哺乳類動物の妊娠のことをgestationといい、そのうち特に人間の女性の妊娠のことをgrossesseというわよ。懐妊はconceptionで、出産はaccouchementです。マリア様の無原罪の御宿りのことはImmaculée Conceptionというわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 28 mai 2018
国連安保理常任理事国の「拒否権」のことをdroit de vetoといい、mettre (ou opposer) son vetoは「拒否する、反対する」の意味のちょっと気取った言い方よ。Vetoの発音は[veto]だけど、Eには普通アクサンテギュがつかないことに注意しましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 29 mai 2018
C'est un argument tiré par les cheveuxは「それはこじつけの議論だ」という意味よ。人の髪を引っ張って無理やり連れてくるイメージがあるけれど、日本語の「我田引水」と多少イメージが似ているかもしれないわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 30 mai 2018
Violon d'Ingresは文字通りには「アングルのヴァイオリン」という意味で、画家のアングルのヴァイオリンが玄人はだしだったことを踏まえた表現だけど、転じて「趣味(としての芸術活動)」の意味で使う表現よ。「趣味」の意味では英語由来のhobbyもよく使うわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 31 mai 2018
姓のことをnom de familleというけれど、patronymeともいうわね。この単語はpèreと語源を同じくするけど、フランスではつい最近まで新生児には父親の姓をつけるものと決まっていたわ。2005年から父親の姓、母親の姓、その二つをつなげたものから選べることになったの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 1 juin 2018
Petite annonceは新聞などの「三行広告」のことよ(仏和辞典には複数形で載っているけど、単数形も使用される)。辞書を引けばすぐに出てくるけど、中級者はこのような表現を見ても辞書を引かずに、「小さな通知」のように訳しがちなので気をつけましょうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 2 juin 2018
「銃剣」のことをbaïonnetteというけど、この単語は製造所があったバスク地方の町バイヨンヌ(Bayonne)から来ているのよ。元の綴りはbayonnetteだったけど、[bɛjɔnɛt]と読まれるのを避けるために綴りを変えたの。地名の方は綴りが変わっていないわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 3 juin 2018
【今週の一曲】Christine & the Queens – Damn, dis-moi (2018) https://t.co/FNNxMn3cCn
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 28 mai 2018
Thousand – Le nombre de la bête (2018) https://t.co/VduDpaY96G サウザンドはステファヌ・ミロシェヴィッチのソロプロジェクト。ファーストは英語だったが、この曲を含むセカンドはフランス語。ローファイの熱っぽいサウンド。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 28 mai 2018
Jairo – Les jardins du ciel (1980) https://t.co/mQ0n1Q7n1I ハイロは1949年アルゼンチン生まれの歌手で、本名はマリオ・ゴンサレス・ピエロッティ。主にスペイン語で歌っているが、フランス語の歌も多い。これが最大のヒット曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 29 mai 2018
Denez Prigent et Yann Tiersen – Va Hent (Mon chemin) (2018) https://t.co/mgQUlPA1eM ブルターニュの民謡歌手デネス・プリジャンの6枚目のアルバムから、同郷の音楽家ヤン・ティエルセンの共演曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 30 mai 2018
Lewis OfMan – Plein de bisous (2018) https://t.co/fxqSNEyRkS ルイス・オヴマンは若手エレクトロミュージシャンで、ヴァンドルディ・スュル・メールのプロデュースなどで知られるようになった。日本のフレンチポップス好きに受けそう。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 31 mai 2018
Inna Modja – French Cancan (Monsieur Sainte-Nitouche) (2011) https://t.co/GJKpyWYiXd イナ・モジャはマリのバマコ生まれの女性歌手。この英語とフランス語で歌う歌が2011年の夏のヒット曲になった。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 1 juin 2018
Foé – Mommy (2018) https://t.co/GF6vzgczm8 ティム・ダップやエディ・ド・プレトと同様にヒップホップを聴いて育った新世代の歌手のフォエ。幅広い音楽スタイルをもっているが、特徴ある声が統一感を生みだしている。オランドがファンだそうだ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 2 juin 2018
Georges Brassens – Les passantes (1972) https://t.co/FXxjDwN7Bk アンジェルのクリップを撮影したベルギーの写真家シャルロット・アブラモフが2018年の国際女性デーのためにつくったジュルジュ・ブラッサンスの曲のクリップ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 3 juin 2018