オセアニアにあるフランス領のニューカレドニア(la Nouvelle-Calédonie)の住民はNéo-Calédonienだけど、メラネシア系の先住民族はKanakと呼ばれるわ(古いつづりではCanaque)。独立派の住民はこの地のことをKanakyと呼んでいるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 5 novembre 2018
Teddy Rinerというグアドループ出身の柔道家がいるけど、この苗字はどこから来たのかしら。どうやらこれはアルザス系の苗字で、19世紀の入植者の名前が広まったらしいわ。読み方は[ʀinœːʀ]と読む人もいるけど(たまに[ʀajnœːʀ])、[ʀinɛːʀ]でよさそうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 6 novembre 2018
Je suis japonaisとJe suis Japonaisは両方正しいけど、前者は形容詞で後者は名詞よ。また、J'aime le françaisは「私はフランス語が好きだ」、J'aime le Françaisは「私はそのフランス人が好きだ」という意味になるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 7 novembre 2018
「不信任案」のことをmotion de censureというわね。Censureは「検閲」の意味でよく使う単語だけど、motionはこの「不信任案」の用例が多いわね。「可決する」、「否決する」についてはそれぞれadopterとrejeterという動詞を使います。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 8 novembre 2018
語尾が-eurの名詞・形容詞のうち、enchanteur, pécheur, vengeurの三語は女性形の語尾が-eresseになるわよ(enchanteresse)。この語尾は古い形が残存したもので、これ以外の場合は-euseになることが多いわね(chanteuse)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 9 novembre 2018
Interruption volontaire de grossesse(略称IVG)はフランスでは1975年にシモーヌ・ヴェイユの尽力によって合法化されたわ。日本語では「人工妊娠中絶」というけれど、フランス語のvolontaireは意志による中絶であることをいっているわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 10 novembre 2018
【私が好きな仏単語】Kleptomanie 「窃盗癖」(n. f.)>Cleptomanieとも。窃盗癖を一種の病理と考えた呼び名。「窃盗常習者」はkleptomaneあるいはcleptomane。Kを使ったつづりの方が出現頻度が高い。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 11 novembre 2018
【今週の一曲】Ben Mazué et Pomme – J'attends (2018) https://t.co/WMz603vGQH
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 5 novembre 2018
Kery James – J'rap encore (2018) https://t.co/VeLtDQTye4 1977年グアドループ生まれのハイチ系ラッパー、ケリー・ジェームスはフランスの政治的ラップを代表する存在。この曲ではラッパーとしての闘争を続けようという決意を語っている。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 5 novembre 2018
Ycare – À qui la faute (2018) https://t.co/8tJWeC4hbq イカールはセネガル出身のレバノン系フランス人歌手。2008年にテレビのオーディション番組からデビューして、地道に活動を続けている。これは5枚目のアルバム収録のホシとのデュエット。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 6 novembre 2018
Vendredi sur mer – Écoute, chérie (2018) https://t.co/ozR6F2FrfH ヴァンドルディ・スュル・メールはスイス人のシャルリーヌ・ミニョのプロジェクト。独自の美学をもったトークオーヴァースタイルの歌を歌う。写真家でもある。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 7 novembre 2018
LEM – Le modèle (2018) https://t.co/sbneqtlL0m LEMはベルギーで80年代から活動するミュージシャン、ニコラ・エクラを中心とする3人組。これはクラフトヴェルクの「モデル」のポストパンク的解釈のフランス語カヴァー。メロディーが違う。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 8 novembre 2018
Les Vengeurs masqués of Paris – Crêpes Suzette (1987) https://t.co/3dseE60PTw フランスにラップが定着する前にいくつかおふざけラップの泡沫ヒット曲があったが、これはその一つ。シングル一枚だけのアーティスト。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 9 novembre 2018
Hollydays – Hollywood Bizarre (2018) https://t.co/09qoxljlQu エレクトロポップ男女デュオのホリデーズはハリウッドへのオマージュとしてグループ名をHollydaysとつづっている。待望のデビューアルバムのタイトル曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 10 novembre 2018
Dominique Grange – Dégage ! Dégage ! Dégage ! (2012) https://t.co/bbg3qydtgA 1968年5月革命を代表する歌手であるドミニク・グランジュが、2012年の大統領選で極左候補のメランションを支持して歌った歌。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 11 novembre 2018