複数形と動詞の活用形以外の語末のXはKSと発音されるのが普通だけど、crucifix(十字架像)、perdrix(ヤマウズラ類の鳥)、prix(値段)、flux(上げ潮)、reflux(引き潮)などの単語の語末のXは発音されないわよ。SixとdixのXはSの発音ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 9 avril 2018
Prendre des vessies pour des lanternesは文字通りには「膀胱をランタンと取り違える」ということだけど、「ひどい間違いを犯す」という意味よ。日本ではあまり膀胱に馴染みがないと思われるけど、フランスでは料理などで使うわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 10 avril 2018
フランスでポッキーはMikadoの名前で商品化されているけど(江崎グリコのライセンス商品)、この名前は箸状の棒を使った将棋崩しのようなゲームの名前から来ているわよ。棒の種類は点数順にMikado, Samouraï, Mandarin, Bonze, Coolieよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 11 avril 2018
複合名詞の中で「動詞+名詞」という構造のものは、原則的に名詞に複数形の印をつけることで複数形をつくるわよ。たとえばベッドカヴァーcouvre-litの複数形はcouvre-lits、旗手porte-drapeauの複数形はporte-drapeauxになるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 12 avril 2018
「放っといてくれ」はDe quoi tu te mêles ?(お前は何に口を突っ込んでるんだ)が論理的にわかりやすいけど、論理的にはおかしなDe quoi je me mêle ?(私は何に口を突っ込んでるんだ)も同じ意味で、さらに喧嘩腰で品が悪い言い方になるわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 13 avril 2018
試験はexamen([ɛgzamɛ̃])で、略語がexamだけど、大学の定期試験はpartielというわよ。元々はexamen partielのことだけど、形容詞が名詞化されたの。点数をつける試験examenと、結果によって合格者が選抜される試験concoursの区別も必要ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 14 avril 2018
「民主党」は普通parti démocrateだけど、「民主共和国」はrépublique démocratiqueよ。Démocrateは形容詞だけではなくて、「民主主義者」を意味する男女同形の名詞としても使うけど、démocratiqueに名詞としての用法はありません。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 15 avril 2018
【今週の一曲】Barbara Carlotti – Voir les étoiles tomber (2018) https://t.co/F3HmdtIv2k
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 9 avril 2018
Judah Warsky – La voiture ivre (2018) https://t.co/ZtiLrjWQyT ジュダ・ヴァルスキーはマチユ・セザルスキーの変名で、これはこの名前での3枚目のアルバムの収録曲。エレクトロポップだが、ピアノ中心のサウンドが特徴的。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 9 avril 2018
Mikado – Naufrage en hiver (1985) https://t.co/0Bjz3Q6oof 細野晴臣プロデュースでノンスタンダードレーベルから発売されたフランスの男女デュオ、ミカドの唯一のアルバムのオープニング曲。クリップはピエール・エ・ジル。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 10 avril 2018
Les Valentins – Les pieds dans la lune (1993) https://t.co/8CS8VCvMxe レ・ヴァランタンは90年代に活動した男女デュオで、玄人筋の評価が高かった。2003年に解散してからは二人ともプロデューサーとして活動している。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 11 avril 2018
Les Ogres de Barback et le Bal Brotto Lopez – Toi jamais (2018) https://t.co/80phm8zJ4s 社会派大道芸バンドが南仏の民謡デュオと合体したプロジェクトのアルバムから。素晴らしい演奏だ。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 12 avril 2018
Les Ogres de Barback et le Bal Brotto Lopez – Toi jamais (2018) https://t.co/80phm8zJ4s 社会派大道芸バンドが南仏の民謡デュオと合体したプロジェクトのアルバムから。素晴らしい演奏だ。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 12 avril 2018
Catherine Sauvage – Paris canaille https://t.co/NJRvzIgaGH カトリーヌ・ソヴァージュはさまざまな詩人の詩を歌ったが、レオ・フェレの存在を世に知らしめたこの1954年のヒット曲がデビュー曲だった。1965年のテレビ映像。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 14 avril 2018
Cyril Mokaiesh – Les hommes de demain (2018) https://t.co/Fft7GBQdxj 社会派歌手シリル・モカイェシュが「明日の女性、明日の男性をつくろう」と語りかけて子供たちに未来を託す歌。驚くほどに前向きな歌だ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 15 avril 2018