本格的な冬が青森にやってきて、今朝は今年初めての雪かきをしました。
フランスにも暦の上での季節と天候上の季節があり、暦の上での冬は12月21日に始まりますが、天候上の冬は12月1日に始まるそうです。ですから今はもう冬だと云っていいですね。
月曜日午後7時30分~9時までのA2レベルの授業は11月18日からB1レベルに移りました。フランス語中級者でレッスンをお探しの方はぜひともお早めにお問い合わせください。他にも近日中に次のレベルに移る授業がいくつかあるので、下の時間割表を参考にしてください。
青森市にある油川フランス語・英語教室ではオンライン講座を開講していますので、世界中どこからでも受講できます。使いやすいZoomを使った講座なので、Zoomをインストールしてもらえば誰でも簡単に受けられます。
オンラインばかりでなく対面授業も新規受付をしていますので、青森在住の方はお気軽にご相談ください。
現在開講中の授業について、詳しくはページ上の「フランス語オンライン講座」(このリンクもクリックできます)のタブをご覧ください。
今回は12月2日から12月7日までの授業の内容をご紹介しますので、受講をお考えの方は参考にしてください。どの授業も無料見学できます。
黄色で示してあるのは次のレベルに移る授業で、火曜日午後1時~2時30分のフランス語入門の授業は近日中にフランス語だけの教科書を使ったA1レベルの授業に移ります。土曜日午前10時30分~12時のA1レベルの授業はA2レベル、午後2時45分~4時15分のB1レベルの授業はB2レベルにそれぞれ近日中に移ります。
濃い青で示しているのはまだ教科書が最初の方の授業です。月曜日午後7時30分~9時のB1レベルの授業は前回始まったばかりです。土曜日午後4時30分~6時のフランス語入門、月曜日午後5時30分~7時のA2レベルの授業、土曜日午後1時~2時30分のB2レベルの授業もまだ生徒を募集しています。
ベージュ色で示している月曜日午後3時30分~5時のフランス語の発音の授業と水曜日午後7時30分~9時のA1の授業はお休み中です。
教科書は主にフランスの出版社CLE InternationalのTendancesというものを用います。それぞれのレベルの冒頭数ページのPDFがこちらのリンクからご覧になれますのでご利用ください。
毎週火曜日午後7時30分から9時の時間は「原語で親しむフランス文学」です。この授業では以前フランスの高校で用いられていた仏文学の教科書で、仏文学アンソロジーでもあるラガルド・エ・ミシャールを使い、さまざまな作家の作品の抜粋とその解説を読んでいきます。参加者には音読と仏文和訳が求められます。特に参加基準はありませんが、だいたい仏検二級程度以上のフランス語力が必要とされるかと思います。三級レベルであっても興味がある方はお問い合わせください。詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。
原語で親しむフランス文学 12月3日(火)19:30~21:00
フローベール『ボヴァリー夫人』の抜粋の続きを読みました。ラヴォービエサール邸での舞踏会が終わった後の退屈を耐えられないと感じるエマの心理の描写に続き、引っ越してヨンヴィルという町に到着したときの場面の抜粋を読み始めました。オメーとレオン・デュピュイという二人の重要な人物が登場します。
この授業の生徒は現在五名です。興味がある方は遠慮なくお問い合わせください。オンラインでの無料体験授業、見学ができます。
フランス語入門は土曜日午後4時30分~6時と火曜日午後1時から2時30分です。フランス語の勉強を始めてみたいという人、むかし少し勉強したけれどもう一度チャレンジしてみたいという方は、空いている他の時間での開講が可能ですので、ぜひともお問い合わせください。この授業では『アクティブに学ぶフランス語文法』(アルマ出版)という教科書を使っています。
火曜日午後1時~2時30分の授業は近日中にA1レベルに移ります。
フランス語入門 12月7日(土)16:30~18:00
今回は第4課「名詞、品質形容詞」を勉強しました。フランス語は英語と違い、形容詞は原則的に後ろから名詞を修飾しますが、一部の頻繁に使われる短い形容詞は前置されます。
それはたとえば、bon, mauvais, grand, petit, jeune, vieux, beau, joli, gros, nouveauなどの形容詞です。この中でbeau, nouveau, vieuxについては後ろに母音あるいは無音のHで始まる単数形の男性名詞が来たときに特別な形をとることに注意してください。たとえばun bel arbre, un nouvel hôtel, un vieil hommeのような形で、それぞれ女性形のbelle, nouvelle, vieilleから語末の-leをとった形になります。
現在この授業の生徒は一人だけです。教科書はまだ最初の方ですが、入門は最初が肝心なので、興味がある方は早めにお問い合わせください。
フランス語入門 12月3日(火)13:00~14:30
今回は第16課と第17課の復習で、中性代名詞yの使い方と接続法現在の活用と用法を復習しました。第一群規則動詞(-er型)の接続法現在の活用は主語が単数の場合と三人称複数の場合において直説法現在の活用と同じで、見た目では区別がつかないですが、直説法なのか接続法なのか見極められるようにしましょう。また、主語が一人称と二人称の複数形の場合では活用が直説法半過去と同じ形になります。
