数字を使った慣用句というのとはちょっと違うけど、Dites trente-trois(33と云いなさい)という決まり文句があるわね。これはお医者さんが聴診のときに患者に云うことばだとされています。もっとも本当に今のお医者さんがそんなことを云うのかどうかは知らないわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 24 septembre 2018
Mettre (ou tirer) dans le milleは「目的を達成する、ぴったり合う」という意味の成句だけど、どうしてそういう意味になるかというと、このle milleが射的の的の中心のいちばん得点が高いところ、1000点を意味しているからなのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 25 septembre 2018
PMAはprocréation médicalement assistéeで、人工授精などの「生殖補助医療」のことよ。これに対してGPAはgestation pour autruiで、「代理母出産」のことね。家族形態が変化したので、これらの医療についての議論が盛んになっているわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 26 septembre 2018
人について「感受性が強い」という意味で使う形容詞はsensibleで、émotifはどちらかというとネガティヴな使い方をする形容詞で「情緒不安定の」に近い場合があるわよ。些細と思われるような出来事にでも強い心理的な影響を受けてしまい、それを表に出す人がémotifね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 27 septembre 2018
「率直な」を意味する形容詞francの語源はゲルマン民族のフランク族よ。「フランク族の」の意味の形容詞の男性形は同形のfrancだけど、女性形は「率直な」はfranche、「フランク族の」はfranqueね。フランスの国名もこれと語源を同じくします。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 28 septembre 2018
Voie de faitは法律用語で「暴力行為」を意味するわよ。個々の単語の意味をどう組み合わせてもどうしてこの意味になるのかよくわからないけれども、暴力行為は法的手段に訴える「道」を開く行為であるという発想に基づくもののようね。新訳を発明しないようにちゃんと辞書を引きましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 29 septembre 2018
フランスのテレビやラジオの番組では、ゲストの名前の読み方が話す人によって違って、それを誰も問題にしないことがよくあるわね。だいたいは本人が望む読み方が存在するけど、これも親戚や親子によってすら違う場合があるので、「この名前はこう読むのが正しい」と断言できないことがあるわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 30 septembre 2018
【今週の一曲】Christine & the Queens – La marcheuse (2018) https://t.co/NH783CrJ7D
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 24 septembre 2018
Louis Arlette – À notre gloire (2017) https://t.co/N0MAukUTP1 エールのエンジニアだった人。イントロのシンセベースがクラフトヴェルク風で、またニューウェイヴリヴァイヴァルかと思わせるが、本体は微熱を帯びたロック。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 24 septembre 2018
Naya – Girl on the Moon (2018) https://t.co/iPoyvYovLV The Voice Kidsの出身だそうだが、それほど悪くない。生ギターを効果的に使ったエレクトロポップ。声がローラ・ギブソン風。この歌はもともと英語だが、これはフランス語版。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 25 septembre 2018
Frànçois Atlas & the Atlas Mountains – À une passante (2018) https://t.co/67tWFCkw7S ボードレールの詩を題材にした8曲入りのアルバム『悪の華』から「通りすがりの女に」。一聴の価値ありですよ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 26 septembre 2018
Terrenoire – Allons là-bas (2018) https://t.co/sZlQVsJmza テールノワールは造語ではなく、サンテティエンヌの地区名で、これはサンテティエンヌ出身の兄弟デュオ。フランスの新しいアーバンミュージックの中でも特に強烈な個性だ。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 27 septembre 2018
Maya – Lait de coco (1987) https://t.co/eLjogw5WVh 目を閉じて聴くとバブル期のカフェバーみたいな雰囲気の音楽だが(超適当)、キッチュなヴィジュアルの印象が強烈。このアーティストはたぶんこのシングル一枚しか出していない。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 28 septembre 2018
Caballero & JeanJass – A2 (2018) https://t.co/ExoJiTg4qg カバリェロ&ジャンジャスはラッパー二人が組んだプロジェクト。ダムソー、ロメオエルヴィスらと共にベルギーのラップの新風を代表する。スムーズなサウンドが心地よい。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 29 septembre 2018
Jean-Louis Murat – Hold Up (2018) https://t.co/kAkY71DkYG 精力的な音楽活動を続けるジャンルイ・ミュラの2018年作アルバムIl Franceseから。前作にも参加していた女性歌手モルガーヌ・アンボーとのデュエット。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 30 septembre 2018