男性名詞vœuには「誓い、願い、祈り」などの意味があり、年始によくMeilleurs vœux(複数形)という挨拶をするけれど、これに主語と動詞をつけるとJe vous présente mes meilleurs vœuxというような言い方になるわね。ここでsouhaiterを使うと冗語になるというのがアカデミーフランセーズの考え方。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 28, 2025
無声音の狭窄音/s/、/ʃ/(CHで示される音)、/f/は発音できてもこれの有声音/z/、/ʒ/(Jなどで示される音)、/v/が苦手な人が多いわね。有声音の狭窄音は弱い子音で心許なく感じられるので、閉鎖を付け加えてしまうのよ。舌先をつけたり(/dz/、/dʒ/)、唇を閉じたり(/v/→/b/)しないようにしてね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 29, 2025
フランス語で「店」のことをmagasinといい、「雑誌」のことをmagazineというわね(いずれも男性名詞)。このmagasinの原義は「倉庫」で、英国に渡って「情報の宝庫=雑誌」の意味を与えられ、それがフランス語に逆輸入されたそうよ。このような逆輸入の例には他にhumourやinterviewなどがあるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 30, 2025
「トンネル」の意味ではフランス語で英語から借用したtunnel(男性名詞)を用いるわよ。この英単語の語源は中期フランス語tonelなので逆輸入したことになるわね。このtonelは「管」を意味し、鳥を捕るための筒状の網の意味だったけど、現代フランス語のtonnelle(女性名詞)は「あずまや」の意味。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) May 1, 2025
Fumer nuit gravement à la santé(喫煙は健康に深刻な害を及ぼします)という文においてはfumerという動詞の不定詞が主語になっているけれど、le devoir(義務)、le dîner(夕食)、le rire(笑い)、le souvenir(思い出)などの動詞の不定詞と同じ形の名詞はこのような場合と区別するべきね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) May 2, 2025
ラテン語の動詞spoliare(奪う)が語源のフランス語の動詞には民衆語のdépouiller(皮を剝ぐ、奪う)と学者語のspolier(掠奪する)があるけど、近年これに英語から借用したspoiler(台無しにする)が加わったわ(多くはgâcherで言い換え可)。この単語のOIの発音は/wa/ではなくて/ɔj/です。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) May 3, 2025
「教皇選挙」のことをconclave(男性名詞)というけど、語源的には「鍵で(閉めた部屋)」ということね。「鍵」の意味のラテン語女性名詞clavisはフランス語の女性名詞clef(clé)の語源で、語源が共通する単語にclavier(鍵盤)、clavecin(ハープシコード)などがあるわね(いずれも男性名詞)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) May 4, 2025
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— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) May 4, 2025
ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。https://t.co/50llLMc2FE
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【今週の一曲】Éloi – Rugir/Moteur (2025) https://t.co/CwqqpdGw7N
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 28, 2025
Tuerie – Sorcière (2025) https://t.co/XUHG2esBfq テュリーことポール・ンナゼはカメルーンのヤウンデ生まれでブーローニュビヤンクール出身のラッパー、歌手。これはデビューアルバム、Les amants terriblesの収録曲。「殺戮」という名前で強面だが、ハイトーンな声のメローな歌ものだ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 28, 2025
Destroy Man – Édith (1992) https://t.co/QkRPtqRQF7 デストロイ・マンことピエール・ルタンはフランスのラップのパイオニアの一人で、初期はジョニーゴーとのデュオで活動していた。これは唯一のソロアルバム、Nouvelle classeの収録曲で、題名は当時のフランス首相、エディット・クレッソンのこと。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 29, 2025
Lous and the Yakuza – Casse-toi (2025) https://t.co/61o1HWCnS4 ルース・アンド・ザ・ヤクザことマリーピエール・カコマは1996年コンゴのルブンバシ生まれのミュージシャン、女優。これは3曲入りのEP、No Big Dealの収録曲。これまでよりもずっとロックっぽい曲調の歌で全然R&Bっぽくない。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 30, 2025
Jean – Mouillé (2025) https://t.co/8x3pGr1QX3 ジャンはルーアン出身のラッパー。これはデビューアルバム、C'est quand même bizarreの収録曲。個性派のラップグループ、オドゼンヌに見出されたということだが、非常に個性的な声の持ち主で、沈んだ雰囲気のサウンドをバックにラップを歌う。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) May 1, 2025
Sléo – Je lance les dés (1995) https://t.co/DDdGASdhfm スレオは1987年に結成されたパリ出身の三人組ラップグループ。これはファーストアルバム、Ensemble pour une nouvelle aventureの収録曲。フランスのヒップホップとしては初期のもので、忘れられた存在だがそれほど悪くない。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) May 2, 2025
Ultra Vomit – Tikawahukwa (2024) https://t.co/Y5gWlxAKev ユルトラ・ヴォミットはナント出身のお笑いメタルバンド。これは4枚目のアルバム、Le pouvoir de la puissanceの収録曲。曲名は'Tit kawa ou quoi(コーヒーでもどう)という意味。実にくだらなくて馬鹿馬鹿しいが楽しめる。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) May 3, 2025
Louane – Maman (2025) https://t.co/AT3RDEoBCx ルアーヌことアンヌ・ペシェールは1996年パドカレー県エナンボーモン出身の歌手、女優。これは2025年のユーロヴィジョンのフランス代表曲。亡くなった母親を歌ったもので、2015年のファーストアルバム、Chambre 12収録の同じテーマの歌とは同名異曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) May 4, 2025
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。