秋からの新規開講のオンライン講座はまだほとんど参加者がいませんが、土曜日午後4時30分から6時の「フランス語の新聞・雑誌を読む」の授業は昨日から始まりました。他にも面白くてためになる講座を準備しておりますので、ぜひともお問い合わせください。隔週授業もあります。初回体験授業は無料です。
青森市にある油川フランス語・英語教室ではオンライン講座を開講していますので、世界中どこからでも受講できます。使いやすいZoomを使った講座なので、Zoomをインストールしてもらえば誰でも簡単に受けられます。
オンラインばかりでなく対面授業も新規受付をしていますので、青森在住の方はお気軽にご相談ください。
水曜日と日曜日の午前10時30分~12時の時間の授業は「フランス語の絵本を読む」と「フランス語の発音」です。いずれも月2回の隔週授業です。
「フランス語の絵本を読む」の授業では、フランスの6~10歳の子供向け月刊誌、Je lis déjàに掲載された絵本を読みます。頭が禿げた男性とその頭にとまった小鳥の物語、Un oiseau juste làの冒頭数ページがこちらのリンクで読めます。フランス語の文法を一通り終わらせた方向けの授業です。文法や単語ばかり勉強していても有機的な語学力は身につかないので、命が通った文章を読んでみましょう。何よりもその方が楽しく学習できます。単にフランス語の絵本を読んでみたい方にもお勧めです。

「フランス語の発音」の授業では初級者向け発音練習のテキスト、Phonétique progressive du français (débutant), CLE Internationalを使いますが、フランス語版に準拠した日本語のテキストも使います。最初の数課のテキストをこちらのリンクからご覧ください。外国語学習においてリズムがとても大切なものなので、最初はフランス語のリズムから勉強します。
水曜日午後1時30分~3時と土曜日午後4時30分~6時は「フランス語の新聞・雑誌を読む」です。現代の時事フランス語に親しむことを目的とした授業です。あくまで文章の正確な理解を目的とした語学の授業です。だいたい仏検2級レベル以上の方向けです。
木曜日午前10時30分~12時と日曜日午後1時~2時30分は「中級読みもの」の授業で、「フランス語のやさしい新聞」と「フランス語の子供向け歴史物語」の授業をそれぞれ隔週で行います。
いずれもテキストのサンプルはこちらのリンクからご覧になれます。
以上のいずれの授業についても興味がある方はご連絡ください。隔週授業については二つのうち一つだけ受けることも両方受けることもできます。詳細はこちらのブログをご覧ください。
現在開講中の授業について、詳しくはページ上の「フランス語オンライン講座」(このリンクもクリックできます)のタブをご覧ください。
今回は10月27日から11月1日までの授業の内容をご紹介しますので、受講をお考えの方は参考にしてください。どの授業も無料見学できます。

黄色で示している授業は、土曜日午後の「フランス語の新聞・雑誌を読む」以外はまだ生徒がいません。濃い青で示しているのはまだ教科書が最初の方の授業ですので、これからでも参加できます。フランス文学の授業も随時生徒を募集しています。
A1からB2レベルの授業の教科書は主にフランスの出版社CLE InternationalのTendancesというものを用います。それぞれのレベルの冒頭数ページのPDFがこちらのリンクからご覧になれますのでご利用ください。
毎週火曜日午後7時30分から9時の時間は「原語で親しむフランス文学」です。この授業では以前フランスの高校で用いられていた仏文学の教科書で、仏文学アンソロジーでもあるラガルド・エ・ミシャールを使い、さまざまな作家の作品の抜粋とその解説を読んでいきます。参加者には音読と仏文和訳が求められます。特に参加基準はありませんが、だいたい仏検二級程度以上のフランス語力が必要とされるかと思います。詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。
原語で親しむフランス文学 10月28日(火)19:30~21:00
この授業は今回お休みでした。この授業はこれまでヴィクトール・ユゴーから始めて19世紀のフランス文学を読んできましたが、これからは20世紀文学になります。これを機会にこの授業に参加してみてはいかがでしょうか。
この授業の生徒は現在二名です。興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。オンラインでの無料体験授業、見学ができます。
フランスの雑誌・新聞を読む 11月1日(土)16:30~18:00
今回は初回の体験授業で、週刊紙マリアンヌの9月4~10日号に掲載された記事、Retourner vivre chez ses parents(親元に戻って暮らす人々)を読み始めました。日本とは違ってフランスでは大人になると親元を離れて暮らすのが普通ですが、近年は不安定な経済状況のせいで親元に帰る人が増えているという記事です。
Jadis, on prenait son envol le plus tôt possible. Et c’est avec fierté qu’on revenait, le temps des vacances, prendre un bain d’affection chez ses “darons”.
