Et dire queは「~なんだって!」という残念な気持ち、驚き、憤慨などを表すわよ。Et dire que tu as déjà vingt ans !は「もう二十歳なんだって!」という驚き、Et dire que je lui faisais confiance !は「あんな奴を信用していたなんて!」という後悔を示すわね。Etがつかないことも多いです。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 16, 2021
ハイチ(Haïti)の首都はPort-au-Princeで、普通の読み方は[pɔʀopʀɛ̃ːs]、ポロプランスになるわよ。日本語の片仮名表記ではポルトープランスになるけれど、Tが発音されるのは聞いたことがないわ。Haïti(定冠詞がつかない国名)の発音は[aiti]だけど、住民名Haïtienは[aisjɛ̃]になるわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 17, 2021
近年さまざまな職業について、男性形しかもたなかった名詞に女性形をつくる試みが行われているわね。それでも「詐欺師」の意味のescrocやimposteurは立派な職業と考えられないからか、今も女性形が存在しないのよ。Cette femme est un escroc (ou un imposteur)ということになるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 18, 2021
Je te remercieやNous vous remercionsのような形からは明白でないけれど、remercierの感謝の対象は間接目的補語ではなくて直接目的補語で示されるのよ。日本語で使う助詞は「に」だけど、「彼女に感謝した」はJe l'ai remerciéeであって*Je lui ai remerciéではないことに注意しましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 19, 2021
否定の接頭辞in-の発音は基本的に鼻母音[ɛ̃]で(indifférent)、L、M、N、Rの前ではNが後続の子音に変わり、発音が[i]になるのが普通だけど(illisible、immobile、irréelなど)、immanquable([ɛ̃mɑ̃kabl])などの例外があるわよ。BとPの前ではNがMになり、発音は鼻母音[ɛ̃]のまま(imbattable)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 20, 2021
「内向的な(人)」という意味の形容詞・名詞はintrovertiで、対義語の「外向的な(人)」はextravertiね。後者には前者の影響で変わったextrovertiという綴りもあるけれど、一般的ではありません。この-vertiは前置詞のvers(~の方へ)などと通じるもので、「向ける」という意味をもつものね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 21, 2021
文頭や節の初めに置かれると後続の主語と動詞が原則的に倒置する副詞(句)にはà peine、ainsi、aussi、du moins、peut-être、sans douteなどがあるわよ。Cette maison est très grande, aussi est-elle très chère(この家はとても大きい、そういうわけでとても高い)
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 22, 2021
【今週の一曲】Tim Dup, Saâne – Osaka (2021) https://t.co/K1pgz55P3H
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 16, 2021
Sofiane Pamart – Nara (2020) https://t.co/DB3FA8iVeC ソフィアン・パマールは1990年ノール県生まれのピアニストで、多くのラッパーとの共演で知られるが、ベルギーの個性派歌手アルノーとの共演アルバムもある。世界の都市を題名にした曲を発表しているが、この曲は「奈良」。(インスト曲)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 16, 2021
Anis – Cergy (2005) https://t.co/VO9O2OXlAS アニスは1977年ポントワーズ生まれの歌手。ロシア人の母親とモロッコ人の父親の間に生まれた。音楽性はアーバンではなく、地元を歌ったこの歌はシャッフル調のノスタルジックなジャズ風の歌。これは今はなき音楽賞コンスタンタン賞の映像。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 17, 2021
Lorenzo – Légende vivante (2021) https://t.co/ySndCMP3X4 1994年ブレスト生まれのラッパー、ロレンゾことジェレミー・セランドゥールは、ラリー・ガルシアの名前でレンヌのラップグループ、コロンバインのメンバーとしても活動する。「俺が好きなのは麻薬とラップとポケモンだけ」という歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 18, 2021
Paul Lay – Lettre à Élise (2021) https://t.co/TpZHVTZDf1 ポール・レーは1984年南仏オルテス生まれのジャズピアニスト。アルバムFull Soloは「月光ソナタ」や「歓喜の歌」などのベートーヴェンの有名曲をジャズアレンジしたものが収録されている。これは「エリーゼのために」。(インスト曲)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 19, 2021
Major Lazer ft. Aya Nakamura & Swae Lee – C'est cuit (2021) https://t.co/GXYmQR1VPK 米国のDJ集団メイジャー・レイザーが、マリの首都バマコ生まれの人気R&B歌手アヤ・ナカムラと米国のラッパー、スウェイ・リーをフィーチュアしたナンバー。アヤ・ナカムラはフランス語圏一の人気歌手。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 20, 2021
Kore, Luv Rezval, Alkpote – Célébration 2 (2021) https://t.co/xT925dd1jl フランスアーバン界を代表するプロデューサー、コールことジャメル・フェザリによる映画En passant péchoのサウンドトラックアルバムから、ラヴ・レズヴァルとアルカポットのラップをフィーチュアした曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 21, 2021
Richard Anthony – Nouvelle vague https://t.co/lETO4sgHoU リーバー&ストーラー作でコースターズが歌った有名曲Three Cool Catsを、イェイェ歌手として活躍したリシャール・アントニー(1938-2015)がフランス語カヴァーしたもので、本人にとって初のヒット曲になった。1959年のテレビ映像。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 22, 2021