名詞・形容詞のnouveau-né(新生児)は、nouveauが副詞的に用いられているので、原則的にnéだけが性数変化することになっているけど、グレヴィスは「女性名詞としてのnouveau-néeは稀で、nouvelle-néeが用いられる」と云っているわ。前の要素を変化させた複数形nouveaux-nésを使うこともあるようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 20, 2023
ローマ数字は君主や教皇の代を示すのによく使うわね。アンリ4世(Henri IV)、ルイ14世(Louis XIV)、ルイ15世(Louis XV)などは直感的に読めるようにしましょう。それぞれHenri quatre、Louis quatorze、Louis quinzeね。フランソワ1世(François Ier)のIerはpremierと読みます(erは上付き)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 21, 2023
英語では「21番目」のことをtwenty-firstというけれど、フランス語では「1番目」を意味するpremierを使わずに、vingt et unièmeというわよ。発音は[vɛ̃teynjɛm]です。伝統的正書法ではトレデュニオンを使わないけど、1990年の改革正書法ではトレデュニオンを使ってvingt-et-unièmeと書くわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 22, 2023
ローマ数字は君主や教皇の代以外に世紀を示すためにもよく使うわね。たとえばle XVIIe siècle(eは上付き)はle dix-septième siècle(17世紀)ね。常にローマ数字を用いる君主や教皇の代とは違って、アラビア数字を使ったle 17e siècleという書き方もよく行われます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 23, 2023
単位記号は普通名詞由来の場合は小文字、固有名詞由来の場合は大文字になり、いずれもポワンも複数形のSもつけないわよ。たとえばh、l、cmはそれぞれheure(時)、litre(リットル)、centimètre(センチメートル)の略号で、A、V、WはAmpère(アンペア)、Volt(ボルト)、Watt(ワット)の略号ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 24, 2023
フランス語で70はsoixante-dixだけど、ヘブライ語で書かれた旧約聖書の最古のギリシア語訳で「七十人訳」と呼ばれるもののことはla Septanteというのよ。ローマ数字を使ってla LXXと書くこともあるわね。70のことをseptanteというのはベルギーやスイスだけど、この例に限っては標準フランス語です。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 25, 2023
Allez voir cet excellent filmは「この素晴らしい映画を見に行きなさい」という意味だけど、形容詞を前置することで素晴らしいということに異論を認めない熱い気持ちを出しているのよ。もし原則通りに形容詞を後置してce film excellentというと、前置したときよりも冷めた雰囲気になります。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 26, 2023
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【今週の一曲】Zombie Zombie – Nusquam et ubique (2023) https://t.co/rS8QLvpK4P (ラテン語)
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Skáld – Troll Kalla Mik (2023) https://t.co/1vgLhKpMPm スカルドは2018年結成のフランスのペイガンフォークのグループで、古ノルド語を使ったバイキングの歌を歌っている。4枚目のアルバムHuldufólkから。グループ名は中世スカンジナビアの詩のジャンルから来ているそうだ。好きな人がいそう。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 20, 2023
Kassav' – Zouk la sé sèl médikaman nou ni (1984) https://t.co/1RgUpQYLmb グアドループ島のズークの創始者、カッサヴはワールドミュージックブーム期に最も成功したアーティストであるだけでなく、世界で最も人気があるフランス人グループでもある。ズーク創成期のヒット曲。(クレオール語)
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Le Roi Angus – Couchés sur le sable (2022) https://t.co/E0dXKYXSxx ル・ロワ・アンギュスはジュネーヴの4人組グループ。5年ぶりのサードアルバム、Sosie(そっくりさん)から。以前のファンクロックっぽさとは打って変わって、サイケデリックな雰囲気のポップロックをやっている。サビが秀逸。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 22, 2023
Polobi & the Gwo Ka Masters – Kawmélito (2023) https://t.co/avZO1qyMaY ポロビ&ザ・グウォカ・マスターズはグアドループ島の木こり、モイーズ・ポロビの歌を中心にしたプロジェクト。アルバムAbri cyclonique(嵐よけ)から。ドクター・Lことリアム・ファレルのプロデュース。(クレオール語)
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Les Léopards – La sauce la https://t.co/nWHtkvZh5M レ・レオパールは60年代末から活動するマルチニーク島のグループで、初めてゴールドディスクを獲得したマルチニークのアーティストである。これは1977年のアルバム収録曲で、再結成後2009年の再演か。素晴らしい演奏だ。(クレオール語)
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Maissiat – Cœur fragile (2023) https://t.co/8P8B9GpmSI アマンディーヌ・メシアは1982年リヨン生まれのミュージシャンで、以前はサブウェイというロックグループのメンバーだった。これは7年ぶりのサードソロアルバムDeltaからの先行曲。繊細な感覚の趣味のよいポップスである。
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Thomas Dutronc & Jacques Dutronc – Aragon (2022) https://t.co/ORKfx58Uff ジャック・デュトロンと息子のトマ・デュトロンが共演したセルフカヴァーアルバム、Dutronc & Dutroncに収録のトマ・デュトロンの持ち歌。レオ・フェレで知られるアラゴンの詩に改めてメロディーをつけたもの。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 26, 2023
フランス語の母音字Eについて説明する動画の第七回、「アクサンテギュがついたE、およびアクサンシルコンフレクス、トレマがついたE」を投稿しました。チャンネル登録と高評価をお願いします。