「四角形(の)」の意味の男性名詞、形容詞のcarréの語源はラテン語の形容詞quadratusよ。数字の四(quatre)と語源が共通することがわかるわね。これとよく似ている男性名詞carreauは「タイル」の意味で使うことが多いです。「枠」の意味の男性名詞cadreもこれと語源が共通するわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 4, 2024
ワインの産地や郷土(色)などを表す男性名詞にときに片仮名でテロワールと書かれることがあるterroirがあるけど、この単語は「領土、テリトリー」を意味する男性名詞territoireとよく似ているわね。事実、この二つの単語は語源が共通する二重語で、ラテン語のterritoriumにさかのぼるのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 5, 2024
フランス語で「鷲」は男性名詞のaigleで、語源はラテン語の女性名詞aquilaね。「鷲のくちばしのような」という意味の形容詞aquilinはaigleから派生したものではなく、ラテン語の形容詞aquilinusにさかのぼってつくったものです。これはもっぱらnez aquilin(鷲鼻)という表現に使われる形容詞よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 6, 2024
「夜」の意味の女性名詞nuitに対応する形容詞でよく使われるのはnocturneね。この名詞の語源はラテン語の女性名詞noxの対格noctemで、形容詞の方の語源はラテン語の形容詞nocturnusです。つまりnuitから派生形容詞を直接つくらずに、ラテン語にさかのぼってつくったのよ(relatinisation)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 7, 2024
「血統書」の意味の男性名詞pedigreeは英語から借用したもので、アクサン記号がつかないのが伝統的正書法だけど、語源は意外なことにフランス語のpied de grue(鶴の足)なのよ。鶴の足跡の三つに分かれた特徴的な形が血統図の分岐を思わせることからこの名前が使われたらしいわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 8, 2024
「支払う」という意味の動詞payerと「平和」という意味の女性名詞paixの間には何の関係もなさそうに思えるけど、実は語源が共通するのよ。前者の語源に当たるラテン語の動詞pacareは後者の語源に当たるラテン語の女性名詞paxの派生語で、「支払うことで和平をなす」という発想をもつのでしょうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 9, 2024
フランス語で「異教徒」のことをpaïenといい、「異教」のことをpaganismeというけれど、これらの単語は「農民」の意味のpaysanと語源が共通するのよ。ラテン語の男性名詞pagusは「村」の意味で、これの派生語paganusがpaïenの語源だけど、キリスト教徒には農民が多神教のアニミストに見えたらしいの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 10, 2024
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ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。https://t.co/50llLMc2FE
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【今週の一曲】Hippocampe fou ft. Lily – Tapalaref (2024) https://t.co/K87pBaQDuQ
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 4, 2024
White N x Vink8.6 – Nous-mêmes (2024) https://t.co/KPO9E7NtWj ホワイト・エヌはモンプリエ出身のコートディヴォワール系のラッパー。これはデビューアルバム、Deux fois plus qu'euxの収録曲。アーティスト名はアルビノであることから来ている。コラを効果的に使ったバックトラックがよい。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 4, 2024
Amine – J'voulais (2005) https://t.co/FBlZFJojQd アミンは1982年モロッコのカサブランカ生まれの歌手。これはデビューアルバム、Au-delà des rêves収録のヒット曲。人気プロデューサーチーム、コール・エ・スカルプがつくった音楽ジャンルで、ライとR&Bを掛け合わせたライ&Bの代表格だった。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 5, 2024
Superbravo – Elli (2024) https://t.co/aVik1YnCIF スュペールブラヴォーは元ホールデンのアルメル・ピオリーヌを中心にしたプロジェクト。これは4枚目のアルバム、La digueの収録曲。音数が少ない落ち着いた雰囲気のポップスのアルバムだが、この曲はリズミカル。凝りすぎない感じがいい。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 6, 2024
Hadouk – Hadouk Song (2024) https://t.co/K5z78ayMwR ハドゥークはディディエ・マレルブ(ゴング)とロイ・エルリックのグループ。これは10枚目にしてラストアルバムになるとされるLe concile des oiseauxの収録曲。アルメニアの管楽器ドゥドゥクと西アフリカの弦楽器コラの二重奏。(インスト曲)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 7, 2024
Tribal King – Façon Sex (2006) https://t.co/K6IAKE1JPh トリバル・キングはアルザス地方ミュルーズ出身の二人組R&Bグループで、この曲だけの一発屋。これは唯一のアルバム、Welcome収録のナンバーワンヒット。この頃フランス産のR&Bヒットが多くなり、よい趣味の側から馬鹿にされていた。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 8, 2024
Matt Low – Las Vegas (avec Armelle Pioline) (2024) https://t.co/7F8yJjJFqQ マット・ローことマチユ・ロペーズはクレルモンフェラン出身で、デラノ・オーケストラなどのギタリスト。これはセカンドアルバム、Une vie coolの収録曲で、スュペールブラヴォーのアルメル・ピオリーヌとのデュエット。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 9, 2024
Michel Jonasz – Groove Baby Groove https://t.co/J6i9vecMZN ミシェル・ジョナスは1947年セーヌサンドニ県ドランシー生まれの歌手。2024年のアルバム、Soulでは代表曲をソウルスタイルで再演している。これは1992年のアルバム、Où est la sourceの収録曲。マニュ・カチェがドラムのスタジオライブ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 10, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。