(訳)かつてはできるだけ早く親元を巣立ったもので、バカンスには誇りをもって親元に戻り、たっぷり愛情を浴びたものだ。
これは記事の紹介文の冒頭です。最初の単語jadis(語末のSは発音する)はautrefoisの類義語で、「かつて」を意味しますが、話しことばではあまり用いられない少し気取った印象を与える副詞です。19世紀末の詩人、ポール・ヴェルレーヌの詩集にJadis et naguèreというものがありますが、このように「最近」を意味する同様に少し気取った副詞naguèreと対になっていると感じられます。決して難しい単語ではないとはいえ日常生活で使う単語ではないのでこの二つの単語の意味が混同されることがありますが、naguèreの方はil n’y a guère de tempsの意味だと考えると間違えないでしょう。
二つ目の文は強調構文です。途中に「バカンスの間」という意味のle temps des vacancesが挿入されていますが、prendreはrevenirにつく不定詞で、「prendreしに戻る」という意味になっていることを見逃さないようにしてください。Prendre un bain d’affectionで「愛情を浴びる」という意味になります。
ここで使っているdaronは「親」の意味ですが、俗語なので引用符がついています。
上記の訳は文法構造を重視した直訳風ではなく、原文の順序をある程度尊重した訳になっています。
フランスの新聞・雑誌を読む 10月29日(水)13:30~15:00
今回も週刊紙ル・ジュルナル・デュ・ディマンシュ(Le Journal du dimanche、略称JDD)の9月28日号に掲載された、Étienne-Alexandre Beauregard « Le peuple a beau être majoritaire, il est l’objet de suspicion »というインタビュー記事の続きを読みました。
L’authenticité est liée au fait de se distinguer de la norme établie. L’assimilation est d’ailleurs quelque chose de très mal perçu par les élites progressistes.
(訳)本物であるということは既成の規範とは一線を画しているという事実と連動している。そもそも人に合わせるということは進歩主義のエリートには非常に悪いイメージで見られている。
「人と違うからこそ本物だ」という考えが60年代以後は支配的だったことがここで述べられています。ここで使われているauthenticitéやassimilationは簡潔な漢語で訳すよりもこのように開いて訳した方がわかりやすいかもしれません。
この授業の生徒は現在二名です。興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。オンラインでの無料体験授業、見学ができます。
フランス語入門は月曜日午後3時30分~5時で新規開講します。フランス語の勉強を始めてみたいという人、むかし少し勉強したけれどもう一度チャレンジしてみたいという方はぜひともお問い合わせください。この授業では『アクティブに学ぶフランス語文法』(アルマ出版)という教科書を使います。興味がある方はお問い合わせください。
フランス語A1の現在開講中の授業は火曜日午後1時~2時30分です。
フランス語A1 10月28日(火)13:00~14:30
今回この授業はお休みでした。現在この授業の生徒は二名です。
フランス語初級会話A1レベルのオンライン授業に興味がある方はお問い合わせください。無料見学ができます。
フランス語A2の授業は土曜日午前10時30分~12時、木曜日午後7時30分~9時の二コマです。土曜日の授業の授業はまだ教科書が最初の方なので、興味がある方はぜひとも都合がよい時間を選んでお問い合わせください。
フランス語A2 11月1日(土)10:30~12:00
Unité 3 – Leçon 4 – Parler d’une entreprise
第3ユニット第4課 企業の話をする
前回の続きで映画Poticheについての練習問題を解いた後、フランス語圏の有名企業についての短い記事を読みました。語学の勉強だけでなく、フランス語圏の社会についての基本的な知識を身に着けておきたいですね。
LES ENTREPRISES FRANCOPHONES ET LA MONDIALISATION
La France est la sixième puissance économique mondiale. Dans tous les grands domaines d’activité elle compte des entreprises leaders en Europe et dans le monde : pétrole (Total), pharmacie (Sanofi), énergie (Engie et EDF), télécommunications (Orange), médias et divertissement (Vivendi), assurance (Axa), banque (BNP Paribas, Société générale), agroalimentaire (Danone), distribution (Carrefour), cosmétiques (L’Oréal), travaux publics (Vinci, Bouygues), optique (Essilor), aéronautique (Airbus et Airbus group), pneumatique (Michelin), publicité et communication (Publicis). La France prépare ses champions de demain, en particulier dans le domaine de l’économie numérique : Dailymotion (lecture vidéo), Deezer (écoute musicale), Viadeo (réseau social professionnel). Ubisoft (jeux vidéo), Dassault Systèmes (logiciels de conception 3D).