[table “20” not found /]この授業の生徒は現在一名だけです。
この授業は今の教科書が終り次第Tendancesの教科書を使ったA1レベルに移ります。興味がある方はお問い合わせください。
フランス語A1の現在開講中の授業は水曜日午前10時30分~12時00分、土曜日午前10時30分~12時の二コマです。
フランス語A1 12月7日(土)10:30~12:00
Unité 9 – Projet – Imaginer votre logement idéal
第9ユニット自由課題 理想の住居を想像する
今回は生徒さんに自分の理想の住居をフランス語でプレゼンテーションしてもらい、残りの練習問題を解きました。
これは「フランス人はどこに住んでいるのか」という題名の短い文章です。
OÙ HABITENT LES FRANÇAIS ?
Quand on interroge les Français sur leur logement idéal, 72 % souhaitent une maison individuelle avec jardin et piscine, située à la campagne. Ces souhaits sont en partie satisfaits : 57 % des Français vivent dans une maison contre 43 % dans un appartement. Mais seulement 18 % de ces maisons sont à la campagne. Les autres sont situées dans les villes ou leurs agglomérations (une agglomération comprend une ville, sa banlieue et des villages réunis à la ville).
フランスの都市の人口規模を考えるときには、市域の人口だけを考えるのではなくて、必ず都市圏(agglomération)の人口を考えるようにしましょう。フランスには信じられないほど数多くのコミューンがあり、日本であればとっくの昔に大都市に合併されていただろう小さな町や村がそのまま合併されずに残っているからです。
この生徒の授業は一人だけです。
A1のテキストが終わり次第A2レベルの授業になるので、興味がある方はお問い合わせください。
フランス語A1 12月4日(水)10:30~12:00
この授業は今回お休みでした。この授業の生徒は現在一名だけです。
フランス語A2の授業は木曜日午後7時30分~9時と月曜日午後5時30分~7時の二コマです。月曜日の授業はまだ教科書が最初の方なので、興味がある方はぜひともお問い合わせください。
フランス語A2 12月2日(月)17:30~19:00
Unité 0 – Leçon 4 – Surveiller la prononciation
第0ユニット第4課 発音に気をつける
フランス語は単語ごとではなくてリズム段落(groupe rythmique)ごとに発音します。リズム段落は複数の単語の意味上のまとまりですが、一語だけで構成されることもあります。このリズム段落の発音される最後の音節が必ず強勢アクセントをとり、フランス語独特のリズムをつくります。フランス語の音節を考えるときには、発音上の音節と綴り上の音節を区別しなければなりません。この二つのずれは発音されないEのために生じます。アクサン記号がつかない開音節のEは発音されないので、綴り上の音節を構成しますが、発音上は直前の綴り上の音節と一つの音節を構成します。
たとえばPaulという名前は綴り上も発音上も一音節です。
Pierreは綴り上二音節(Pier·re)ですが、発音上は一音節です。
Hélèneは綴り上三音節(Hé·lè·ne)ですが、発音上は二音節(Hé·lène)で、後ろの音節lèneに強勢アクセントがあります。
現在この授業の生徒は一人だけです。
このA2レベルの授業はまだ教科書が最初の方なので、興味がある方は早めにお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。
フランス語A2 12月5日(木)19:30~21:00
Unité 2 – Bilan
第2ユニットまとめ
前回の続きの練習問題を終わらせてからまとめの練習問題に入りました。これは動詞を単純未来に活用する問題です。
Mettez les verbes au futur.
Rêve d’étudiants
a. L’année prochaine, j’(avoir) ma licence.
b. Toi, tu (passer) le concours de HEC.
c. Tu (faire) ton stage en Thaïlande et je (venir) te voir.
d. Nous (visiter) le pays et nous (aller) au Cambodge chez Célia et Loïc.
e. Ils nous (accompagner) à Angkor et Célia nous (expliquer) les magnifiques fresques.
