Dandy, hobby, lady, lobbyなどの英語から借用した単語の複数形の語尾は、-ysと英語式の-iesの両方がありうるわよ。でもjuryとrugbyについてはSを直接つける複数形しか使わないようね。両方がありうる場合でも、Sを直接つける方が推奨されます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 15 janvier 2018
「あの人は今」という感じの、むかし有名だったけど今は落ち目の人のことを英語でhas-beenというけど、フランス語でもこの単語を使うわよ。これをpersonnalité démodéeと言い換えることが推奨されるけど、よく使うのはむしろ俗語のringardの方ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 16 janvier 2018
Jamaisには否定の「決して~ない」の他に、「これまでに」という否定ではない意味もあることを忘れちゃ駄目よ(C'est le meilleur roman que j'aie jamais lu)。À (tout) jamaisも「いつまでも」という意味で、否定ではないわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 17 janvier 2018
「橋」はpontだけど、viaducと呼ばれる有名な橋が数多くあるわね。たとえば、橋の本体部分が川幅とほぼ同じ長さの橋がpontで、橋の本体部分が川幅よりも長く、複数の橋脚をもつ橋がviaducだと考えられます。よって峡谷にかかる橋にはviaducが多いということになるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 18 janvier 2018
日本語の「サボる」はフランス語のsabotageから来ているけど、J'ai saboté l'écoleは「私は学校を駄目にした」という意味で、「サボる」と全然違う意味になるわよ。「私は学校をサボった」はJ'ai fait l'école buissonièreと云います。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 19 janvier 2018
アカデミーフランセーズは1635年の設立だけど、史上初の女性会員はマルグリット・ユルスナールで、入会は1980年のことだったわ。レヴィストロースはこれに反対して、「我々は変化に耐えられない部族のようなものであり、女性を入会させたら崩壊してしまう」という妙な知見を披露したそうよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 20 janvier 2018
Biscuit(ビスケット)のbisは「二回」、cuitは「焼いた」という意味なので(cuireの過去分詞)、これは「二度焼きした(パン)」という意味ね。Biscotte(ラスク)はイタリア語のbiscottoから来ていて、これも同じ構造だけど、フランス語では女性名詞になったわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 21 janvier 2018
【今週の一曲】Bigre! ft. Célia Kameni – Quelle histoire (2017) https://t.co/L2SPYv26Cw
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 15 janvier 2018
Futuro Pelo – Bluff (ft. Agnès Aokky) (2017) https://t.co/iAZHRFZexy 80年代から活動しているミュージシャン、バンジャマン・スポルテスの新しいエレクトロポッププロジェクト。楽しいダンサブルなポップソングだ。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 15 janvier 2018
Marcel Amont – Le Mexicain https://t.co/7D1VMThzSh 1929年生まれのマルセル・アモンはミュージックホールの演芸の生き残りのような歌手で、ガスコーニュ方言の歌も歌う。これはシャルル・アズナヴール作曲の歌。1965年のテレビ映像。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 16 janvier 2018
Keny Arkana – La rage (2006) https://t.co/BMKgrOA97n 反グローバル主義の闘士、1982年生まれの女性ラッパー、ケニー・アルカナの最初のヴィデオクリップ。デビューアルバム『セメントと空の星の間に』収録の「怒り」という曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 17 janvier 2018
Bertolino/Le Gac – Borderline bourrée (2017) https://t.co/zlxlDkIHoj マルセイユのグループ、デュパンのフルート奏者とハーディガーディ奏者のデュオ。ブーレというダンス音楽だが、後半のドローン部分がサイケデリック。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 18 janvier 2018
Suzy Delair – Avec son tralala (1947) https://t.co/GXPIBdl10I アンリジョルジュ・クルーゾー監督の映画Quai des Orfèvresの挿入歌。1917年生まれの女優・歌手のスュジー・ドレールは百歳になった。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 19 janvier 2018
Mademoiselle K – On s'est laissé (2017) https://t.co/VkQq0X9oLe シンプルなポップロックから突然エレクトロロックに路線変更したマドモワゼルKの失恋をテーマにしたコンセプトアルバムから。ひりひりした感覚が楽しめます。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 20 janvier 2018
Malka Family – Minnou (Minou) (2017) https://t.co/LcVSLvhaNo 90年代に活動した仏製ファンクバンドが約20年ぶりに再始動。音楽は悪くないのだが、P-Funkの世界をやろうとした結果、フランスの米米CLUBに見える。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 21 janvier 2018