国際ニュースの記事などでは、ロシアの議会のことをdouma、イスラエルの議会のことをknessetというわよ。ドイツの首相はchancelierで、イランの最高指導者はayatollahね。このように一つの文化に特有のものを示す単語のことをレアリアと呼ぶわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 9 juillet 2018
Sortir avec qqnはもともと「誰々と一緒に外出する」という意味だけど、比喩的に「誰々と(恋人として)付き合う」という意味でよく使われるわよ。両方の意味がありうるので注意が必要ね。「付き合う」の意味の場合、どの程度の付き合いかについては人によって捉え方が違うようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 10 juillet 2018
「捕らぬ狸の皮算用」ということわざがあるけど、フランスでは狸が熊になるわよ。Il ne faut pas vendre la peau de l'ours avant de l'avoir tuéといい、ラフォンテーヌの寓話にもこれとよく似たことばが出てくるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 11 juillet 2018
スポーツチームの監督のことをentraîneurといったり英語のcoachを使ったりするけど、特にナショナルチームの監督のことはsélectionneurというわね。連盟によって選手の選出を任された人のことよ。日本でいうコーチのことはcoach adjointといったりします。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 12 juillet 2018
Patteは動物の足を意味する女性名詞だけど、mille-pattesはムカデの意味の単複同形の男性名詞よ(un mille-pattes)。この単語patteの発音は[pat]だけど、パスタやペーストの意味のpâteは[pɑːt]で、音色と長さの違いが多少感じられるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 13 juillet 2018
「無数の」を意味するちょっと気取った表現にune myriade d'étoiles(無数の星)、une kyrielle d'enfants(無数の子供たち)、une pléthore de fraises(無数のいちご)などがあるわよ。主語になると動詞は普通複数形です。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 14 juillet 2018
出会いを求めるメッセージ(petite annonce)の最後につける決まり文句にEt plus si affinitésがあるわね。相手に求める条件を列挙した後で「もし気が合えば(友だち関係以上の)次を考えましょう」と付け加えることばです。今は冗談っぽく使うことが多いわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 15 juillet 2018
【今週の一曲】Alice et moi – J'veux sortir avec un rappeur (2018) https://t.co/3K0i1cJhhI
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 9 juillet 2018
Delgrès – Mr. President (2018) https://t.co/papcRcEnmg ギター、ドラムス、スーザフォンの三人組デルグレスは、ティナリウェンとブラック・キーズの間のミッシングリンクと評されるカリビアンブルーズロックのグループ。注目必至である。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 9 juillet 2018
Bill Deraime – Plus la peine de frimer https://t.co/BuOPoM2Ddk ビル・ドレームは1947年生まれのフランスには珍しいブルーズロックミュージシャン。泣き泣きのギターを弾いて歌っております。1981年のテレビ映像。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 10 juillet 2018
Dominique A – Toute latitude (2018) https://t.co/hSKUZGu1Zk 90年代初頭に登場したフランスのミュージシャンの中でも代表的な存在のドミニク・Aだが、日本では今ひとつ認知度が低い。2018年発表の12枚目のアルバムから。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 11 juillet 2018
Noir Boy George – Enfonce-toi dans la ville (2014) https://t.co/7F0Eu7FhSR ロレーヌ地方のメス出身の「黒いボーイ・ジョージ」は宅録ローファイエレクトロポップ。ダニエル・ジョンストンに通じる狂気を感じさせる。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 12 juillet 2018
Ivanov – Les nuits sans soleil (1989) https://t.co/7fQJuoOlGg イヴァノフはロシア人がギタリストの5人組グループで、この曲だけがヒットした。曲調がロシア風のユーロディスコ。ダサキッチュマニアにはたまらないでしょう。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 13 juillet 2018
Paupière – Défunte lune de miel (2017) https://t.co/DPPZ42CNqO ポーピエールは女二人男一人のカナダの三人組。80年代ニューウェイヴリヴァイヴァルの一つだが、大ヒットした頃のヒューマン・リーグ風の雰囲気が異彩を放つ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 14 juillet 2018
Léo Ferré – C'est extra (1969) https://t.co/UBv5fOL1fE レオ・フェレ(1916-1993)最大のヒット曲。ムーディ・ブルーズの「サテンの夜」にヒントを得たエロチックな歌。有名な歌だが、全くレオ・フェレのキャリアを代表する歌ではない。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 15 juillet 2018