19世紀のロマン主義以後の世界でpassions(情熱)は肯定的な意味で理解されるけど、それ以前の近世では制御しがたい情念であるpassionsは否定的に捉えられることが多かったわ。これは受け身のpassifと通じる単語で、神学用語でPassionは「受難」を意味するわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 8 avril 2019
C'est de ce livre dont je parlaisは間違いで、この場合はC'est de ce livre que je parlaisと云うべきよ。Deの要素が重複したらだめなの。C'est ce livre dont je parlaisはありえます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 9 avril 2019
ちょっとフランス語を勉強すると、レストラン(restaurant)という単語がrestaurerという動詞から来ていることに気がつくわね。「復元する」という意味だけど、「食料を提供することで体力を回復させる」という発想が元になっているの。Restaurationは「外食産業」よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 10 avril 2019
フランスから見た外国を示す副詞にoutre-Atlantique(アメリカで)、outre-Manche(イギリスで)、outre-Rhin(ドイツで)などがあるわよ。それぞれ太平洋、英仏海峡、ライン川の向こう側という意味(Cf.「アルプスの向こうの(transalpin)」)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 11 avril 2019
「筋力トレーニング」はmusculation、略してmuscuよ。「腹筋」は(muscles) abdominaux(複数形)で、「腹筋運動」にもこの単語を使うけど、この意味での略語はabdosね。「腕立て伏せ」はpompes、「懸垂」はtractionというわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 12 avril 2019
ペタンク(pétanque)はよくjeu de boulesという総称で呼ばれるわよ。ペタンク場はboulodromeです。ペタンク競技者(bouliste)の決まり文句にtu tires ou tu pointes ?があるけど、「当てていくか、近づけていくか」ということね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 13 avril 2019
現代フランス社会を理解する上で、intégrationとassimilationは絶対に区別しなければならないものよ。後者は移民などがフランス人に「同化」することで、これを求めるべきではないけれど、前者は移民などが社会で問題なく生活していくことで、肯定的に語られるものです。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 14 avril 2019
【今週の一曲】La Maison Tellier – Chinatown (2019) https://t.co/c7eEqQJurA
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 8 avril 2019
Guizmo – Gentleman (2019) https://t.co/7dII4K7r9A 1991年生まれのラッパー、ギズモはネクフー、ジャジー・バズなどを擁するラップグループ、ラントゥーラージュの元メンバー。ノスタルジーすら感じさせる90年代風スタイルの曲だが悪くない。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 8 avril 2019
Vibe – No blaggadda (1999) https://t.co/gi5vj8BEcd ヴァイブことパスカル・ガシオンは1999年にこの曲をヒットさせたが、今や忘れられたフランス人R&B歌手。題名はブラックストリートのNo Diggityのもじり。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 9 avril 2019
Michel Cloup Duo – Gagnants (2019) https://t.co/RQcvXRkm29 90年代の名ロックバンド、ディアボロガムの元メンバーのミシェル・クルーがドラマーと組んだデュオの4作目から。これは普段よりも親しみやすくてポップな曲だ。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 10 avril 2019
Les Yeux d'la tête – Un peu trop (2019) https://t.co/7ArYd2GIRq レジユ・ドラ・テットはサックス、アコーディオン、コントラバスを含む六人組。レゾーグル・ド・バルバックなどに通じるフランスの大衆音楽の伝統を引き継いだ音楽。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 11 avril 2019
André Claveau – Domino https://t.co/Gxc8uBuXgJ フランス人クルーナー、アンドレ・クラヴォー(1911-2003)の1950年のヒット曲だが、これは1965年のテレビ映像。ペギー葉山は1952年にこの歌のカヴァーでデビューした。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 12 avril 2019
Pleymo – New Wave https://t.co/uuPMPx2Mxa 2007年から十年間活動を休止していたニューメタルバンド、プレーモの復活後の2018年のライヴ。2002年発表のセカンドアルバム収録の代表曲。2018年にはベストアルバムも発表している。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 13 avril 2019
Baptiste W. Hamon – Mon capitaine (2019) https://t.co/tEpaLWfz7J フランスのアメリカーナを代表するシンガーソングライター、バティスト・W・アモンのセカンドアルバムから、ウィル・オールダム作の曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 14 avril 2019