印欧語の語根、*pag-、*pak-には「打ち込む」、「定める」という意味があり、この語根を基にした単語にpaix(平和)、pacifier(平和をもたらす)、pacte(条約)、payer(支払う)、pays(国)、paysan(農民)、page(ページ)、pieu(杭)、pal(杭)、pelle(シャベル)などがあるそうよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 25, 2024
「ついていく、続く」の意味の動詞、suivreの語源をさかのぼるとラテン語のsequereにたどり着くそうよ。これと共通の語源をもつ単語にsuite(続き)、séquence(一続きのもの)やsecond(二番目の)などがあるわね。一つの語源核(étymon)が三つの語根(racine)に分かれていると考えられるわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 26, 2024
形容詞vermeilは「朱色の」という意味だけど、男性名詞vermeilは「金メッキした銀」、さらには銀以外の材質の「金メッキ」も表すのよ。元々は同じ単語だけど、金メッキがときに赤みがかっていることから別の意味が生まれたようね。よってmédaille de vermeilは「金メッキのメダル」の意味になるのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 27, 2024
ラテン語の語頭のcaの子音はフランス語ではCHになったの。そういうわけで「荷車、戦車」の意味のラテン語carrusがフランス語ではchar(戦車)になったのね。同じ語源をもつ単語にはchariot(荷車)、charger(積載する)などがあり、借用語ではcarrière(キャリア)、carrosse(馬車)などもそう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 28, 2024
「靴直し職人」のことをcordonnierというけれど、この単語の語源は皮革製造で有名だったスペインの町、コルドバ(Cordoue)だそうよ。一見cordon(紐)の派生語に見え、じじつ語形に影響を与えたそうだけれど、この単語は直接の語源ではないの。「靴紐」のことはフランス語でlacetといいます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 29, 2024
「職業」の意味の男性名詞métierには「織機(métier à tisser)」、「編み機(métier à tricoter)」などの意味もあるわよ。語源に当たるラテン語ministeriumは「役割、奉仕」で、そこから生じた「有用性」の意味から「役に立つ道具」の意味になったようね。Métier Jacquardは「ジャカール織機」。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 30, 2024
類義語とされる動詞にはそのまま動詞だけを置き換えられないものがあるのよ。たとえば「~と結婚する」の意味のépouser qqnとse marier avec qqn、「~を思い出す」の意味のse souvenier de qqchとse rappeler qqch、「~を使う」の意味のutiliser qqchとse servir de qqchなどに気をつけましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 1, 2024
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 1, 2024
【今週の一曲】Charlélie Couture – L'absence (2024) https://t.co/r5t7ne1yWM
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 25, 2024
Marcel et son orchestre – Stigmatisez-moi (2024) https://t.co/9rBrLL4c6l マルセル・エ・ソンノルケストルはパドカレー県ブーローニュスュルメール出身のロックグループ。これは13年ぶりの新作になるC’est pas à vous qu’ça m’arriveraitからの先行曲。ホーンが入って景気がよいパーティーロック。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 25, 2024
Jack Lantier – La Petite Tonkinoise https://t.co/jKzFyMiHaf ジャック・ランチエは1930年パリ生まれの歌手(2024年没)。この「かわいいトンキン娘」という歌は20世紀初頭の歌で、ジョゼフィン・ベイカーなどが歌った。主に古い歌を歌う歌手で、パスカル・スヴランの歌番組によく出ていた。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 26, 2024
Nuit incolore – Enfant de nulle part (2024) https://t.co/E3nAQIN0jw ニュイ・アンコロール(無色の夜)ことテオ・マルクレーは2001年ベトナム生まれのスイスで活動するミュージシャン。これはデビューアルバム、La loi du papillonの拡大版の収録曲。内省的な感覚のアーバンポップ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 27, 2024
Alvilda – Angoisse (2024) https://t.co/4oEFU2qcqQ アルヴィルダはパリで活動する4人組のガールグループ。ギター二本、ベース、ドラムスという古典的編成のパワーポップ。これはデビューアルバム、C'est déjà l'heureの収録曲。アナクロ感がないでもないが、それなりに好感がもてる。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 28, 2024
Les Nus – Johnny Colère (1982) https://t.co/cvWGKAiqDD レ・ニュは80年代前半に活動したレンヌのニューウェイブバンドで、元マルキ・ド・サドのメンバー二人を中心としたグループ。これはアーティスト名を冠したファーストアルバムの収録曲。後にノワール・デジールがこの歌をカバーしている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 29, 2024
The Limiñanas, Bertrand Belin – J'adore le monde (2024) https://t.co/Ffsxkekwuh ザ・リミニャナスは南仏ペルピニャン出身のサイケ夫婦デュオ。これは2025年発表予定の新作アルバムからの先行曲で、これまでにも頻繁に共作があった友人ベルトラン・ブランをボーカルにフィーチュアしたもの。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 30, 2024
Lio – Le banana split (1980) https://t.co/nLwt4RjJPI リオは1962年ポルトガルのマングアルデ生まれのベルギー人歌手。これはアーティスト名を冠したデビューアルバムの収録曲。ジェー・アランスキー作曲、ジャック・デュヴァル作詞、マルク・ムーラン(テレックス)編曲のテクノポップのヒット曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 1, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。