Amianteという単語を知らないと、なんとなく友だちと関係があるんじゃないかと想像しちゃうかもしれないけど、全く関係のない「アスベスト」の意味なのよ。A-は否定の接頭辞で、-mianteに「腐敗」の意味があるの。「腐敗しない物質」という意味ね。男性名詞であることにも注意してね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 29 janvier 2018
「よい」という意味のギリシア語起源の造語要素eu-をもつ単語にはeuphorie(幸福感)、euthanasie(安楽死)、eugénisme(優生学)などがあるけど、「よい知らせ」の意味のévangile(福音)のév-もこれと同じものよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 30 janvier 2018
Œuvreは「作品」の意味で、普通女性名詞として用いられるけど、この単語はラテン語のoperaから来ているわよ。フランス語のopéra(オペラ)は男性名詞で、同じラテン語単語が語源だけど、イタリア語からとりいれた単語なの。Opérationは「作戦、手術」ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 31 janvier 2018
ピエール・ルイスの代表作『ビリティスの歌』(1894年)は、サッフォーと同時代のレスボス島の女性詩人ビリティスの詩の翻訳だと偽って発表されたわ。ビリティスはルイスがつくりあげた人物なのに、「もちろんビリティスのことはよく知っている」と主張したギリシア文学の専門家が当時いたそうよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 1 février 2018
L'appétit vient en mangeantは「食慾は食べるうちに出てくる」という意味の諺だけど、ジェロンディフの意味上の主語は主動詞と同じものであるべきなので、文法的には破格だと考えられるわね。諺には文法規則が当てはまらない場合が多いことに気をつけましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 2 février 2018
ミャンマー、ベラルーシ、モルドバなど、90年代以後に日本で呼び名が変わった国がいくつかあるけど、フランスの報道ではBirmanie, Biélorussie, Moldavieと以前と変わらない呼び名をよく用いているわ。大使館の名前の使い方などには振れ幅があるようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 3 février 2018
フランス語を勉強するなかで「フランスの子供はリエゾンやエリジオンなどで混乱しないのかな?」と疑問に感じている人がいるかもしれないわね。これは当然ありうることで、avionをnavion、éléphantをnéléphantといったりする赤ちゃんことばがあるわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 4 février 2018
【今週の一曲】Cœur de Pirate – Prémonition (2018) https://t.co/ce8zbCjMav
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 29 janvier 2018
Sammy Decoster – L'homme sans voix (2018) https://t.co/kTiDDedfzK 呪い系フォークのファクトゥール・シュヴォーを含むさまざまな活動で知られるサミー・ドコステールの9年ぶりのソロ作のタイトル曲。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 29 janvier 2018
Julos Beaucarne – Le petit royaume https://t.co/tKG2SkRpN1 1936年生まれのジュロス・ボーカルヌはベルギーを代表する歌手だが、メディアでの露出がないのでベルギー以外での知名度はあまり高くない。1977年のテレビ映像。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 30 janvier 2018
Nicolas Comment – Vénus venue (2015) https://t.co/dE5Pm5hQqa ニコラ・コマンは写真家としても活動するアーティスト。2015年のアルバムRose planèteは成人向けアルバムとして発表された。倒錯的な雰囲気だ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 31 janvier 2018
Charlotte Gainsbourg – Rest (2017) https://t.co/jOKDdw9Jtj シャルロット・ゲンズブールの2017年のアルバムのタイトル曲。以前のアルバムが英語で歌われていたのに対して、このアルバムではフランス語に回帰している。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 1 février 2018
Mélina Mercouri – Je suis grecque (1970) https://t.co/LGnQkQdk8I 『日曜はダメよ』などの映画で知られるギリシア人女優メリナ・メルクーリは軍事政権成立後フランスに亡命していた。ギリシアの民主化後、文化大臣を務めた。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 2 février 2018
Fishbach – Mortel (2017) https://t.co/zzXZ1WDXCn シャルルヴィル出身の女性アーティスト、エレクトロポップの期待の星フィッシュバックの2017年のデビューアルバム収録曲。この歌は歌謡曲のような哀愁メロディーがよい。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 3 février 2018
Adrienne Pauly – L'excusemoihiste (2018) https://t.co/mUUSaDaJda 歌手・女優のアドリエンヌ・ポーリーのなんと12年ぶりのセカンドアルバムから。造語の題名は「いつも謝ってばかりいる人」のこと。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 4 février 2018