馬の純血種サラブレッドのことをフランス語ではpur-sangというけれど、この単語の複数形はどうなるかしら。これはun cheval (de) pur sangのことなので、この場合複数はdes chevaux (de) pur sangになります。よってこの男性名詞un pur-sangは不変化で、複数はdes pur-sangになるのが原則よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 1, 2024
「ポプリ」はフランス語のpot-pourriを片仮名表記したものだけど、この単語は直訳的には「腐った壺」という意味ね。とはいえこの原義は意識されません。この単語はmedleyの類義語としても使うので、アカデミーフランセーズは英語から来たmedleyの代わりにpot-pourriを使うことを推奨しているのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 2, 2024
フランスの国民議会選挙は、一回目の投票で過半数を獲得した候補がいない場合に決選投票が行われるけど、それは上位の二人と決まっているわけではなく、有権者(登録者)の12.5%以上の票を獲得した候補が決選投票に進出できるの。決選投票の候補者が3人いる状態をballottage triangulaireというのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 3, 2024
日本でもスポーツの世界で選手の「メンタル」がよく問題になるけれど、フランスでもこの業界でle mentalという名詞が使われるのよ。アカデミーフランセーズは形容詞を名詞として使うこの用法を批判して、la disposition d'esprit、l'état d'esprit、あるいはle moralなどを使うことを推奨しているわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 4, 2024
「私は」という主語を強調するときにmoi, jeと云えるけれど、これはあくまで強調する必要があるときだけに使うべきで、あまり繰り返すとくどい印象を与えるわよ。同じことがnous, onについても云えます。Nous, on est venus à piedではなく、Nous sommes venus à piedの方がいいということね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 5, 2024
「亡くなる」という意味のdécéderには行政用語の響きがあり、mourirと同様に助動詞はêtreを用いるわよ。名詞のdécèsも公的な性格をもち、店頭の張り紙にFermé pour cause de décès(身内の不幸により閉店します)と書いてmortを使わないのは、この文言が家族以外に向けられているからだそうよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 6, 2024
動詞muterには「配置換えする」という他動詞、「変異する」という自動詞、ワイン学の専門用語としては「発酵を止める」という他動詞があるけれど、近年「ミュートにする」という英語から来た意味が加わったようね。もっともこの場合はmettre en mode silencieuxなどとと云った方がいいのでしょうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 7, 2024
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オンライン講座「原語で親しむフランス文学」は毎週火曜日午後7時30分~9時です。詳しくは以下のリンクをご覧ください。無料体験授業ができるので、お気軽にお問い合わせください。今はバルザックを読んでいます。 https://t.co/QC2Ts2cZNB…
— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) July 7, 2024
5月から「フランス語A2」(木曜日午後7時30分~9時)の授業を開講しました。現在受講者は一人です。7月から「フランス語入門」を土曜日午後4時30分~6時の時間で開講予定ですが希望者がいません。興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。初回は無料体験授業です。 https://t.co/GKfdjm0umt…
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近日中に月曜日午後5時30分~7時の時間でフランス語A2レベルの授業を始めますので、興味がある方はお問い合わせください。 https://t.co/rkAiD5Mxm2
— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) July 7, 2024
ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。https://t.co/50llLMc2FE
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 7, 2024
【今週の一曲】Danakil ft. Mike & Riké – La démocratie balbutie (2024) https://t.co/cWhJ626wP0
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 1, 2024
Liv Oddman – Sakti (2024) https://t.co/kA5yqFapQR リーヴ・オッドマンはリヨン出身のミュージシャン。これは5曲入りのデビューEP、Sahaの収録曲。最初は英語で歌っていたそうだが、このEPはフランス語の歌を収録している。まだあまり情報がないが、個性的な力強い歌声がよい。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 1, 2024
Sttellla – Non ! Non ! Jean-François… (1986) https://t.co/b9358juurX ステラは1957年ベルギーのアルロン生まれのアーティスト、ジャンリュク・フォンクを中心としたコミックバンド。これはアルバム、Fuite au prochain lavaboの収録曲。80年代のチープなシンセポップのコミカルなツイスト。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 2, 2024
Gringe – Du plomb / Effets de surplomb (2024) https://t.co/GDVeIHg85n グランジュことギヨーム・トランシャンは1980年ポワチエ生まれのラッパー、俳優。ラップグループ、カスール・フロトゥールにおいてはオレルサンの相棒である。2018年以来のソロアルバムが期待されている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 3, 2024
Luidji – Alexis / Téléfoot (2023) https://t.co/E2AOaOXTFf ルイジ・ジョルダン・アレクシは1991年パリ郊外ヴァルドマルヌ県生まれのハイチ系ラッパー。これはセカンドアルバム、Saison 00の冒頭2曲のビデオクリップ。繊細で内省的で詩情豊かなラップを歌う。今もラップが苦手な人にお薦め。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 4, 2024
Massilia Sound System – A Cavalòt (2021) https://t.co/avDW8lqN0x マッシリア・サウンド・システムは1984年結成のベテランラガグループで、一貫してマルセイユを拠点にインディーズで活動している。これは2021年のアルバム、Sale caractèreの収録曲。オクシタン語とフランス語で歌う。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 5, 2024
Lofofora – La machette (2024) https://t.co/CUPsH0QDGT ロフォフォラはパリ出身のヘビーロックのグループ。これは5年ぶり11枚目のアルバム、Cœur de cibleの収録曲。フランスの24時間ニュースチャンネル、BFM TVの画面を真似したミュージッククリップで、選挙シーズンに合わせたものだ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 6, 2024
Air – Sexy Boy (1998) https://t.co/BONZ3dXYeJ エールはヴェルサイユ出身のニコラ・ゴダンとジャンブノワ・ダンケルによる二人組グループで、フレンチタッチを代表する存在。このヒット曲はデビューアルバム、Moon Safariの収録曲。曲名のサビ以外の地のメロディーはフランス語で歌われている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 7, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。