Aubetteという単語はあまりなじみがないけれど、ベルギーでは「キオスク」の意味で使い、ブルターニュでは「屋根付きのバス停留所」を意味するそうよ。後者の意味で普通に使うabribusが大手広告会社JCDecauxの商標であるために、アカデミーフランセーズの最新版辞書はaubetteの使用を薦めているわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 25, 2022
Au temps (pour les crosses) ! がどうして「やり直し!」の意味になるのか不思議だったけれど、これはrevenir au temps initialという意味で理解するべきのようね。このtempsは一つの動作(mouvement)に割り当てられた時間という意味で、en deux temps trois mouvementsは「素早く」という意味の成句。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 26, 2022
「オートメーション」については、英語のautomationそのままの語形がフランス語でも用いられたことがあるけど、今はautomatisationというわよ。形容詞automatiqueが女性名詞として「オートメーション工学」の意味で使われることもあります。「オートマトン」はautomate(男性名詞)というわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 27, 2022
「高速道路」はautorouteだけど、戦前にはautostradeといったそうよ。このように一時期しか使われなかった死語を発見するのは楽しいわね。「自動車」のことはvoiture、automobileというけれど、後者の略語autoは現在ではあまり使われず、「自動車」を意味する造語成分としてよく見かけます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 28, 2022
「未来」を意味するavenirとfutur(いずれも男性名詞)の違いは、後者が観念的で抽象的な未来を指すと説明されることがあるけど、ロベールとグレヴィスはfuturをavenirの意味で使うのは英語の影響であり、avenirを使うべきという意見のようね。また、futur(e)は「未来の伴侶」の意味にもなるわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 29, 2022
「切符」の意味で使う単語にはbilletとticketがあるけど、グレヴィスによるとticketは地下鉄やバスなどの都市交通機関について使い、鉄道、飛行機、船についてはbilletの方をよく使い、興行についてはbilletしか使わないそうよ。Ticketもbudgetも英語から来た単語だけど語末のTは発音しないわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 30, 2022
Affaireという女性名詞はà faireがくっついたもので、ce qui est à faire(しなければならないこと)が元々の意味ね。Avoir affaire à qqnは「~と話がある」、avoir affaire avec qqnは「~と話し合う」という意味になるけど、区別は微妙ね。この成句はavoir à faireと綴ることもできます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 31, 2022
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 31, 2022
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フランス語入門とA2の授業は始まったばかりなので、興味がある方は早めにお問い合わせください。木曜日午後7時30分からA1の授業を開始します。入門には土曜日午後4時半からのものと水曜日午後1時からのものがあります。 https://t.co/MktnSrQ7AA
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 31, 2022
【今週の一曲】Mickey 3D – Émilie dansait (2022) https://t.co/WwGYUdT3WY
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 25, 2022
JimmyQ – Attitude de lover (2022) https://t.co/SfsaRBgzym ジミーQはエレクトロ音楽のプロデューサーらしいが、デビューアルバムÀ mi-cheminでは70年代風のポップスをやっている。元ザ・ピルエットのレオ・ベアー・クリークが作詞とドラムスで参加している。曲中盤からの展開がとてもよい。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 25, 2022
Lewis Evans – Besoin d'ailleurs (2018) https://t.co/DEhTaFTAka ルイス・エヴァンズは1986年リヴァプール生まれのミュージシャンで、ノルマンディーの町サンローのポップロックグループ、ランスキーズのヴォーカリストだが、ソロ活動もしている。ほとんど英語の歌だが、この歌はフランス語。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 26, 2022
Pomme – Nelly (2022) https://t.co/OfzIEw3jSc 1996年生まれのリヨン出身の歌手、ポムことクレール・ポメのサードアルバムConsolationからの先行曲。題名はケベックのフェミニスト小説家ネリー・アルカン(1975-2009)の名前。34歳で自殺した作家へのオマージュで、最後に本人の声が入っている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 27, 2022
JeanneMarie – Ma peau (2022) https://t.co/UCVavoyXTJ ジャンヌマリーは女性歌手ジャンヌ・バルビエリとマリー・シュンボックのデュオ。これはデビューアルバムのタイトル曲。ギターとベースを弾いているアーティストは写真家でもあり、荒い画質の白黒のクリップは8ミリカメラで撮影したもの。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 28, 2022
Christine Roque – Premiers frissons d'amour (1987) https://t.co/qfNHHJuk1F クリスティーヌ・ロックは1965年トゥールーズ生まれの歌手で、このデビュー曲がヒットしたが、2年程度で歌手をやめている。80年代当時の典型的なシンセポップで、高校生の三角関係の恋愛を歌ったもの。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 29, 2022
Melissmell – Bérézina (2022) https://t.co/9lfieq1qW8 メリスメルことメラニー・クーレは1981年ヴァランス生まれの社会派ロック歌手。4枚目のアルバムLes enfants de maldonneから。無料食堂を中心とした慈善団体Les Restos du cœurと共にした活動から生まれたクリップである。撮影はルーアン。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 30, 2022
Dario Moreno – L'air du Brésilien https://t.co/zkWHZmhBX6 ダリオ・モレノ(1921-1968)はトルコ人歌手・俳優だが、フランスでも人気を博した。オペレッタの歌手として知られたが、これはジャック・オッフェンバックのオペラ・ブーフ『パリの生活』の歌である。1966年のテレビ映像。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 31, 2022