フランス語の非人称構文は、Il fait beauなど天気を表す文、il fautやil y aなどの決まった言い回しがよく知られているけれど、文法的にはあらゆる動詞が非人称の主語ilをとりうるのよ。Il vient beaucoup de touristes(たくさんの観光客が来る)などの例があるので、ilが主語の文には注意が必要ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 18, 2023
シャンペンメーカーのMoët et ChandonのMoëtは最後のTを発音するので、片仮名で書くとモエテシャンドンになるわね。律儀に単語ごとに中点で区切るとモエット・エ・シャンドンになるでしょう。固有名詞+etではリエゾンが生じないので、Moëtは単独でもTを発音するの。オランダ系の苗字のようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 19, 2023
動詞bâillerは「あくびをする」という意味だけど、これと語源と発音が共通する動詞にbayer(ぽかんと口を開ける)があるわ。この動詞は特にbayer aux corneillesという成句で使います。この成句は「(ぼんやり空を見上げて)時間を無駄に過ごす」という意味合いよ。Corneilleはハシボソガラス。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 20, 2023
Bileは「胆汁」という意味の女性名詞だけど、この名詞の派生形容詞にbileuxとbilieuxがあるわ。いずれも胆汁がもたらす性格に関わる単語で、前者のbileuxは「苦労性の、心配性の」という意味で、後者のbilieuxは「怒りっぽい、気難しい」という意味なので、一文字だけの違いだけど区別が必要ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 21, 2023
食事の前にBon appétitと云うけれど、これは直訳すると「よい食慾を」ということね。これは庶民起源のことばとされ、中にはあまり品がないと考える人もいるの。そこで近年レストランで耳にするようになったのがBonne dégustationという洒落たことばで、こちらは「おいしく召し上がれ」ということね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 22, 2023
Bonhommeという名詞は話しことばで親しみあるいは軽蔑を込めて「男、やつ」と呼ぶときに使うけれど、複数形がbonshommesになるのよ(発音に注意)。たとえばmadameの複数形がmesdamesになるのに似ているわね。一方、この単語を「善良な」という意味の形容詞で使うときの複数形はbonhommesです。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 23, 2023
Remordsは自分がしてしまったことに対する後悔の念で、「後悔の念に責めさいなまれる」という表現にêtre bourrelé de remordsがあるわよ。このbourreléという単語はbourreau(死刑執行人)と語源を同じくするものだけど、聞き慣れない単語なのでbourré(一杯だ)と間違って覚えている人がいるそうよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 24, 2023
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フランス語の母音字Eについて説明するこのプレイリストの動画では、アクサンがつかないフランス語のEをどう読むか、アクサンをつけるときはどのアクサンをつけるのかなどを解説しています。ひとつひとつの動画は長いですが 、チャプター付きなので少しずつ観られます。 https://t.co/xxLB98Ym2U
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Je vous en prieという短い文にはフランス語学習者が苦手とする子音が4個含まれていますが、これらの子音の発音の練習方法を説明しています。この動画を観て片仮名発音を卒業しましょう。チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/WrTSRXBaRz
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 24, 2023
【今週の一曲】Glauque – Rance (2023) https://t.co/VE50qONdS0
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 18, 2023
Stéphane Milochevitch – Comme un aigle (2023) https://t.co/0skgHVrEvb ステファヌ・ミロシェヴィッチは以前サウザンドと名乗っていたアーティストで、この曲を収録したLa bonne aventureは本名でのファーストアルバムになる。バンジョーが効果的な木漏れ日サウンドのポップス。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 18, 2023
Says'z – Ananas (2022) https://t.co/zN4VSn5KK2 セイズはコモロ系のR&Bミュージシャン。セクシオンダソーのギムス(メートル・ギムス)のレーベル、プレイ・トゥーの所属アーティスト。これは2022年の13曲入りEP(!)、Rougeの収録曲。リズムはズーク調だが、メローなアーバンポップである。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 19, 2023
Princess Erika – Elle se fait appeler Natty (2023) https://t.co/hRBBZP41bJ プランセス・エリカは1964年パリ生まれのカメルーン系レゲエ歌手。12年ぶり6枚目のアルバム、J'suis pas une sainte(私は聖女じゃない)から。アルバムは個性派ロックミュージシャン、ルイ・ヴィルのプロデュース。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 20, 2023
Dalle béton – 49-3 (2023) https://t.co/wM5iLz5UT8 ダル・ベトン(コンクリート板)はレンヌのエレクトロパンクグループ。曲名「49-3」は議会の採決なしに法案を成立させることを可能にするフランス憲法の条項のこと。意図的にチープな80年代風サウンドと手抜きクリップがよい。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 21, 2023
Jean-Claude Annoux – Aux jeunes loups (1965) https://t.co/uP5kBUCVh6 ジャンクロード・アヌー(1939-2004)はワーズ県ボーヴェー生まれの歌手。「若い狼に気をつけろ」というこの歌はこの歌手の歌の中でいちばん有名なもので、権威あるシャルル・クロス賞のグランプリを受賞している。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 22, 2023
Elisapie – Qimmijuat (Wild Horses) (2023) https://t.co/wr1ZQcAPiz エリサピー・イザックは1977年ケベック州北部生まれのイヌイットの歌手。アルバムInuktitは英米のロック曲をイヌクティット語でカヴァーしたもので、これはローリング・ストーンズの名曲Wild Horsesのカヴァーである。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 23, 2023
正しくはInuktitut、イヌクティトゥットです。失礼しました。
Jocelyne Béroard – Mi tchè mwen (1986) https://t.co/SeAmhHI9aU ジョスリーヌ・ベロアールは1954年マルチニーク島フォールドフランス生まれの歌手で、人気ズークグループ、カッサヴのヴォーカリストとして有名。これは1986年のファーストソロアルバムSiwo(siropのこと)の収録曲。(クレオール語)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 24, 2023
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。