「ホテル」の意味のhôtelと「病院」の意味のhôpitalは語源が同じで、大ざっぱに云うと「歓待、もてなし(hospitalité)」を行う場所だと考えられるわね。そこで客人を泊められる豪華な個人邸宅はhôtel particulierと呼ばれ、市民を迎える市役所庁舎はhôtel de villeと呼ばれるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 9, 2025
「私は頭が痛い」はJ'ai mal à la têteといい、avoir mal à la têteは「頭痛がする」という動詞句だけど、「頭痛」そのものはun mal de têteあるいはdes maux de têteというわよ。「ひどい頭痛がする」はJe souffre de maux de tête terriblesといえるわね。耳で聞くとmauxがわかりにくいので注意。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 10, 2025
男性名詞chefは「長」の意味で使うけど、古くは「頭」の意味だったのでたまにその意味で使った文を見聞きすることがあるわね。近年は女性形のcheffeを使うことがあるけれど、まだ一般的だとは云えません。また、「傑作」の意味の男性名詞chef-d'œuvreのFは発音しないことに注意してね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 11, 2025
アカデミーフランセーズはl'urgence du réchauffement climatique(地球温暖化の緊急性)という文言を批判して、ここではurgenceではなくてimminence(切迫性)を使うべきだと云っているわ。このurgenceは対応の緊急性をいうものであり、事象が差し迫っていることを意味しないからね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 12, 2025
【私が好きな仏単語】Va-t-en-guerre「好戦的な人・軍人」(adj. et n. inv.)>紛争は武力行使で解決できると考える人のこと。古謡Malbrough s'en va-t-en guerre(マルブルックは戦場に行った)の題名にあるリエゾンの間違い(cuir)を踏襲したもので、「行け」という意味のVa-t'enとは別もの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 13, 2025
「ふぐは毒をもった魚である」はLe fugu est un poisson vénéneuxというわよ。「毒蛇」はserpent venimeuxで、「毒きのこ」はchampignon vénéneuxなのだから、ふぐにもvenimeuxを使いそうなものだけど、この単語は毒を出したり注入したりできる生物にだけ使うそうよ。たしかにふぐは毒を出さないわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 15, 2025
活用表に空きがある動詞のことを「欠如動詞(verbe défectif)」というわね。このdéfectifという単語はほぼ文法用語としてしか使わず、「欠陥がある」という意味ではdéfectueuxをよく使うわね。動詞cloreのように、「閉じる」という意味ではfermerの方をよく使うので活用の一部が失われたものもあるの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 15, 2025
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ふつごぽんの中の人が一人でやっています。B1(月19:30〜21:00)、A2(土10:30〜12:00)、A2(月17:30〜19:00)、B2(土14:45〜16:15)の授業はまだ教科書が最初の方なので、興味がある方はお問い合わせください。Zoomでのオンライン見学・体験授業は無料です。 https://t.co/coVVp5GVdR
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フランス語オンライン講座の現在の時間割は添付画像のとおりです。どの授業も無料体験授業ができます(Zoomを使用します)。月曜日午後3時30分~5時の「フランス語入門」、土曜日午後4時30分~6時の「やさしい読みものと発音」、木曜日午前10時30分~12時「中級読みもの」を近日中に開講予定です。 pic.twitter.com/5zL9Lveqim
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オンライン講座「原語で親しむフランス文学」は毎週火曜日午後7時30分~9時です。詳しくは以下のリンクをご覧ください。無料体験授業ができるので、お気軽にお問い合わせください。次回からはアルフォンス・ドーデを読みます。 https://t.co/QC2Ts2cZNB…
— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) June 15, 2025
ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。https://t.co/50llLMc2FE
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【今週の一曲】Vincent Delerm – Si beau (2025) https://t.co/ErRTnfsORO
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Camille Yembe – Coups de soleil (2025) https://t.co/N9PiN0C35E カミーユ・イェンベはブリュッセル出身のミュージシャンで、母親がベルギー人、父親がコンゴ人だという。これはデビューEP、Plastiqueの収録曲。ヒップホップやアーバンポップというよりもベッドルームポップに近い感触のサウンド。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) June 9, 2025
Dennis' Twist – Tu dis que tu l'M (1986) https://t.co/zCdWu2UGfT デニス・トウィストは80年代後半に活動したロケンロールグループで、メビウスがつくった会社、Les Humanoïdes associés所属の漫画家がメンバーだった。スプリングスティーンの「ハングリー・ハート」を思わせるメロディー。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) June 10, 2025
Vanessa Paradis – Bouquet final (2025) https://t.co/ZFpnl7fsBI ヴァネッサ・パラディは1972年ヴァルドマルヌ県生まれの歌手、女優。これは8枚目のアルバム、Le retour des beaux joursからの先行シングル曲。エチエンヌ・ダオがアルバムのプロデューサーで、この曲の作曲(共作)もしている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) June 11, 2025
Invigo – Amaya (2025) https://t.co/W0MW2SUZ2E ヴェンセスラス・カッツはネオクラシックの作曲家で映画音楽作家でもあるが、このインヴィゴはラテン音楽とエレクトロを融合したプロジェクト。これはこの名義でのファーストアルバム、Soluaの収録曲。前半は歌ものボサノヴァで後半がエレクトロ調。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) June 12, 2025
Radiosofa – Hiroshima (2011) https://t.co/DI6aGPqiOB ラジオソファーはノルマンディー出身のロックバンド。これはセカンドアルバム、Le souffle courtの収録曲「広島」。2013年の解散後、ギタリストとドラマーはアニマル・トリストに参加し、ベーシストはヴォン・ベーの名でソロ活動している。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) June 13, 2025
Phelto – ??! (2025) https://t.co/Unn8IfOFh8 フェルトことカラ・ダルビーはロンドン生まれのアーティスト。これはおそらく3枚目になるEPのタイトル曲。もともとはフランスのラップのカバーで注目されたオルタナティブR&Bのミュージシャンだが、この曲はエモ風味があるエレクトロロックである。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) June 14, 2025
Ben l'Oncle Soul – Petite sœur (2010) https://t.co/r28R3yJ0K3 ベン・ロンクル・ソウル(ソウルおじさんベン)ことバンジャマン・デュテルドは1984年トゥール生まれの歌手。これはアーティスト名を冠したデビューアルバムの収録曲。モータウン・フランスから発売された。今はほとんど歌が英語。
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Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。