• 「油川フランス語・英語教室」開講中

人間について「出産する」という意味で使う動詞はcoucherに接頭辞がついたaccoucherで、これは基本的に自動詞よ。「彼女は男の子を産んだ」はElle a accouché d’un bébéというわね。「出産」の意味の名詞はaccouchement(男性名詞)だけど、「流産」のことはfausse coucheというのよ。

Les pays qu’il faut visiterは「訪れなければならない国」だけど、les pays qu’il faut avoir visitésはどのような国のことかしら。これは「訪れた」という状態にならなければならない国ということなので、「一度は訪れておくべき国」ということね。この不定詞の複合形は前未来に対応する完了の意味。

「騎士」のことはchevalierといい、当然cheval(馬)の派生語だけど、「馬に乗る人」の意味ではなくて称号として使われるわね。「馬に乗る人」の意味では同じ語源だけどイタリア語から借用したcavalierの方を用い、競馬の「騎手」の意味では英語から借用したjockeyを用いるの。「乗馬」はéquitation。

Mon petit doigt m’a dit que tu me cachais un secretは「お前は私に隠しごとをしていると私の小指に云われた」、「お見通しだ」という意味だけど、ここで「小指」は「直感」を意味しているの。基本的に子供に対して使う表現だけど、情報源をぼかしたいときに冗談めかして使うこともあるわ。

手の指(doigts de la main)について、親指はpouce、人差し指はindex、中指はmajeur(médiusとも)、薬指はannulaire、小指はauriculaireというわよ(いずれも男性名詞)。この中で後の三つは形容詞由来の名詞で、annulaireは指輪(anneau)の形容詞、auriculaireは耳(oreille)の形容詞から来ているの。

話し相手がおかしなことを云っているときに、「何云ってるの?」という意味でMais qu’est-ce que tu racontes ?と云えるけれど、Tu délires !という言い方がこれに当たるとも云えるわね。このdélirerという動詞は「わけがわからないことを云う」という意味で、日常会話でよく使われるのよ。

国際刑事裁判所のことは英語でInternational Criminal Courtといい、略称がICCだけど、フランス語ではCour pénale internationaleで、略称はCPIよ。フランス語にもcriminelという形容詞があるけど、cour criminelleというとまるでこの裁判所が犯罪的な存在であるかのように聞こえるわね。

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オンライン講座「原語で親しむフランス語文学」は火曜日19:30~21:00と日曜日13:00~14:30、「フランス語の新聞・雑誌を読む」は水曜日13:30~15:00、土曜日16:30~18:00です。どちらも生徒さんを募集しています。詳しくはこちらのリンクをご覧ください。 https://t.co/Td2bmC6Sdm

— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) August 30, 2026

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現在「フランス文学」の授業は、火曜日はヴァレリー・ラルボーの抜粋、日曜日はヴィクトール・ユゴーの抜粋を読んでいます。「フランス語の新聞・雑誌」の授業は、水曜日は庇護権政策の転換に関する記事、土曜日は残りわずかなマクロン政権についての記事を読んでいます。https://aomori-france.org/

ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。
ふつごぽん 青森市油川フランス語英語教室

【今週の一曲】Pomme – Le village (2026)

Ysé – Elles (2026) イゼ・ラルマンは1998年セーネマルヌ県生まれのミュージシャン。これはファーストアルバム、Pour ce qui nous attend de mieuxの収録曲。以前はイゼ・ソヴァージュの名前で英語で歌っていたそう。非常に上品なアコースティック風味のポップスである。

Bernard Joyet – Le gérontophile ベルナール・ジョワイエは1947年ノルマンディー地方ルーアン近郊生まれの歌手。これは2001年のソロデビューアルバム、Prolongations収録の「年寄り好き」という歌で、ピアノ伴奏はナタリー・ミラヴェット。いつの録音かはわからない。

Théa ft. Rebeka Warrior – Létal (2026) テア・バロームは2001年パリ生まれのハイパーポップのアーティスト。これは待望のデビューアルバム、Popstar Speedrunからの先行曲で、元セクシー寿司、マンスフィールドTYAのレベッカ・ウォリアーとのデュエット。最高です。♡

Crache – Berzingue (2026) クラッシュ(「唾」の意味の俗語)はマルセイユで活動する4人組グループ。これはデビューアルバム、Plein soleilの収録曲。自称シンセパンクだが、80年代にあったようなシンセサイザーを使ったパワーポップで、意外にポップなメロディーがいい。♡

Emilie-Claire Barlow & Damien Robitaille – Quelles sont les chances ? (2026) エミリークレール・バルローは1976年カナダのトロント生まれの歌手、声優。これは15枚目のアルバム、La plus belle saisonの収録曲で、この曲の作者のダミアン・ロビタイユとのデュエット。

Angèle – Une seule vie (2026) アンジェル・ヴァン・ラーケンは1995年ブリュッセル生まれの人気歌手。90年代にAccouplésという歌をヒットさせたマルカが父親。これはサードアルバム、Instinctからの先行曲。前2作とまったく違うハイパーポップ路線である。

Marc Lavoine – C’est ça la France (1996) マルク・ラヴォワーヌは1962年エソンヌ県ロンジュモー生まれのミュージシャン。これは6枚目のアルバム、Lavoine Maticの収録曲。1997年ヴィクトワール賞の最優秀ミュージックビデオ賞を受賞している。プロレタリア的フランス讃歌。


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