Les autres pays francophones ont aussi leurs champions :
– en Suisse, on trouve : Nestlé (agroalimentaire), Roche (pharmacie), Richemont (luxe), Crédit Suisse et UBS (services bancaires) ;
– au Québec : Bombardier (transports), Québécor (médias), Jean Coutu (distribution), Bell Canada (téléphonie) et le Cirque du Soleil (divertissements) ;
– la Belgique est présente dans les domaines de la chimie (Solvay), l’optique (Barco), la distribution (Delhaize), la téléphonie (Belgacom) et les biotechnologies (Eurogentec).
現在この授業の生徒は一人だけです。
教科書がまだ最初の方なので、フランス語初級会話のオンライン授業(A2レベル)に興味がある方はぜひお早めにお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。
フランス語A2 10月30日(木)19:30~21:00
Unité 7 – Leçon 3 – Faire respecter des droits
第7ユニット第3課 自らの権利を尊重させる
今回は新しいスケッチを観ました。道路拡張工事計画に反対するメラニーが署名を集める場面です。日本でつくった語学教材には出てこないような場面で、面白いですね。
この授業の生徒は現在一名だけです。興味がある方はお問い合わせください。
フランス語B1レベルの授業は月曜日午後7時30分~9時です。
フランス語B1 10月27日(月)19:30~21:00
Unité 3 – Leçon 3 – Gérer un problème
第3ユニット第3課 問題を扱う
これは音声教材の中に出てきた単語とその定義(類義語)を結びつける問題です。
| 1. la croissance démographique | a. on risque |
|---|---|
| 2. favoriser | b. augmentation de la population |
| 3. faire allusion à... | c. penser à |
| 4. on n'est pas à l'abri de... | d. aider, privilégier |
| 1. restreint | a. faire des virages à droite et à gauche comme au ski |
| 2. une bassine | b. quand un moteur fait beaucoup de bruit |
| 3. vrombir | c. un plat creux |
| 4. slalomer | d. limité |
現在この授業の生徒は三名です。
このB1レベルの授業はまだ教科書が最初の方なので、興味がある方は早めにお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。
フランス語B2レベルの授業は土曜日午後1時~2時30分、午後2時45分~4時15分の二コマです。
フランス語B2 11月1日(土)13:00~14:30
Unité 4 – Bilan grammatical
第4ユニット 文法のまとめ
これは仮定表現を使って二つの文を結びつける練習問題です。
FAIRE DES HYPOTHÈSES SUR DES FAITS PRÉSENTS OU FUTURS
Reformulez ces hypothèses en utilisant l’expression entre parenthèses.
a. La médecine continuera peut-être à progresser. On vivra plus longtemps. (Si…)
b. On vivra peut-être jusqu’à 120 ans. Il faudra travailler jusqu’à 100 ans. (Supposons que…)
c. On travaillera peut-être jusqu’à 100 ans. On devra être en bonne santé. (Faisons l’hypothèse que…)
d. On pourra peut-être rester en bonne santé. La terre sera surpeuplée. (En supposant que…)
この授業の生徒は現在二名です。
フランス語B2レベルの授業に興味がある方はお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。
フランス語B2 11月1日(土)14:45~16:15
Unité 5 – Leçon 2 – S’approprier un nouvel objet
第5ユニット第2課 新しいものを自分のものにする
これはさまざまな工具とその用途を結びつける練習問題です。工具なんか使わないと思うかもしれませんが、こういう用語もフランス語の基本ですから覚えておきたいですね。
Trouvez dans la liste les outils dont vous avez besoin pour effectuer les opérations suivantes. Aidez-vous du dictionnaire.
a. arracher – b. creuser (faire un trou) – c. clouer – d. dévisser – e. fixer – f. percer – g. planter – h. raboter – i. ratisser – j. scier – k. visser
1. une clé – 2. un marteau – 3. une pelle – 4. une perceuse – 5. un rabot – 6. un râteau – 7. une scie – 8. des tenailles – 9. un tournevis
この授業の生徒は現在一名だけです。
フランス語B2レベルの授業に興味がある方はお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。
全ての授業について初回の見学あるいは体験授業は無料です。
以上の授業に興味がある方はこのサイトのお問い合わせページ、あるいはこのページの上下にあるメールアドレスからお気軽にお問い合わせください。料金は90分の授業がひと月4回で12,000円です。二コマ受講される方は、二コマ目が割引料金で8,000円になります。隔週授業は90分の授業がひと月2回で6,000円になります。
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。