この授業の生徒は現在一名だけです。興味がある方はお問い合わせください。
フランス語B1レベルの授業は月曜日午後7時30分~9時と土曜日午後2時45分~4時15分の二コマです。
フランス語B1 12月2日(月)19:30~21:00
この授業は今回お休みでした。この授業の生徒は現在一名だけです。
このB1レベルの授業はまだ教科なので、興味がある方は早めにお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。
フランス語B1 12月7日(土)14:45~16:15
Unité 9 – Participer à la vie politique locale
第9ユニット自由課題 地方自治政治に参加する
これはフランスにおける地方議会選挙の外国人投票権の問題について書いた短い文章です。
Le vote des étrangers aux élections locales encore repoussé
Le gouvernement craint de ne pas avoir la majorité des deux tiers pour faire adopter la loi donnant le droit de vote aux élections locales aux étrangers résidant en France et n’appartenant pas à la Communauté européenne. Rappelons que les Européens ont ce droit depuis 1968. En effet, la moitié des Français n’y sont pas favorables. Ils ont peur que des groupes de pression communautaires influencent les décisions locales et portent atteinte aux valeurs et à l’identité de la France (laïcité, égalité des sexes, etc.). Pour eux, seuls les membres de la Communauté européenne qui partagent ces valeurs peuvent participer aux décisions politiques.
この授業の生徒は現在一名だけです。
この授業は教科書が終り次第B2レベルに移ります。興味がある方はお問い合わせください。
フランス語B2レベルの授業は土曜日午後1時~2時30分と水曜日午後1時30分~3時の二コマです。
フランス語B2 12月7日(土)13:00~14:30
Unité 1 – Leçon 4 – Vivre pour sa passion
第1ユニット第4課 情熱のために生きる
ブルゴーニュのゲドロン城の再建工事に携わる若者のインタビュービデオを観て、それについての練習問題を解きました。
この授業の生徒は現在二名です。
このB2レベルの授業はまだ教科書が最初の方なので、興味がある方は早めにお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。
フランス語B2 12月4日(水)13:30~15:00
Unité 6 – Leçon 3 – Militer pour vivre ensemble
第6ユニット第3課 共生するために戦う
今回は「もしも国境をなくしたら…」という文章を読んで、それについての練習問題を解きました。
Et si on abolissait les frontières ?
Les frontières ouvertes signifieraient la fin des sans-papiers, car l’illégalité du passage ou du séjour n’aurait plus de sens, la fin des passeurs et une meilleure insertion sur le marché du travail, du fait de l’abolition des limites juridiques à l’acquisition d’un statut. Comme il n’y a actuellement que 3,5 % de migrants internationaux, les arrivées ne seraient pas nécessairement massives car les plus pauvres ne partent pas faute de réseaux de connaissance, d’épargne, ou de culture de la mobilité, de savoir-faire migratoire.
Plus de frontières signifieraient un meilleur partage des ressources car l’accès au marché du travail serait libre, sans soumettre pendant des années les contrevenants du passage irrégulier à l’attente d’une régularisation dans des métiers exercés au noir. Cela supposerait une diminution des tensions liées au chômage dans les pays de départ et des extrémismes qui en découlent : extrémisme religieux, violence. […]
Les résistances seraient multiples : souverainistes attachés au contrôle national des frontières, défenseurs de l’État providence craignant que les migrants ne viennent profiter de prestations auxquelles ils n’ont pas contribué, travailleurs pauvres rencontrant parfois un soutien syndical face à la menace représentée dans leur esprit par les nouveaux venus sur le marché du travail, partis politiques conservateurs et d’extrême droite peu acquis à l’idée de l’abolition des frontières. […]
Il ne s’agit pas d’ouvrir toutes les frontières tout de suite mais de progressivement les abolir par étapes successives, comme cela existe dans les systèmes migratoires régionaux. […]
Catherine Wihtol de Wenden, Sciences humaines, hors-série
Les Essentiels n° 1, mars-avril 2017.
この授業の生徒は現在一名だけです。
全ての授業について初回の見学あるいは体験授業は無料です。
以上の授業に興味がある方はこのサイトのお問い合わせページ、あるいはこのページの上下にあるメールアドレスからお気軽にお問い合わせください。料金は90分の授業がひと月4回で12,000円です。1回60分の授業(Cレベル)については月額8,000円になります。二コマ受講される方は、二コマ目が割引料金で8,000円になります。よろしくお願いいたします。
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。