、貸し借りにお金のやりとりが伴う場合にはlouerを使うよ。ただし「お金を借りる(貸す)」はemprunter (ou prêter) de l'argentになるので注意が必要ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 30, 2019
Aventはavantと同じ発音の「待降節」という男性名詞で、クリスマスの四つ前の日曜日からクリスマスまでの約四週間のことよ。語源はavènement(到来)と通じます。子供のおもちゃのcalendrier de l'aventには毎日チョコレートが入っていたりするわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 1, 2019
【今週の一曲】Suzane ft. Témé Tan – Il est où le SAV ? (2019) https://t.co/rmpDjbb9fF
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 25, 2019
Spider ZED – Prcq j'ai une meuf (2019) https://t.co/tMPZ8ZqKjW パリの4人組ラップグループ、ハイ・ファイヴ・クルーのメンバー、スパイダー・ゼッドのソロ作。いかにも当世風の気負いのない作風。アニメのクリップが楽しい。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 25, 2019
Sébastien Patoche – La cartouche (2013) https://t.co/TkzKNlEX4d 『サウスパーク』から名前をとったタレント、カートマンによる人気司会者・歌手のパトリック・セバスチアンのパロディ。絶対に国境を越えないタイプのユーモアだ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 26, 2019
Arlt – Les commencements (2019) https://t.co/qBrtNVmrAB 男女デュオから5人組になったアヴァンギャルドフォークのアルルト。奇妙な音楽ながらユーモラスで親しみやすい。レミ・ポンセ(シュヴァルレックス)の安上がりなクリップが合っている。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 27, 2019
Laura Cahen – La complainte du soleil (2019) https://t.co/wJFB6LIFIq 2017年のデビューアルバムNordが高い評価を得たナンシー出身の歌手ローラ・カエンが歌う映画J'ai perdu mon corpsの主題歌。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 28, 2019
Suzane Grimm – Sainte-Hélène (2018) https://t.co/sYK2KjZ2Sy ローラン・ヴールジーがつくったレーベル、マノールの第一弾アーティスト、スュザーヌ・グリムのデビュー曲。女性なのにあまりにも音楽がヴールジーそっくり過ぎます。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 29, 2019
La Rue Ketanou – Le beaujolais (2019) https://t.co/HdbKDnGGLa ラ・リュー・ケタヌーはギター2本とアコーディオンの3人組のストリート音楽のグループ。フォークパンク的なニュアンスの音楽で、日本でもう少し人気が出てもいいのでは。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 30, 2019
IAM – Self Made Men ft. Psy4 de la rime (2019) https://t.co/Blw5XpXvnJ マルセイユのベテランラップグループ、アイアムのアルバム『弥助』(モザンビーク出身の信長の家臣)から、プシキャトル・ド・ラ・リムとの共演曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 1, 2019