République、royaume、empireなどの単語は後ろに国を示す形容詞(頭文字は小文字)が続く場合は頭文字が大文字になり(la République française)、名詞が続く場合は頭文字が小文字になるわよ(le royaume de Belgique)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 6 mai 2019
Passeという女性名詞は基本単語で、スポーツのボールの「パス」の意味などがあるけど、決まった表現で用いられることが多いわね。Mot de passeは「パスワード」で、être dans une bonne (mauvaise) passeは「順境(苦境)にある」という意味よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 7 mai 2019
A ainsi que Bが「Bと同様にAは」という比較の意味を失ってほぼA et Bと同じ意味で用いられるとき、Aが単数でも複数扱いして動詞を活用させることがあるわよ。Jean ainsi que Pierre n'aiment pas Françoisのような場合ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 8 mai 2019
Adulescentはadulteとadolescentをくっつけたカバン語(mot-valise)で、年齢は大人なのに精神が大人になりきれていない人のことを意味するわよ。新語だけど、2020年のLe Petit Larousseに収録されることになったわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 9 mai 2019
Donner le changeは狩猟から来た表現で、「追われている動物の身代わりを立てて、狩猟者に間違った動物を追わせる」というのがもともとの意味よ。ここから「偽物を本物と信じ込ませる」、さらに「だます」という意味が生じたの。Prendre le changeは「だまされる」。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 10 mai 2019
Lipogrammeはことば遊びの一種で、特定の文字を使わないという制約のもとに書いた文章のことよ。Eを使わずに書いたペレックの小説La Disparitionが有名ね。ペレックにはE以外の母音を使っていない小説Les Revenentesもあるけどこれはあまり有名ではないわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 11 mai 2019
フランスのラジオを深夜に聞いていると、午前零時からBonjourと云うのに気づくわね。Bonjourが「おはようございます」にも「こんにちは」にも対応しない場合があるの。午前一時のことをune heure du matinというように、matinも必ずしも「朝」ではないのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 12 mai 2019
【今週の一曲】Sidilarsen – À vif (2019) https://t.co/fJGywFwMxU
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 6 mai 2019
Johnny Montreuil – So long, taulard (2019) https://t.co/kYC5c2gMsW ダブルベース弾きの「モントルイユのジョニー」を中心にしたグループ。アーティスト名はしょぼいが、西部劇風音楽が楽しい。ツィガーヌ・ロカビリーだそうだ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 6 mai 2019
Svinkels – Réveille le punk (1999) https://t.co/AaBmVXPGmG フランスのビースティ・ボーイズとも呼ばれたスヴィンケルスの「パンク精神を目覚めさせろ」という歌。当時のラップシーンでステュペフリップとともに異彩を放つ存在だった。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 7 mai 2019
Jean-Jacques Goldman – On ira (1997) https://t.co/e9x90EaikJ ジャンジャック・ゴールドマンは2001年以来新作スタジオ・アルバムを出していなくて、今は事実上の引退状態にあるが、相変わらずフランスでは人気がある。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 8 mai 2019
Maravillas de Mali – Rendez-vous chez Fatimata (2018) https://t.co/iDR0MwXhXD マリの独立後ハバナに向かったマリ人が結成したグループの1964年のアフロキューバンのヒット曲の再演。モリ・カンテが参加している。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 9 mai 2019
François Corbier – Le nez de Dorothée (1986) https://t.co/8NQp2KT8et 女性司会者ドロテを題材にしたヒット曲だが、シャルリー・エブドのカビュがイラストを添えてクリップの監督もしている。コルビエは2018年に亡くなった。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 10 mai 2019
Johan Papaconstantino – J'sais pas (2017) https://t.co/W6GM5rmZZ4 ギリシア系のマルセイユ人ジョアン・パパコンスタンティーノは、ギリシアの古いレベーティコ風のエレクトロポップを歌うユニークなアーティスト。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 11 mai 2019
France Gall & Véronique Sanson – La groupie du pianiste https://t.co/OhYH9VUJrq フランス・ギャルとヴェロニク・サンソンの1994年のテレビ番組でのデュエット。二人はこの後に仲違いし、決して和解しなかった。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 12 mai 2019