フランス語の「隠語」のことをargotというけれど、この単語は基本的に単数形で用いるのよ。つまりargotは個々の単語のことではなくて、隠語の総体を指すの。よって「それは隠語です」と云うときはC …
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仏製英語の一つにtennismanがあるけれど、発音は[tenisman]で、語末は鼻母音にならずにNをはっきり発音するわよ。これはsupermanやBatmanのようなことばでも同じです。英語由来の …
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学校の教師の意味の単語で、instituteurは初等教育の教師、professeurは中等教育以上の教師というのがざっくりした区別ね。でもinstituteurは今のフランスの制度でprofesse …
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コロナ禍とともにフランスでもclusterという単語を耳にするようになったけど、外来語の使用を嫌うフランス語ではfoyer de contaminationと言い換えられるわね。接触感染に関してはco …
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単純未来の活用形は、俗ラテン語の動詞の原形にhabere(avoirの先祖)の現在形の活用形がくっついたものを元としているわよ。たとえば現代フランス語においてもje chanteraiの活用形はcha …
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Hidalgo l'emporte largement à Parisは「イダルゴはパリ(の市長選)で大勝した」という意味で、l'emporter (sur qqn)は「(~に)勝つ」 …
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フランス人は「ちょっと待って」という意味でDeux secondes(2秒)と云うことがあるわね。「たった2秒で用事が済むわけがないだろう!」と思っちゃうけど、文字通りに2秒という時間を考えるのではな …
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Comprisというcomprendre(含む)の過去分詞から来た形容詞は、「~込みで」という言い回しでよく使うわね(Le menu est à vingt euros, service compri …
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ギャグやコントの「オチ」のことをフランス語ではchuteというわよ。「コント」はフランス語のconteから来た外来語らしいけど、conteに「コント」の意味はありません。「コント」に当たる単語はske …
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18世紀までのフランス語には今のフランス語よりも複数形の印にXを使う単語が多かったのよ。たとえばloi(法律)の複数形はloixでした。たぶんラテン語ではlexだったことによる語源的な配慮によるものね …
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