国の「中央」に対立する概念としての「地方」のことをprovinceというわね。一方南仏のプロヴァンス地方はProvence。共通の語源はラテン語のprovinciaで、Provenceはだいたいカエサルの時代までに占領されてローマ領になったイタリア以外の地方のことね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 19 février 2018
フランス語ではスケート靴のことをpatinというけど(スポーツはpatinage)、skate([skɛt])はスケートボードのことよ。また、ローラースケートはpatin à roulettesで、roller([ʀɔlœːʀ])はローラーブレードのこと。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 20 février 2018
Respect humainという熟語は、本来特別なリエゾンをして[ʀɛspɛkymɛ̃]と発音するものよ。「世間体」というのが元々の意味だけど、例外的なリエゾンも元々の意味も今は廃れてきているようね。フランス国歌のsang impurも今はリエゾンしないことが多いようです。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 21 février 2018
フィギュアスケートはpatinage artistique、新体操はgymnastique rythmique、シンクロナイズドスイミングはnatation synchronisée、フリースタイルスキーはski acrobatiqueというわよ。どれもよく意味がわかるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 22 février 2018
Sirèneは美しい歌声で船乗りを惑わすギリシア神話の想像上の怪物セイレーンで、「人魚」の意味にもなるけど、「サイレン」の意味でも使われる女性名詞よ。映画などに出てくるセクシーな悪女の典型もsirèneだけど、La Petite Sirèneはアンデルセンの「人魚姫」よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 23 février 2018
Lèche-culは文字通りには「お尻を舐める人」という意味の品がない単語で、「ごますり」のことよ。なかなか気分が出ているわね。品がないついでに云うと、film de cul(お尻映画)はポルノ映画のことです。Culという単語は下品なので、あまり使わないようにしましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 24 février 2018
コートダジュール(紺碧海岸、Côte d'Azur)という名前は割と新しいもので、コートドール県ディジョン出身のステフェン・リエジャールという人が1887年に発表した本の題名から来ているのよ。これ以後フランス中に類似の名前の海岸が増えたんですって。観光業の発展も関係ありそうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 25 février 2018
【今週の一曲】Madame Monsieur – Mercy (2018) https://t.co/37gRlHdw2D
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 19 février 2018
General Elektriks – Au tir à la carabine (2017) https://t.co/IUvQ2xGeap ジェネラル・エレクトリックスは2003年から活動するエルヴェ・サルテルスのソロプロジェクト。グルーヴィなエレクトロポップ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 19 février 2018
Corinne Hermès – Dessine-moi (1989) https://t.co/bTPjg0kPZT 1983年にルクセンブルク代表でユーロヴィジョンに優勝したコリンヌ・エルメスの二曲目のヒット曲。彼女には二曲しかヒット曲がない。ぼんやりユーロビート風。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 20 février 2018
Forever Pavot – Le beefteak (2017) https://t.co/hVcIEWGmqc ヒッピーのような容貌の青年エミール・ソルナンを中心にしたサイケポップユニット、フォーレヴァー・パヴォ。スパイ映画音楽のような怪しさが魅力だ。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 21 février 2018
Voyou – Seul sur son tandem (2017) https://t.co/WaM0KwwBjY ヴォワイユー(ならず者)ことティボー・ヴァノランドはナント出身のベーシストで、ペガーズやエレファンズなどのグループに参加していた。このプロジェクトはエレクトロポップ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 22 février 2018
Bigflo & Oli – Dommage (2017) https://t.co/hNOzB46lWv トゥールーズ出身の兄弟ラップデュオ、ビッグフロ&オリのセカンドアルバム収録曲で、Victoires de la musiqueの年間ベストソング賞を受賞した。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 23 février 2018
Mehdi Zannad – L'aéroport (2011) https://t.co/N9vvbzU2dw 60年代のソフトロック風ポップスをフランス語で歌うメディ・ザナッド。以前はフグという名前で英語で歌っていたが、この曲は本名名義のアルバムに収録。あまりに過小評価。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 24 février 2018
Eddy Mitchell – Le cimetière des éléphants (1982) https://t.co/gQPsZwKNFs フランスを代表するロック歌手の一人のエディ・ミッチェルが米国に渡って、当時のフュージョンの名手たちをバックに録音したアルバムから。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 25 février 2018