プロスポーツ、特にサッカーの世界の選手の「移籍(シーズン)」のことをmercatoというわよ。イタリア語から来た単語だけど、フランス語の新語としては比較的新しく、20世紀末から使われている単語です。メディアの世界での人気司会者などの移籍にもこの単語を使うことがあるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 9, 2019
Elle s'est procuré une voitureという文からse procurerの過去分詞は不変化だと類推するのは間違いよ。もし直接目的補語(COD)が前に出るとla voiture qu'elle s'est procuréeという風にCODと性数が一致するの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 10, 2019
髪の色を示す形容詞の中でauburnは特別で、性数変化しないわよ。英語から取り入れた単語なので、発音も特殊で[obœʀn]になるわよ。Elle est auburnやSes cheveux sont auburnのように、不変化の形容詞なので注意しましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 11, 2019
T euphoniqueは三人称単数の人称代名詞(il、elle、on)の主語と、活用形の語末がeあるいはaの動詞が倒置するときに現れるものだけど(a-t-ilやmange-t-onなど)、例外的にvaincreなどの活用でも現れるわよ(convainc-t-il)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 12, 2019
Franginとfrangineはそれぞれfrèreとsœurに当たる俗語よ。かなりよく使われるので、franginやfrangineを紹介されたときに驚かないようにしましょう。Frérotやsœuretteは弟や妹を親しみを込めて呼ぶことばで、俗語というわけではありません。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 13, 2019
【私が好きな仏単語】Simagrée 「見せかけ」(n. f.)>普通複数形のみで用いる。大げさに悲しんでいる人に「演技はやめろよ」と云いたいときなどに便利なことば(Arrête tes simagrées)。語源不詳の単語だが、猿(singe)と関係あるかも。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 14, 2019
Xénophobieは「外国人嫌い」、「外国人恐怖症」と訳されるけど、これらの訳語は弱すぎるわね。たとえばarachnophobieは蜘蛛を見たら飛び上がり、パニックになって蜘蛛を排除しようとします。-phobieを語尾にもつ単語は強い敵意を前提にして理解した方がいいわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 15, 2019
【今週の一曲】Oxmo Puccino ft. Orelsan – Ma life (2019) https://t.co/lWoHLnypK8
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 9, 2019
Hatik – TVRF (2019) https://t.co/6DZrnJzrVy アティックは1992年生まれイヴリーヌ県出身のラッパーで、「折り畳み椅子」というフリースタイルのラップで注目された。カナルプリュスで放映されるラップをテーマにしたドラマの主演が決まっている。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 9, 2019
Chantal Kelly – Notre prof d'anglais (1966) https://t.co/eEhfgt0pvN シャンタル・ケリーは1950年生まれの歌手で、十代の頃に短い期間だけ歌手として活動した。1981年に別名で再デビューしたが、その後引退した。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 10, 2019
Moriarty – Jimmy (2007) https://t.co/Q0Vl0oaC6G 多方面で活躍するローズマリー・スタンドレーをヴォーカルに擁するフランス随一のオルタナティヴカントリーバンド、モリアーティのファーストアルバム収録の代表曲「ジミー」。(英語)
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 11, 2019
Film noir – La mariée (vague à l'âme) (2019) https://t.co/Ycbdge80Cl フィルム・ノワールは女優・ファッションモデルでもあるジョゼフィーヌ・ド・ラボームを中心にした5人組。ウェスタンっぽいガレージパンク。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 12, 2019
Jean-Baptiste Guégan – Retourner là-bas (2019) https://t.co/9qfFovhazH 2017年に亡くなった大スタージョニー・アリデーの物真似だが、ジョニーロスのファンの支持を受けて何とチャート1位になった(苦笑)。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 13, 2019
After Marianne – Nous ne vieillirons pas ensemble (2018) https://t.co/AUwLIwhcwJ トゥールーズの4人組による鬱病的なドリームポップ。詩人エリュアールのことば「二人が一緒に年を取ることはなくなった」が題名。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 14, 2019
Trust – Les murs finiront par tomber (2019) https://t.co/jsyEOqXYbh 1977年結成の古参ハードロックバンド、トラストの2019年のアルバムFils de lutte(fils de puteとかけてある)から。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 15, 2019