Passer l'épongeは「水に流す」という意味だけど、黒板を消すイメージよ。Jeter l'épongeはボクシングの試合で「タオルを投げる」ことで、仕事を放棄することなどについて使われるわね。同じépongeを「黒板消し」、「タオル」と違う意味で使っているのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 13 août 2018
国名に対応する接頭辞で注意が必要なものには、germano-(ドイツの)、sino-(中国の)、nippo-(日本の)、hispano-(スペインの)、luso-(ポルトガルの)などがあるわよ。日清戦争(日中戦争)はguerre sino-japonaiseね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 14 août 2018
フランス語されたイタリアの地名はRome(ローマ)、Pise(ピサ)、Milan(ミラノ)など語尾だけが多少違うものが多いのでさほど難しくないけど、Florence(フィレンツェ)、Gênes(ジェノヴァ)、Turin(トリノ)などには多少の注意が必要かしら。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 15 août 2018
アルザス地方のストラスブールの有名な観光地にla Petite Franceがあるわね。かわいらしい名前のように思えるけど、実はこの名前の由来は昔ここにあった梅毒病院なの。梅毒(syphilis)は「フランス病(le mal français)」と呼ばれていたのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 16 août 2018
Métrageは「メートル測定」で、そこから巻物の生地を切り売りするときのメートル単位の長さを意味するわ。映画で短篇映画をcourt métrage、中篇映画をmoyen métrage、長篇映画をlong métrageというのは、フィルムを巻物に見立てているのね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 17 août 2018
GENという要素には「生む、生まれる」という意味があり、たとえば「創世記」はGenèse、「系譜」はgénéalogieね。Génétiqueは「遺伝学」、généticienは「遺伝学者」、gèneは「遺伝子」よ。Eugénismeは悪名高き「優生学」ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 18 août 2018
ブラジルのサンパウロ(São Paulo)はフランス人が読むとサオポロに聞こえて、まるで札幌の親戚みたいになるわね。ギニア湾の島サントメ(São Tomé)はフランス人が読むとサオトメなので、まんま早乙女です。同じポルトガル語の地名でも、カーボベルデはCap-Vertになるわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 19 août 2018
【今週の一曲】Requin chagrin – Mauvais présage (2018) https://t.co/yyntZ2VzVt
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 13 août 2018
Jaune – Blessure de l'ego (2017) https://t.co/YVwjc7H42D ジョーヌ(黄色)はフランソワ&ジ・アトラス・マウンテンズのメンバー、ジャン・テヴナンのソロプロジェクト。これはジュダ・ヴァルスキー作のポップなメロディの曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 13 août 2018
Kaaris – G.O.K.O.U (2018) https://t.co/nxoBfFR5aY カアリスはコートディヴォワール出身のラッパーで、トラップをフランスに広めた人物として知られる。題名は本人の名前から来たもので、孫悟空やドラゴンボールとは特に関係がない。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 14 août 2018
Marcel Kanche – Le mont de grange (2018) https://t.co/zgOnwSboE7 1954年生まれのマルセル・カンシュは知る人ぞ知る存在のミュージシャン。実験的でアヴァンギャルドな音のロックを演奏する。歪んだギターが不穏な雰囲気だ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 15 août 2018
Klub des Loosers – Cosmonaute (2017) https://t.co/mKDrmEfbN2 「ルーザークラブ」はラッパーのフザーティのプロジェクト。フランスのヒップホップの中では非常にインテリ臭が強い。このクリップはレトロフューチャーな感じが魅力的である。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 16 août 2018
Triangle – Peut-être demain (1970) https://t.co/Fgan9ckvAE 70年代初頭のフランスのロックを代表する存在であるトリアングルの最初のヒット曲。当時フランス語で歌う本格的ロックバンドは少なかった。多少プログレ風味が感じられる。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 17 août 2018
Pendentif – Vertige exhaussé (2018) https://t.co/gveUV2LJp9 ヴォーカリストが変わってニューウェイヴリヴァイヴァルからドリームポップになったパンダンティフのセカンドアルバムのタイトル曲。もうちょっと注目されてもいいと思う。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 18 août 2018
Dick Rivers – Cinderella (1982) https://t.co/yabOUemCBg ディック・リヴァースはフランスにおけるロックの創始者の一人だが、ジョニー・アリデーやエディ・ミッチェルと比べてもさらに日本での知名度が低い。これは1982年のヒット曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 19 août 2018