Anthologieは「傑作集」でmorceau d'anthologieは傑作集に選ぶべき作品のことだけど、このd'anthologieということばはスポーツジャーナリストが好んで使うわね。たとえばun but d'anthologieは「記録に残すべき見事なゴール」のことよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 25 mars 2019
Épicurienという単語は古代ギリシアの哲学者エピクロスの哲学を奉じる人の意味で、「快楽主義者」の意味で使うのは不適切だとよく云われるわね。エピクロスの哲学はむしろ「足ることを知る」に近い考え方だからね。「快楽主義者」でよく使われるフランス語の単語はhédonisteよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 26 mars 2019
あなたは「モンブラン」(山の名前)を何も見ないでフランス語で書けるかしら。正解はle mont Blancよ。フランス語の固有名詞の書き方は難しいけど、一つの原則は「意味が変わらない普通名詞は頭文字が小文字」ということ。この場合montは「山」という意味が変わっていないわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 27 mars 2019
Rôle de compositionは、いつもその俳優が演じているのと違うタイプの役で、役づくりを必要とする難しい役のことをいうわよ。「似合わない役」、「意外な役」を意味するcontre-emploiと似たような意味の表現ね。「あたり役」はrôle à succèsね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 28 mars 2019
「菜食主義者」のことをvégétarienといい、乳や卵由来の食品も食べない菜食主義者はvégétalienというけど、最近は英語由来のveganもフランスでよく用いられるようになっているわね。フランス語化した綴りはvéganeです。戦闘的なイメージが強いわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 29 mars 2019
Portiqueは見た目が女性名詞のようだけど、「ポルチコ」のことだと考えると男性名詞だとわかるわね。「ガントリー」の意味でもよく使われる単語よ。他にcantique、lexique、moustique、panégyrique、tropiqueなどの単語も男性名詞よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 30 mars 2019
Mourirは人間や動物の死、さらに比喩的な意味でも使うけど、décéderは人間の死についてだけ使うわよ。Décéderは行政用語として使うだけでなくmourirの直接的な響きを避けるためにも使うの。N'être plus de ce mondeなどの表現も覚えておきましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 31 mars 2019
【今週の一曲】Ataraxie – People Swarming, Evil Ruling (2019) https://t.co/SQ0HsRg7Tb (英語)
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 25 mars 2019
P.r2b – Océan forever (2018) https://t.co/MXwyDdaFKh P.r2bはポーリーヌ・ランボー・ド・バラロンという女性ミュージシャンのアーティスト名で頭文字をとったもの。ローファイのエレクトロポップ。今後注目が必要なアーティスト。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 25 mars 2019
Mara Tremblay – Le bateau (1999) https://t.co/VjIiy3AoCQ マラ・トランブレーは1969年生まれのケベックの歌手で、フランス語圏カナダを代表する歌手の一人。この曲は1999年のデビューアルバム収録のカントリータッチの曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 26 mars 2019
Malik Djoudi – Tempérament (2019) https://t.co/6FEGmXSt6W フランスの新しいシンセポップの代表的ミュージシャン、ポワチエ出身のマリック・ジュディのセカンドアルバムTempéraments(アルバムタイトルは複数形)から。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 27 mars 2019
Bruit noir – Le succès (2019) https://t.co/4qmdtPKUQh 知る人ぞ知るロックグループ、マンデルソンの中心人物パスカル・ブアジズのサイドプロジェクト、ブリュイ・ノワールのセカンドアルバムの冒頭曲。ブラックユーモアが楽しい。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 28 mars 2019
Melgroove – Apoca arrive (1998) https://t.co/CUalwHD9ml ラッパーのパッシーのいとこのンパッシーがメンバーだったR&Bグループのメルグルーヴ。フランスR&Bというジャンルが認知され始めた時期の作品だが、あまりヒットしなかった。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 29 mars 2019
Abd al Malik – La vida negra (Aquarius) (2019) https://t.co/l60GOv4NG1 ラッパー、アブダルマリックのオルセー美術館後援のプロジェクト、『剣をもった黒人の少年』(19世紀のフランス人画家シャヴァンヌの絵の題名)から。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 30 mars 2019
Johnny Hallyday – Noir, c'est noir (1966) https://t.co/XSEc62llGA スペインのロス・ブラボースのヒット曲Black Is Blackのフランス語カヴァー。ジョニーの自殺未遂事件の直後に発売されて大ヒットになった。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 31 mars 2019