せんべいを紹介するときにLe senbei est un gâteau saléは問題なく云えるけど、Le senbei est un gâteauと云いきることには何となく抵抗があるわね。どうしてもgâteauとだけ云うと甘い食べ物だと考えられてしまうからなのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 2, 2019
フランス国内の通りや広場などの名前(odonyme)は人名を冠したものが多いけど、トップ3はシャルル・ドゴール、ルイ・パスツール、ヴィクトル・ユゴーだそうよ。4位以下も19~20世紀の人が中心なので、どのように名前が変わってきたのかという問題もまた興味深いわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 3, 2019
フランスでは最近女性が犠牲者になる殺人事件が社会問題になっていて、「女性殺し」を意味する新語féminicideを報道で耳にすることが増えてきたわ。でも「女性」を意味する合成語要素としては普通gyn(o)が用いられるので、gynocideの方がいいのではないかしら。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 4, 2019
フランスには「最高裁判所(Cour suprême)」と呼ばれるものがなくて、Cour de cassation(破棄院)、Conseil d'État(国務院)、Conseil constitutionnel(憲法評議会)の三つが司法の最高審級に当たるとされるわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 5, 2019
フランス語の動詞の活用の中でたとえば単純過去と接続法半過去はあまり使わないけど、使わないとしても「使える」ことに意味があるのよ。他にも前未来や接続法過去など実際にはあまり使わない活用を授業で練習するけど、そういった知識が将来的にあなたのフランス語に厚みを与えることになるの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 6, 2019
北米のロッキー山脈のことをles montagnes Rocheusesあるいはles Rocheusesというわよ。「固有名詞を翻訳するのか!」と思ってしまうけれど、the Rocky MountainsのRockyだけを固有名詞扱いするのももしかしたらおかしいのかも。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 7, 2019
Cordillèreという単語は「山脈」を意味するけれど、スペイン語語源なので主にスペイン語圏の山脈を意味し、特にla cordillère des Andes(アンデス山脈)に使う単語よ。単にles Andesともいうけど、les Indesと聞き間違えないようにしたいわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 8, 2019
【今週の一曲】Pomme – Je sais pas danser (2019) https://t.co/ckysqUvbrp
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 2, 2019
Gemme – Sweet Harmony (2019) https://t.co/ho75WEyxNa アルカ・バルビール、バルバラ・カルロッティ、エロディ・フレジェ、ロアーヌ、ヌビア・エステバンという五人の女性によるプロジェクト。ビラヴィッドのヒット曲のフランス語カヴァー。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 2, 2019
Patricia Lavila – Une petite place dans ton cœur (1973) https://t.co/wc3QgO2pZ7 1957年オラン生まれのパトリシア・ラヴィラは70年代前半にそれなりに人気があったようだ。お行儀がよいポップス。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 3, 2019
Fred Nevché – Valdevaqueros (2018) https://t.co/b2YZ8wck0L フレッド・ネヴシェ(イルリアン)の2018年のアルバムのタイトル曲。この曲の前半は詩的なピアノ弾き語りだが、後半はまるでヴァンゲリスのような響きのシンセ音楽。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 4, 2019
Suzane – SLT (2019) https://t.co/Kr2FAW6GwW スュザーヌ(Nが一つ)は最近フランスで流行のラップを通過したエレクトロポップの女性アーティストの一人。まだフルアルバムを出していないものの人気が高く、数多くのフェスティヴァルに出演している。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 5, 2019
Les Pirates – Comme un fou (1961) https://t.co/rqToSL4PQG フランス最初期のロックンロールバンド、レ・ピラットによる「ブルー・スエード・シューズ」のフランス語カヴァー。短命に終わったグループだが、なかなか激しい演奏で悪くない。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 6, 2019
Mou – Chemise (2018) https://t.co/n3yzUruk5T 「軟弱な男」を名乗るナント在住のエレクトロポップアーティスト。本業はコックさんだそうで、冴えないルックスのおやじだが、カトリーヌと通じる自虐性が感じられる。苦味がある良質のポップスだ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 7, 2019
Alain Souchon – Âme fifties (2019) https://t.co/Piwgq21EYY アラン・スーションのなんと11年ぶりのオリジナルソロアルバムのタイトル曲「50年代の魂」。何の変化もありませんが、ファンは新作が出るだけで満足でしょう。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 8, 2019