「頭」の意味の女性名詞têteの語源に当たるラテン語のtestaの意味は「貝殻」、「焼き物」だったそうよ。焼き物の壺が頭に似ていることから意味がずれたらしいわね。一方、ラテン語で「頭」を意味したのはcaputで、こちらを語源とする男性名詞chefは「頭」そのものの意味では使われなくなったの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 9, 2024
「スキャンダル」を意味する単語は男性名詞scandaleだけど、この単語の原義は「つまずきの石」なのよ。これが特にキリスト教において「信仰をつまずかせ罪を犯させるもの」と考えられ、後に「責められるべき行為に対する憤激」、さらには憤激を惹き起こすような行為を意味するようになったようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 10, 2024
「才能」を意味する男性名詞talentの原義は古代ギリシアの重さの単位で、それが貨幣の名前でもあったのよ。マタイ福音書第25章に「タラントのたとえ」というものがあり、そこで下僕が主人に委ねられたお金をいかに活用するかが問題になっているの。「才能」の意味はこのたとえから生じたそうよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 11, 2024
男性名詞météoreは「流星」の意味で、これに接尾語をつけたmétéorite(本来は女性名詞)は「隕石」の意味よ。それでは「気象学」の意味の女性名詞météorologieの原義は「流星学」だったのかと思うかもしれないけど、逆に原義が「大気現象」の単語météoreの意味が「流星」に特化したのだそうよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 12, 2024
「赤ちゃん」の意味のbébéは初出が18世紀半ばと遅く、ニコラ・フェリーという当時有名だった小人の愛称として使われたのが最初だそう。元ポーランド王のロレーヌ公、スタニスラスがつけた愛称で、最初は「小さな子供」だったが19世紀末に「赤ちゃん」(nourrissonの類義語)の意味になったようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 13, 2024
「半島」を意味する単語にはpresqu'îleとpéninsuleがあるわね(いずれも女性名詞)。Presqu'îleはpresque(ほとんど)とîle(島)をくっつけたものだけど、実はラテン語語源で「ほとんど島」という意味をもつpéninsuleを「フランス語訳」したものなのよ。大きな半島がpéninsuleと呼ばれるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 14, 2024
「五感」のことはles cinq sens([lesɛ̃ksɑ̃ːs])といい、「視覚」はla vue、「聴覚」はl'ouïe、「嗅覚」はl'odorat、「触覚」はle toucher、「味覚」はle goûtね。それぞれ対応する形容詞は、visuel、auditif、olfactif、tactile、gustatifよ。「第六感」はフランス語でもle sixième sensといいます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 15, 2024
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— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) September 15, 2024
ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。https://t.co/50llLMc2FE
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 15, 2024
【今週の一曲】Miki – Échec et mat 2 (2024) https://t.co/DVvfz0lxYU
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 9, 2024
Cuir – Un air de Mexico (2024) https://t.co/GzpBEQyTaC キュイール(皮革)は大西洋岸の町ロリアン出身のパンクミュージシャン、ドゥーグ・ジラのソロプロジェクト。これはセカンドアルバム、Album Albumの収録曲(ファーストアルバムの題名はAlbumだった)。痛快なシンセパンク。とても悪趣味。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 9, 2024
Hugues Hamilton – Totalement fou d'elle (1982) https://t.co/7VUNh2VLH0 ユーグ・ハミルトンことユーグ・ド・サルヴァドールはパリ出身の歌手。これはデビューヒットシングルだが、3枚だけシングルを出して歌手をやめている。80年代初頭の典型的なシンセポップで、ダンサブルなディスコサウンド。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 10, 2024
Mustang – La porte au nez (2024) https://t.co/WiHXJebFqX ムスタングはクレルモンフェラン出身のロケンロールな3人組。これは5枚目のアルバム、Megaphenixからの先行曲。チープなシンセサイザーから始まるいつもの調子で、「いつも門前払いばかり」という自嘲的な歌詞が楽しい。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 11, 2024
Youssef Swatt's – Générique de fin (2024) https://t.co/DpNHbpl70x ユーセフ・スワッツはベルギーのトゥルネー生まれのラッパー。ネットフリックスのオーディション番組、Nouvelle écoleに出て注目された。これはその体験を元にしたシングルである。わかりやすくて今風なのでヒット性がある。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 12, 2024
Joël Daydé – Mamy Blue (1971) https://t.co/5hR91z0h6q ジョエル・デーデは1947年パリ生まれの歌手。レオ・フェレとの共演で知られるプログレッシブロックのグループ、ゾオのボーカリストだった。この「マミー・ブルー」はニコレッタで知られるヒット曲だが、この英語版の方が先にヒットしている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 13, 2024
Emily Loizeau – La souterraine (2024) https://t.co/1MIhdhd69q エミリー・ロワゾーは1975年ヌイイスュルセーヌ生まれのシンガーソングライター。これは2024年発表のアルバムのタイトル曲。前作Icareと同じくジョン・パリッシュのプロデュースで、以前よりもボーカルに生々しさが感じられる。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 14, 2024
Sheryfa Luna – Il avait les mots (2007) https://t.co/6XzllxufaI シェリファ・ルナは1989年エヴルー生まれのR&B歌手。これはアーティスト名を冠したファーストアルバム収録のヒット曲。オーディション番組、ポップスタールで優勝してデビューした。2000年代のフランス産R&Bらしい哀愁歌謡。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 15, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。