「熊」はours(語末のSは発音する)で、「牝熊」の意味の女性形はourseだけど、星座の「おおぐま座」と「こぐま座」は神話上女性が星座になったものなので、la Grande Ourse、la Petite Ourseと呼ばれるのよ。また、oursという単語には、新聞などの出版物の、枠で囲まれた「奥付」という意味もあるの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 30, 2024
現代フランス語の語彙にはイタリア語から借用した単語が700語以上あるそうよ。中にはフランス語では見慣れないような綴りをした単語もあり、「悪徳警官」を意味する男性名詞sbireや「すらりとした」の意味の形容詞svelteの語頭のSが、隣接する有声音と同化してZの音になることがあるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 1, 2024
「人工知能(AI)」のことはintelligence artificielleといい、略称はIAになるわよ。知らないと耳でl'IA([lija])と聞いたときにとまどうかもしれないわね。「生成AI」のことはl'IA générativeというの。動詞générerの派生形容詞にはgénératifとgénérateurがあるけど、ここで使うのは前者の方なのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 2, 2024
「ストライキ」のことはgrève(女性名詞)というけれど、「時限ストライキ」はdébrayage(男性名詞)というわよ。「時限ストライキを行う」という意味の動詞はdébrayerね。この動詞の原義は「クラッチを切る」で、対義語のembrayerにも「クラッチをつなぐ」と「仕事にかかる」という意味があるの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 3, 2024
普通は名詞に前置されない形容詞が前置された場合にはこの形容詞に主観的な意味が込められるというけど、これはたとえばde curieux voisins(おかしな隣人)、des voisins curieux(好奇心旺盛な隣人)というような例を考えるとわかりやすいわね。前者で「おかしい」と感じているのは特に話者ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 4, 2024
形容詞の位置が大きく意味を変えることがあるわよ。Les rares livres qu'il possède(彼が所有している数少ない本)という場合、当該人物はあまり本を読まない人だろうけど、les livres rares qu'il possède(彼が所有している稀少本)の方では、愛書家が問題になっていそうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 5, 2024
複合時制における過去分詞の性数一致は非常に難しいわね。たとえばune vie heureuse que j'ai voulue(「私が望んだ幸せな人生)においては過去分詞を先行詞に性数一致させるけれど、une vie que j'ai voulu heureuse(私が幸せであるようにと望んだ人生)においては性数一致が生じないのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 6, 2024
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8月31日(土)からB2の授業(13:00〜14:30)が始まりました。また、9月30日(月)からA2の授業(17:30〜19:00)が始まりました。いずれもこれからでも参加できます。体験授業、見学は無料ですので、興味がある方はぜひともお問い合わせください🙇🏻♂️ https://t.co/Hp9ARqg8Og
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— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) October 6, 2024
ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。https://t.co/50llLMc2FE
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 6, 2024
【今週の一曲】Clara Luciani – Tout pour moi (2024) https://t.co/sMdDDnuMce
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 30, 2024
LMA – 24 ans (2024) https://t.co/p6n6KClsti LMA(エレマ)はトゥールーズ出身のラッパー。これはデビューアルバム、Petit Princeの収録曲。フランスでは最近繊細な感覚のラップが増えているが、この人の音楽は内省的ですらある。ヒップホップというよりもエレクトロポップ風の音づくりもよい。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 30, 2024
Mac Kac – J’ai j'té ma clef dans un tonneau d'goudron (1957) https://t.co/DrzAm3sTyU マック・カックことジャンバチスト・レイユは1920年トゥールーズ生まれのミュージシャン(1987年没)。フランス最初期のロケンロールミュージシャンの一人。シロフォンを交えたジャジーな演奏がとても面白い。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 1, 2024
Chilla – Petit cœur ft. Disiz (2024) https://t.co/CIMNTvitXE チラことマレヴァ・ラナリヴェロは1994年スイスのヴォー州生まれのラッパー。これはサードアルバム、333の収録曲で、ラッパーのディシズをフィーチュアしたもの。ラップよりもずっと歌ものに近くなっている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 2, 2024
Kevin Even – Solveig (2024) https://t.co/mQJjA0gGif ケヴィン・エヴェンはソルボンヌ大学で文学を教える教師だという。これはミュージシャンとしてのデビューアルバム、Siliciumの収録曲。ローファイのギター弾き語りフォークで、一発録りしたものだという。素朴な感じがいい。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 3, 2024
Michel Pagliano – J'entends frapper (1972) https://t.co/rwoB1i4ZkY ミシェル・パグリアーノは1948年モントリオール生まれのミュージシャン。このブギロックは愛称を題名にしたアルバム、PAGの収録曲で、最大のヒット曲。ジャック・イジュランと交流があり、アルバムのプロデュースもしている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 4, 2024
Cécile Corbel – Le roi s'en va chasser (2024) https://t.co/JtYbVLtxHW セシル・コルベルは1980年ブルターニュ地方フィニステール県生まれのミュージシャン、ケルティックハープ奏者。これはアーサー王伝説をテーマにしたCDブック、Graalの収録曲。チェロとバウロンを使った中世風フォーク。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 5, 2024
Magic System ft. Mokobé – Bouger bouger (2005) https://t.co/0XtMngNmXY マジック・システムはコートディヴォワールのアビジャン出身のダンス音楽グループ。これはアルバム、Cessa kié la vérité収録のヒット曲。親しみやすいヒット曲を連発して人気があった。コール・エ・スカルプのプロデュース。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 6, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。