CNRSの略称で知られるle Centre national de la recherche scientifique(フランス国立科学研究センター)の名前においてCentreの頭文字だけが大文字になるように、フランス語では英語と違って大文字の頭文字を多用しないのが普通よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 1 octobre 2018
Clichéという単語は「紋切り型」の意味で覚えているだろうけど、「写真」の意味でもよく使うことに気をつけましょう。もともとは印刷用語で、活字を組んだページの意味だったの。ここから「写真のネガ」に意味が移り、同じものを大量にコピーできることから「紋切り型」の意味が生まれたのね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 2 octobre 2018
Çaはcelaのくだけた形として話しことばで非常に頻繁に用いるけど、基本的に書きことばになじまない単語よ。書きことばの会話文ではない地の文では絶対にçaが出てこないというわけではないけど、私信以外ではできるだけ使用を避けた方がいいわね。Le çaは精神分析用語の「エス」よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 3 octobre 2018
フランスでは革命期にできたprénomに関する法律が、暦にある名前と歴史上の人物の名前しかつけてはいけないという制限を設けていたけど、1966年の法律がこの条件を緩和し、何度かの法改正を経て、子供の利益に反する場合などを除いてはどのようなprénomをつけてもいいことになったわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 4 octobre 2018
地震のマグニチュードはフランス語でもmagnitudeだけど、フランスの報道では慣習上échelle de Richterということばを用いるわよ。「マグニチュード7の地震」はun séisme de 7 sur l'échelle de Richterと呼ばれるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 5 octobre 2018
À fondは会話でとてもよく使う表現で、程度が甚だしいことを意味するわよ。Il écoute la musique à fondは「彼は音楽をガンガン大音量で聴く」という意味。Rouler à fondは自動車を高速でぶっ飛ばす感じね。ガチな感じがする表現です。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 6 octobre 2018
【私が好きな仏単語】Paludisme 「マラリア」(n. m.)>Malariaという単語もないわけではないが、普通に使われるのはpaludismeの方。Palud(Dは発音しない)は「沼地」を意味する古い単語。Paludismeはしばしばpaluと略される。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 7 octobre 2018
【今週の一曲】Alain Bashung – Immortels (2018) https://t.co/qKjCO2Z26Y
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 1 octobre 2018
Thibault Cauvin – Cap Ferret – Flots de l'âme (2018) https://t.co/GC6uklUddU 1984年生まれのチボー・コーヴァンは十代の頃に音楽賞を総なめにした天才ギタリスト。これはマチユ・シェディッドとの共演曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 1 octobre 2018
Christophe Laurent – Nuits brésiliennes https://t.co/9UWKESkyfN この歌手の唯一のヒット曲。1985年発売だが、これは1987年のテレビ映像。「パリの真ん中のブラジルの夜」というよくわからない歌詞で、カフェバーの雰囲気。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 2 octobre 2018
O – À terre (2018) https://t.co/VoAKjtC8YR シド・マターズのメンバー、オリヴィエ・マルグリのソロプロジェクトOの3曲入りEP、Attentionから。最近フランスで流行の80年代風サウンドとは似て非なる上質のポップス。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 3 octobre 2018
Fred Nevché – L'océan (2018) https://t.co/Y4dM4lgpxQ フレッド・ネヴシェは1973年マルセイユ生まれのスラマーで、これは2018年発表の4枚目のアルバムの収録曲。スラムの中でもひときわ詩的な印象が強い内省的な雰囲気の音楽だ。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 4 octobre 2018
Garou – Seul (2000) https://t.co/N5x544SO2Y 1998年のミュージカル『ノートルダム・ド・パリ』のカジモド役で有名になったガルーの最初のソロヒット曲。「ケベックの歌手は怒鳴るように歌う」という偏見を生み出すのに大きく貢献した。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 5 octobre 2018
Nazca – Loups (2018) https://t.co/r7sR5GAkKS ナスカはリヨンの男二人女二人の四人組。基本的にはウクレレやカホーンなどを使ったフォークロックだが、この曲は森に分け入ったような神秘的な雰囲気。英語の歌が多いが、これはフランス語。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 6 octobre 2018
Charles Aznavour – For me, formidable https://t.co/AAAFDy7dp5 英語とフランス語を行き来することば遊びが楽しい歌詞のジャジーでおしゃれな歌。アズナヴールの代表曲のひとつ。1964年のスイスのテレビの映像。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 7 octobre 2018