年末年始の挨拶によく使われるMeilleurs vœuxや、同様に手紙などで用いられるmeilleurs souhaits、meilleur souvenirなどの挨拶の文言は、比較級ではなくて最上級なのだから、論理的には定冠詞や所有形容詞をつけるべきなのかもしれないわね。それでも実際には限定詞なしで使われることが多いわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 13, 2023
Coûter cher(高くつく)、chanter faux(下手に歌う)、sentir bon(よい匂いがする)などの言い回しで形容詞は主語と一致しないのよ。Les travaux coûtent cher(工事が高くつく)、Elle chante faux(彼女の歌は音程が外れている)、Les fleurs sentent bon(花はよい匂いがする)となるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 14, 2023
色の形容詞は、blanc、noir、bleu、rougeなどの一語の基本的な色は性数変化するけど、bleu cielなどの二語からなるものは不変化よ(une chemise bleu ciel)。また、orangeやmarronなど、名詞が形容詞的に用いられたものも変化しません(une jupe marron)。自信がないときは辞書で確認しましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 15, 2023
フランシュコンテ地方はla Franche-Comtéだけど、一般に「伯爵領」を意味する名詞comtéは男性名詞よね。この固有名詞はcomtéが女性名詞扱いされることがあった時代の記憶をとどめているそうよ。形容詞はfranc-comtoisで、女性形はfranc-comtoiseです。複数形はfrancにSをつけないのが普通らしいわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 16, 2023
「フリーメイソンの」という形容詞、「フリーメイソン団員」という名詞はfranc-maçonで、男性複数がfrancs-maçons、女性単数がfranc-maçonne、女性複数がfranc-maçonnesという独特な性数変化をするわね。「フリーメイソン団」は女性名詞franc-maçonnerieだけど、francが男性形のままなのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 17, 2023
日付は定冠詞leを伴うので、2月18日のことはle 18 févrierというわね。「6日と7日」というときには複数形の定冠詞を使ってles 6 et 7ということができます。1日に限っては序数のpremier(1er、erは上付き)を用いるので、「1日と2日」というときにはles 1er et 2(les premier et deux)といえます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 18, 2023
「可能な限り数多くの(数少ない)」を意味するle plus de 名詞 possible、le moins de 名詞 possibleという言い回しにおいて、possibleは性数変化させないのが原則よ。Je pose le moins de questions possibleは「私はできる限り質問しない」。これ以外の最上級を伴う表現では性数変化します。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 19, 2023
ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/50llLMc2FE
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 19, 2023
ふつごぽんの中の人が一人で全部やっています。Zoomオンライン見学も受け付けております。興味がある方はぜひともお問い合わせください。 https://t.co/RIDhSf2eN7
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 19, 2023
水曜日午後2時45分から4時15分までのB1の授業もありますので、興味がある方はお問い合わせください。他のどのレベルについても、現在開講中の授業以外の時間での開講が可能ですのでお問い合わせください。 https://t.co/Hi2OUm2FbQ
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 19, 2023
このプレイリストの動画を全部観ると、アクサン記号がつかないEをどの位置でエと読むのか、どの位置のEにアクサングラーヴやアクサンテギュがつくのかなどが理解できるでしょう。>フランス語のEについて https://t.co/xxLB98Ym2U
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 19, 2023
【今週の一曲】Forever Pavot – Dans la voiture (2023) https://t.co/tzGN9kzwDs
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 13, 2023
Nicolas Maury – Prémices (2022) https://t.co/UUnebK3MR4 ニコラ・モーリーは1980年オートヴィエンヌ県生まれの俳優だが、歌手デビューアルバムLa porcelaine de Limoges(リモージュの陶器)を発表した。シド・マターズのポップスの名手Oことオリヴィエ・マルグリが全面的にバックアップしている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 13, 2023
Émile Wandelmer – Dame (1990) https://t.co/EVwHWPttm8 南仏タルヌ出身のニューウェイヴグループ、ゴールドのリーダーだったエミール・ヴァンデルメールのソロアルバムLover Café収録曲。ジェフ・ポーカロ、ネイサン・イースト、ピーター・フランプトンなどが録音に参加したが、商業的には失敗した。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 14, 2023
KaS Product Reload – Fever Lust (2022) https://t.co/iePBBPezd6 カス・プロダクトは1980年代に活動したコールドウェイヴの男女デュオで、近年再評価が高まっている。サウンド担当のスパッツは2019年に亡くなったが、ヴォーカリストのモナ・ソヨックがグループを再始動させた。(英語)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 15, 2023
The Rodeo – Titanic (2023) https://t.co/DApVuiTFGv ザ・ロデオはパリのミュージシャン、ドロテ・アヌカンのソロプロジェクトで、アーティスト名はプレノンDorothéeのアナグラム。4枚目のアルバムArlequinから。単なるレトロなローファイポップスのようにも聞こえるが、畸形性が潜んでいる。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 16, 2023
Gibson Brothers – Cuba (1978) https://t.co/O2hNBaXYZZ ギブソン・ブラザーズはマルチニーク島出身のフランクフォール兄弟によるディスコグループで、パリを拠点に活動していた。作曲とプロデュースはダニエル・ヴァンガルド(ダフト・パンクのトマ・バンガルテールの父親)だった。(英語)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 17, 2023
Étienne Daho – Boyfriend (2023) https://t.co/T2YZxedruQ 1956年にアルジェリアのオランに生まれたエチエンヌ・ダオ。おそらく日本では認識されていないが、本領を発揮するようになったのは90年代後半以後で、近年ますます深みを増している。米人カップル、アンラヴド作曲の異常におしゃれな歌。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 18, 2023
Claude François – Quand un bateau passe (1965) https://t.co/aZcgE8LhLn エジプトのイスマイリア生まれの人気歌手クロード・フランソワ(1939-1978)の1965年のEP収録曲。ハル・デイヴィッド&バート・バカラック詞曲のTrains and Boats and Planesのフランス語版。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 19, 2023
フランス語の母音字Eについて説明する動画の第七回、「アクサンテギュがついたE、およびアクサンシルコンフレクス、トレマがついたE」を投稿しました。チャンネル登録と高評価をお願いします。