Noël(クリスマス)は男性名詞だけど頭文字が大文字で普通冠詞がつかないわよ。ラテン語で「出生日」はnatalis diesで、このNoëlはこのnatalisから来ています。母音が変わったのは離隔異化ね。Réveillonはクリスマスイヴと大晦日の両方に使う単語よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 24 décembre 2018
ヨハネ福音書の冒頭のことば「はじめにことばありき」はフランス語でAu commencement était le Verbeで、Verbeの頭文字は通常大文字になるわよ。プロテスタント訳ではle Verbeの代わりにla Paroleが用いられます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 25 décembre 2018
Il a raison de le faireは「彼がそうするのは正しい」という意味だけど、Il a eu raison de toutes les difficultésは「彼はあらゆる困難に打ち勝った」という意味よ。Deが人や物を伴う場合は「打ち勝つ」という意味になるの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 26 décembre 2018
国家公安上の監視対象者リストのことをfiche Sといい、このリストに名前がある者のことをfiché Sというわね。このSはsûreté de l’Étatの頭文字よ。テロリストに関する報道が多いのでfiché Sをよく耳にするけど、S以外にもさまざまなficheがあるのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 27 décembre 2018
« Votre mari n’est pas là, madame Eiffel ? » « Non, il est allé faire une tour. » フレデリック・ダールの駄洒落(faire un tourは「散歩する」だが、une tourだと「塔をつくる」)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 28 décembre 2018
マクロン大統領にとって、問題が多い元側近のベナラはsparadrapになっているとニュースで云っていたわ。Sparadrapは「バンドエイド」のことだけど、「くっついて離れない目障りなもの」の意味で使われているようね。たぶん元ネタはタンタンのハドック船長のランニングギャグよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 29 décembre 2018
外来語の略語には原語の意味を無視した適当なものがあって、たとえばsnowやskateはそれぞれsnowboardとskateboardの略語よ(両方とも男性名詞)。Skateboardを略さないときの発音は[skɛtbɔʀd]で、決して[skatəboaːʀ]ではないわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 30 décembre 2018
【今週の一曲】Les Fatals Picards feat. Lio – Banana Split (2018) https://t.co/da7n0ef7Kh
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 24 décembre 2018
Jazzy Bazz – Leticia (2018) https://t.co/uYuV5jx9Mb ジャジー・バズは1989年生まれのパリ19区出身のラッパー。攻撃的なラッパーと一線を画すゆるいスタイルが特徴。これはセカンドアルバムNuit収録のメローな片思いのラヴバラード。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 24 décembre 2018
Anne Léonard – Mon p’tit Q (1977) https://t.co/zYgmRWiPdp Qはcul(お尻)のことだが、下品な言葉なのでつづりを変えている。別にエロチックでも挑発的でもない歌で、どちらかといえば子供が喜びそうな歌。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 25 décembre 2018
Le Grand Orchestre du Splendid – Qu’est-ce qu’on attend pour être heureux ? (1977) https://t.co/tfoBAQOUgl 戦前のユーモラスなジャズの再演。レー・ヴァンチュラの有名曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 26 décembre 2018
ATK – Comme on a dit (2018) https://t.co/5L5J4LyaU5 1998年のアルバムHeptagoneがフランスのラップ史に残る名作と考えられているグループ、ATKの9年ぶりのアルバム、On fait comme on a ditの一曲目。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 27 décembre 2018
Lartiste – Mafiosa feat. Caroliina (2018) https://t.co/wcc0JhDyeB モロッコ出身の人気歌手アルティストとブラジル出身の歌手カロリーナのデュエット曲。歌詞はポルトガル語とフランス語。アフロポップ風のサウンド。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 28 décembre 2018
Camélia Jordana – Daouw (2018) https://t.co/CtUbpuqm6u 以前は「テレビのオーディション番組出身の歌手の中ではよい」という条件つき評価のカメリアジョルダナさんだったが、意欲的な問題作のアルバムLostでこの条件がとれました。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 29 décembre 2018
Nolwenn Leroy – La rua Madureira (2018) https://t.co/BAaSZCnv5k ノルウェンのカヴァーアルバムFolk収録のニノ・フェレール作のボサノヴァ曲。RTLの番組Le Grand Studioのスタジオライヴヴァージョン。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 30 décembre 2018