労働組合や学生組合などの組合のことをsyndicatといい、フランスの代表的な労組にはCGT(労働総同盟)やCFDT(フランス民主主義労働同盟)があるわね。学生組合の方はUNEF(フランス全国学生連盟)が有名です。Syndicはこれらの組合とは関係なくて、集合住宅の管理者のこと。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 10 septembre 2018
フランス革命にはキリスト教否定の側面もあったので、聖人の名前を冠した地名などが変更を余儀なくされたわ。たとえばSaint-Étienneには武器工場があったので、Armevilleという名前になったそうよ。1814年以後、これらの地名は元に戻されることになりました。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 11 septembre 2018
Quand j'avais cinq ans, je m'ai tuéという題名の小説・映画があるわね。文法的にはもちろんje m'ai tuéは間違いで、je me suis tuéが正しいけど、語り手が8歳の子供なのでことばをちゃんとマスターしていないという設定なのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 12 septembre 2018
Eschatologieは宗教哲学用語の「終末論」という意味よ。このCHはKの音なので、l'eschatologieを耳で聞くとles scatologiesと同じに聞こえるので、勘違いしたら駄目よ。Téléologieは「目的論」でthéologieは「神学」ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 13 septembre 2018
Essuyerは「拭く」という意味の動詞だけど、頻繁に「被る」という意味で使われるわよ。この場合この動詞がとる直接補語は必ずrefus, revers, échecなどの望ましくない不幸な状況を意味するものになります。Essuie-toutはキッチンペーパーのことね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 14 septembre 2018
厳密に云うと、gynécologue(まれにgynécologiste)は婦人科医、obstétricienは産科医で、産婦人科医はgynécologue-obstétricienというわよ。一般には総称的にgynécologueを用い、略語のgynécoも使われるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 15 septembre 2018
アルファベの字母を用いた表現の中で、plan Bは英語にもある「次善策」の意味で、このBはAに次ぐもののことだけど、système DのDはdébrouillardの頭文字で、要領がいい人が使う逃げ道のようなものを意味するわよ。その場しのぎをシステムと呼ぶちょっと皮肉な表現ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 16 septembre 2018
【今週の一曲】Flavien Berger – Maddy la Nuit (2018) https://t.co/LVD1ZsPWwd
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 10 septembre 2018
Iraka – Arabie 2.0 (2018) https://t.co/FEG5r0XEA2 イラカは1981年カンヌ生まれのラッパー・スラマー。ボルドーやマルセイユのオルタナティヴラップシーンで活動している。ラップというより弾まない重々しいトラックに乗せたスポークンワード。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 10 septembre 2018
Pit et Rik – La cicrane et la froumi (1981) https://t.co/OGpAGNKRqW フランステレビ文化の基本の一つであるコミックソングの大ヒット曲。ラフォンテーヌの寓話詩「セミとアリ」のパロディ。これぞ現代フランス文化の核。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 11 septembre 2018
Johnny Hallyday – De l'amour (2015) https://t.co/Ld8HzY6rGw 2017年に亡くなったフランス最大のロックスター、ジョニー・アリデーの最晩年のヒット曲。クリストフ・ミオセック作詞、ヨドリス(マクシム・ヌッチ)作曲の歌。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 12 septembre 2018
Hollydays – Léo (2018) https://t.co/9jBLsmzUbu ホリデーズは最近多いエレクトロポップの男女デュオの一つだが、世の中に幻滅したようなメランコリックな雰囲気が特徴。この曲は呪文のようなメロディがよい。4枚目のEPの収録曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 13 septembre 2018
Véronique Sanson – Besoin de personne (1972) https://t.co/RShLRLpCVx ヴェロニク・サンソンの傑作デビューアルバムAmoureuse収録の名曲。最初にクロード・フランソワが歌って新人ヴェロニク・サンソンを紹介する。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 15 septembre 2018
Rose Laurens – J'avais rêvé d'une autre vie (1980) https://t.co/FLd2R225hi ミュージカル『レ・ミゼラブル』の初演はフランス語版だったが、これはファンティーヌのI Dreamed a Dreamのオリジナル版。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 16 septembre 2018