「落穂拾い」などで有名な画家Jean-François Milletの名前を日本人は何のためらいもなくミレーというけれど、この読み方はフランス人にとって必ずしも自明のものではないのよ。確かにMille …
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国の「中央」に対立する概念としての「地方」のことをprovinceというわね。一方南仏のプロヴァンス地方はProvence。共通の語源はラテン語のprovinciaで、Provenceはだいたいカエサ …
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Je ne pense pas qu'il soit intelligentとJe ne pense pas qu'il est intelligentという二つの文で、試験で正しいの …
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Il prend la défense des éléphantsは「彼は象を守る立場に立つ」だけど、Il vend les défenses d'éléphantsは「彼は象牙を売る」という …
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Amianteという単語を知らないと、なんとなく友だちと関係があるんじゃないかと想像しちゃうかもしれないけど、全く関係のない「アスベスト」の意味なのよ。A-は否定の接頭辞で、-mianteに「腐敗」の …
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Il affirme avoir vu un fantômeは「彼は幽霊を見たと主張している」という意味だけど、これをIl prétendに変えると、彼が本当に幽霊を見たのかどうかに関する話者の疑いの …
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Dandy, hobby, lady, lobbyなどの英語から借用した単語の複数形の語尾は、-ysと英語式の-iesの両方がありうるわよ。でもjuryとrugbyについてはSを直接つける複数形しか使 …
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英国の通貨ポンドの記号がPではなくて£なのが不思議よね。フランス語ではこの通貨のことをlivre sterlingというのよ。£はこのlivreの頭文字でしょうね。このlivreは男性名詞の「本」とは …
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日本人にとってtuとvousの使い分けは難しいけど、フランス人の間においてもこの使い分けがデリケートな問題になる場面がよくあるのよ。世代や出自によって考え方が違うので、正解といえるものはないの。気をつ …
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