たとえばJe ne sais pasのような文は口頭でneが落ちがちね。本来であればneとpasという二つの副詞のうちで否定の機能を主に担っているのはneの方のはずだけど、話しことばではリズム段落の最後の音節(ここではpas)に強勢アクセントが来るために、無強勢のneが落ちてしまうのだと考えられるわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 22, 2024
副詞néanmoinsは「それでもやはり、にもかかわらず」という意味で、元はnéantとmoinsがくっついた単語よ。ここでのnéantの意味は現代語と違い、pasの意味だそう。「より少ないわけではない→同様に→それでもやはり」という風に意味がずれたのでしょうね。NとMが並ぶ例外的な綴りに注意しましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 23, 2024
書きことばで否定のneを落とさないように気をつけるのはさほど難しいことではないけれど、主語がonで動詞が母音あるいは無音のHである場合は、n'があってもなくても発音が変わらないので、特別な注意が必要ね。On n'aura plus d'argent demainのn'を落としたら、意味が反対になっちゃうわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 24, 2024
「抑圧」という意味の女性名詞にoppressionがあるけれど、政治・社会的な抑圧を加えるという意味の動詞はopprimerよ。これに対してoppresserは身体的に息苦しくすることを意味するの。Ce silence m'oppresse(この沈黙が息苦しい)のような比喩的用法もあるけど、社会的抑圧とは違うわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 25, 2024
語末が-unである形容詞はaucun、brun、communなど数が少ないけど、opportun(時宜を得た)とその対義語inopportun(時宜を得ない)も覚えておきたいわね。派生名詞opportunitéは「時宜を得ていること」という意味で、これを「好機」の意味で使うのは英語の影響だと批判されることがあるわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 26, 2024
アクサンシルコンフレクスがあまり使われない活用語尾に現れることがあるわね。その中で注意が必要なのが、主語が三人称単数のときの直説法単純過去と接続法半過去がこの記号の有無で区別されるということよ。たとえばavoirの活用では、il eutとqu'il eûtがこの記号の有無で区別されるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 27, 2024
接尾辞-grammeはギリシア語由来で、「文字、書かれたもの」という意味をもつわよ。「アナグラム(anagramme)」は文字を並べ替えてつくったことばのことで、「プログラム(programme)」は「前もって書かれたもの」というのが原義ね。「文法(grammaire)」もこの接尾辞と語源が共通します。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 28, 2024
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5月から「フランス語A2」(木曜日午後7時30分~9時)の授業を開講しました。現在受講者は一人です。7月から「フランス語入門」を土曜日午後4時30分~6時の時間で開講予定ですが希望者がいません。興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。初回は無料体験授業です。 https://t.co/GKfdjm0umt…
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) July 28, 2024
【今週の一曲】MC Solaar & Marie-Flore – Okay (2024) https://t.co/H3nxsQrvBx
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 22, 2024
Sunshade – Là-bas (2024) https://t.co/818M1l7yi1 サンシェイドはパリを拠点に活動する二人の男性を中心としたポップスプロジェクト。これは4枚目のアルバム、Melancolia Feliceの収録曲。このアルバムにはカミーユというボーカリストが参加している。パステル調イラストのアニメーションが印象的。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 22, 2024
Christian & Getro – Wake Up, petite Suzie (1967) https://t.co/bHhRsCSBFX クリスチアン・エ・ジェトロはケベック出身の男性デュオで、1966年から69年まで活動して4枚のシングルだけを残した。これはエヴァリー・ブラザーズの「起きろよスージー」のフランス語版。案外悪くない。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 23, 2024
Solann – Narcisse (2024) https://t.co/3XjRrhOnct ソランについてはまだあまり情報がないが、アルメニア系の歌手だという。これは6曲入りデビューEP、Monstrueuse(化け物のような女)の収録曲。自称「慰めを与える魔女」だそうだ。魔女的な部分がザオ・ド・サガザンと共通するのかも。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 24, 2024
Nerlov – Pas si grave (2024) https://t.co/MiRd6Y6HK0 ネルローヴことフロラン・ヴァンスロはアンジェ出身のエレクトロミュージシャン。これはデビューアルバムのタイトル曲。素人っぽい雰囲気の歌とミュージッククリップにそこはかとないユーモアがある。ベースがピーター・フック風。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 25, 2024
Evy – Chaque, chaque fois (1964) https://t.co/EOYzLsn8EL エヴィーことエヴリーヌ・ヴェレキアは1945年アンジェ生まれの歌手。これはニール・セダカのヒット曲、「恋の片道切符」のフランス語版。後にイヴリン・レントンと名乗り、ベル・エポックというグループでディスコヒットを放つ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 26, 2024
SCH – Les hommes aux yeux noirs (2024) https://t.co/ebQR0JyaFB SCHことジュリアン・シュヴァルゼールは1993年マルセイユ生まれのラッパー。これは6枚目のアルバム、JVLIVS Prequel : Giulioの収録曲。これまでにアルバムが2作が出ているコンセプト作、JVLIVSの前日譚にあたる作品。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 27, 2024
Katerine – Parivélib' (2010) https://t.co/1Ip23pYiXM フィリップ・カトリーヌは1968年ドゥーセーヴル県生まれのミュージシャン。これは10枚目のアルバム、Philippe Katerineの収録曲。Louxor, j'adoreの予期せぬ大ヒットの後のアルバムで、極端な自己韜晦が見られるが、これは詩情豊かな一曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) July 28, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。