「電話に出る」ことをdécrocher、「電話を切る」ことをraccrocherというわよ。今でも公衆電話についている受話器をかける「フック」のことをcrochetというけど、それぞれこのフックから受話器をとる、フックに受話器をかける行為のことね。携帯電話でも同じ動詞を使います。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 22 avril 2019
Dontの品詞は関係代名詞だけど、関係節に動詞がない前置詞のような用法も頻繁に耳にするわよ。たとえばJ'ai voyagé dans beaucoup de pays, dont la France(私は数多くの国を旅行したが、その中にフランスもある)のような用法ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 23 avril 2019
大統領選挙はles élections présidentiellesで(普通複数形)、省略するとles présidentiellesよ。欧州議会選挙は省略してles européennesだけど、この場合頭文字が大文字ではないので「ヨーロッパ人女性」ではないことがわかるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 24 avril 2019
Claquer (ou fermer) la porte au nezは「鼻先でドアを閉める」だから「話の途中で追い払う」という意味だけど、raccrocher au nezも「話の途中で乱暴に電話を切る」という意味よ。電話を切られても鼻をぶつけることはないけどね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 25 avril 2019
Flirtは英語から来た単語で発音も英語風に[flœʀt]、動詞flirterの発音も[flœʀte]よ。主に恋愛の一歩手前であるような深い関係に至らない付き合いを意味するけど、定義にplus ou moins chaste(どちらかといえば純潔な関係)とあるのが面白いわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 26 avril 2019
エリート官僚を数多く生み出しているフランス国立行政学院(École nationale d'administration)は略称がENA(エナ)で、この学校の卒業生のことをénarqueというけど、これは「支配」を意味する造語要素-arqueをつけたちょっと皮肉なことばね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 27 avril 2019
Techniqueということばには誤解があって、たとえばréunion techniqueは「技術会議」というよりもプロジェクトの原理にかかわらない細目を話し合う「実務会議」のことね。Technocrateは科学技術系官僚ではなくて、専門の実務を担当するエリート官僚のことよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 28 avril 2019
【今週の一曲】Bagarre – Kabylifornie (2019) https://t.co/iwBkH2O1Gv
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 22 avril 2019
Noëmi Waysfeld & Guillaume de Chassy – Un voyage d'hiver (2018) https://t.co/2l3P7xLl29 東ロシアのイディッシュ系歌手とジャズピアニストによるシューベルトの『冬の旅』を題材にした舞台から。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 22 avril 2019
Simon et les Modanais – Étoile des neiges (1987) https://t.co/75q36Yp2i8 ペリー・コモのFor Ever and Everという歌のフランス語版で、戦後のヒット曲だが、87年にリヴァイヴァルヒットした。しょぼい。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 23 avril 2019
Keren Ann – Jardin d'hiver https://t.co/uvcS6cPpvR 久しぶりにフランス語のアルバムBleueを発表したケレンアンが2000年のデビューアルバム収録曲で、アンリ・サルヴァドールの歌でヒットした出世作を歌う。2019年のスタジオライヴ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 24 avril 2019
Jok'Air – Club des 27 (2019) https://t.co/kBAXnMeF7w 1991年パリ生まれのラッパー、ジョケールのセカンドアルバムJok'Travoltaから。 題名「27クラブ」はジム・モリソンなど27歳で死んだミュージシャンのクラブ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 25 avril 2019
Wyclef Jean – Ne me quitte pas (2017) https://t.co/TrALx9xfCD 元フージーズのハイチ出身のミュージシャン、ワイクレフ・ジャンが歌うジャック・ブレルのNe me quitte pas。どうしてみんなこの歌を歌うんでしょう。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 26 avril 2019
Fishbach & Bachar Mar-Khalifé – Laka (2019) https://t.co/woReQtmwd6 フィッシュバックとバシャール・マールハリフェによるコロンビアの『ナルコス』のテーマ曲のカヴァー。フランス語とアラビア語で歌っている。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 27 avril 2019
Dick Rivers – Nice, baie des Anges (1984) https://t.co/VKTQwU5X5e ディック・リヴァースはフランスのロックンロールのパイオニアの一人で、リーゼントがトレードマークだった。2019年4月24日、74歳の誕生日に亡くなった。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 28 avril 2019