Tribunalは「裁判所」の意味の男性名詞で、tribuneという女性名詞は「演壇」やスタジアムやアリーナの「観覧席」の意味で使うわよ。このtribuneという単語は、新聞などに掲載されるけれども原則的に編集者の意向が関与していない「寄稿記事」の意味でも使います。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 18 mars 2019
Que nenniは強調した否定の答えで、意味はNonとほぼ同じだけど、少しふざけたような答え方ね。頻繁に二重子音を発音します([kənɛnni])。Nenniはかなり古い単語で、ouiの古い形oïlと対応するものです。Oïlもnenniも後半が人称代名詞ilから来ているのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 19 mars 2019
フランスでは1981年に死刑(peine de mort)が廃止されたわよ。ミッテラン大統領が死刑廃止を大統領選の公約に掲げ、ロベール・バダンテール法相の法案が可決されました。輿論は当初過半数が死刑制度存置に賛成で、この傾向が逆転するには十年以上の時間が必要だったのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 20 mars 2019
「封印」を意味するcachetはいろいろな意味で用いられるわ。「オブラート」、「カプセル剤」の意味から「錠剤」のことも意味するようになり、「薬を飲む」のことをよくprendre un cachetというわよ。アーティストが受け取る「ギャラ」のこともcachetといいます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 21 mars 2019
45回転レコードのことはun disque (tournant à) 45 toursというけれど、省略してun 45 toursということが多いわよ。17センチシングルをスリットに入れて自動再生するポータブルプレイヤーのことはmange-disqueといいました。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 22 mars 2019
特に英米のポピュラー音楽の流行に対してフランスの音楽を保護するために、1986年以来フランスの民間ラジオで放送する音楽の最低40%はフランスの音楽であること、その半分は新作であることが義務づけられているわよ。2016年には同じ曲だけを繰り返してはならないという制限も設けられたわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 23 mars 2019
モリエールの戯曲Le Misanthropeは『人間嫌い』だけど、この「嫌い」を意味する要素mis(o)-はmisogyne(女嫌い)にも見られるわね。このmisogyneという単語に対してmisandre(男嫌い)は使用頻度がずっと低いので、知らない人もいるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 24 mars 2019
【今週の一曲】Clara Luciani – On ne meurt pas d'amour (Souvenir du Japon) (2019) https://t.co/zoGokSkBot
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 18 mars 2019
Bleu Toucan – Le vent se lève (2019) https://t.co/jEbbdpro0W ブルー・トゥーカン(青いオオハシ)はエレクトロポップの男性デュオ。名前の通りどことなくトロピカルな雰囲気。倦怠を感じさせる官能的なサウンド。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 18 mars 2019
Nacash – Elle imagine (1987) https://t.co/of0j1V5Rhn アルジェリア出身の5人兄弟、レ・フレール・ナカッシュのヒット曲。名前の綴りにはぶれがある。オフェリー・ウィンターのヒット曲の共作・プロデュースなどでも知られる。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 19 mars 2019
The Limiñanas – Trois bancs (2018) https://t.co/SL3Fvt9f8b 南仏ペルピニャンの夫婦デュオ、ザ・リミニャナスの2018年のアルバム、Shadow Peopleから。トークオーヴァーヴォーカルの粘っこいサイケデリックロック。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 20 mars 2019
Fayçal – 35 mm (2019) https://t.co/a2sXG0QY7n ファイサル・ブライムはボルドーで活動する1983年生まれのラッパー。知的なリリックで知られる。オクスモ・プッチーノやケリー・ジェームスなどの系譜に連なる良識派。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 21 mars 2019
Antoine Élie – La rose et l'armure (2019) https://t.co/HUn3OV3VnL ルーアン出身の新進シンガーソングライター、アントワーヌ・エリのデビューアルバムLe roi du silence(沈黙の王様)から。素直なフォークロック。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 22 mars 2019
Dame civile – Promesse (2018) https://t.co/tSBdstGgDY ダム・シヴィルはアーバンポップの兄弟デュオ。R&Bサウンドのパッチワークによってこれまでになかった新しい音楽ができあがったような感じの実験的なポップスである。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 23 mars 2019
Charlélie Couture – Seul et unique (2019) https://t.co/55utr7t5lH 1956年生まれの歌手シャルレリー・クチュールは作家、画家、写真家としても活動する大変に多作なアーティスト。年季が入ったフランス流アメリカーナ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 24 mars 2019