「計算」という意味の男性名詞calculの語源は意外なことにcalcaire(石灰質)やcalcium(カルシウム)と共通するのよ。ラテン語のcalculusの意味は「小石」で、投票などに小石が使われていたことから、これの集計に意味が移ったのだそう。今も医学用語では「結石」の意味でこの単語を使うそうよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 14, 2024
ラテン語で「鳥」のことをavisといい、フランス語のoiseauの語源はこれに指小辞がついたavicellusだそうのよ。19世紀に現れたaviateur(飛行士)、aviation(航空)、avion(飛行機)などの単語はavisからつくったものね。形容詞aviaire(鳥の)はgrippe aviaire(鳥インフルエンザ)などに使います。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 15, 2024
「危険」という意味の男性名詞dangerの語源は後期ラテン語のdominiarium(権力、支配)で、この単語はラテン語のdominus(主人)から来ているそうよ。つまりêtre en dangerはもともと「権力者のほしいままにされる」という意味で、そこから「危険」の意味が生じたそうなの。日本とは発想が違うわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 16, 2024
「免状」の意味の男性名詞diplômeはギリシア語由来の単語だけど、接頭辞di-は「2」を意味し、語源的な意味は「二つ折りの文書」だったそうよ。古くは多くの公文書について使われたけど、19世紀初頭から「免状」に特化して使われるようになったそう。女性名詞diplomatiqueの意味は「公文書学」なのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 17, 2024
アカデミーフランセーズによると、形容詞futurはà venirと同じで「来たるべき、将来の」という意味になるけど、男性名詞futurはavenirよりも遠い未来、今生きている人々の後に来る時間を意味するそうよ。Qu'est-ce que tu veux faire dans l'avenir ?と云い、dans le futurとは云わないということね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 18, 2024
「弱々しい、か細い」という意味の形容詞、frêleの語源のラテン語はfragilisなのよ。この単語が音韻変化してできた民衆語がfrêleで、文献から採った学者語がfragile(壊れやすい、もろい)ということになるわね。意味の違いは微妙だけど、実際に壊れることがあるのがfragileだと考えられるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 19, 2024
Nous étions vingt filles, la plupart d'entre nous sont restées au village(私たちは女子20人で、大部分は村に残った)という文において、後半の動詞がla plupartやnousに合わせた形ではなくて、三人称複数の活用になっていて、過去分詞は意味に合わせた女性形の複数だということに気をつけてね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 20, 2024
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【今週の一曲】Nicolas Comment – Christa ft. Milo & Brisa Roché (2024) https://t.co/C4YUdEC6gu
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 14, 2024
St Graal – Playboy (2024) https://t.co/zYszV6IRaZ サングラールことレオ・メナールはボルドー出身のミュージシャン。これはセカンドEP、Les extraordinaires histoires d'amour de St Graalの収録曲。エレクトロポップだが、自分でギターを弾いている。キャッチーなメロディーのダンスポップだ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 14, 2024
Les Vagabonds – Le temps des yéyés (1989) https://t.co/AzBfwyMSKb レ・ヴァガボンは遅れてきたネオロカビリーバンドで、90年代の頭に60年代の歌のメドレー曲を連発した。この歌はいちばんのヒット曲で、イェイェのヒット曲のメドレーだが、当時のヒットチャートで一位になった。ださださ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 15, 2024
L (Raphaële Lannadère) – FVL (2024) https://t.co/7FndkhdYF0 Lことラファエル・ラナデールは1981年パリ生まれのシンガーソングライター。これは5曲入りEP、À traversの収録曲。タイトルはFemme, liberté, vie(女性、生命、自由)のことで、イランのマフサ・アミニ事件に抗議するスローガン。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 16, 2024
Dooz Kawa – Sisyphe (2024) https://t.co/KZdInVT9zH ドゥーズ・カワはドイツ人の両親をもつフランス人ラッパー。これは6枚目のアルバム、Vol de nuitの収録曲。知的な作風のラッパーで、サウンドもマヌーシュスウィングや東欧の音楽の要素を含む個性的なもの。この歌のトラックはピアノ中心。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 17, 2024
Vincent Palmer – 4 3 2 (1985) https://t.co/SVc4pQJMKR ヴァンサン・パルメールは1951年アルジェ生まれのギタリストで、70年代から80年代初頭にかけて活動したロックバンド、ビジューの中心人物。これは解散後に出したおそらく唯一のソロシングル曲。マリーフランスがギターの弾き真似をしている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 18, 2024
Clou – Longtemps (2024) https://t.co/Hla23wpqE7 クルーことアンヌクレール・デュクードレーは1983年パリ生まれのシンガーソングライター。これはセカンドアルバム、À l'évidenceの収録曲。基本的にはフォーク歌手だが、これは簡素なアレンジによるリズミカルなポップロックである。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 19, 2024
113 – Au summum (2003) https://t.co/hG2aNxOCUK 113(サントレーズ)はヴァルドマルヌ県ヴィトリースュルセーヌ出身の三人組ラップグループ。これはセカンドアルバム、113 fout la merdeの再編集盤、113 dans l'urgence収録の大ヒット曲。女性ボーカルのハビバをフィーチュアしたポップな曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 20, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。